東京電力の賠償額は恐らく兆単位にまで達する。
 枝野はまずは会社で賠償しろと言ってはいるが、実際の所は国有化も避けられないだろう。

 そこで思った。今さらではあるのだが、
 原発事故が起こった時点でなぜ東電株の取引を停止させなかったんだ?
 原発事故が起こった後、少なくとも週明けの14日には何らかの措置はできただろう?

 ちょっとググってみたが監理ポストや整理ポストというのがあるそうで。

 オイラの解釈では監理ポストというのは「株価が乱高下するので気をつけてくださいね」というのを市場に告知するために設けられたもの。原発事故という会社の信用が著しく損なわれる事態が起こった後ではどう考えたってマネーゲームの標的になることは明白。ましてや、電力会社は民間企業が入ってこられないのでほとんど国の会社と言ってもいいのだから、国の財産がむしり取られる、場合によっては外資に会社を乗っ取られることだってあるかもしれない(安く買い叩いて高値で売るとか)。

 不思議だ。