・・・とマスコミは伝えることだろう。

 暫定税率の問題。情報弱者なのでググってみると、ガソリン1リットルにつき本則税率が28.7円、暫定税率が25.1円かかっているとのこと。たまたま見たNEWS23では暫定税率である25.1円を廃して両方とも本則税率とする、とするとのこと。つまり、税金として取られる額は一緒。

 「暫定税率をなくすとか言って、これじゃ詐欺じゃないか!」という声はきっと出てくる。誰が言うかはさておいてw。クルマを持ってないオイラとしちゃどっちに転ぼうが直接的に懐は痛まない。下がるはずであった燃料が下がらないことで物流コストが最終的に商品価格に転嫁される可能性はあるが・・・。

 子供手当ての所得制限と天秤にかけた結果がこうだったのだろう。子供手当てに所得制限をかけたらそれこそ格好の攻撃材料にされてしまうからこれだけは譲れない。子供手当ては直接家計にお金を配る(自民側にしてみれば役に立たないばらまきと言うだろうが)鳩山民主の最大の売りでもあるのだから。

 さて、この「決断」はどっちに転ぶだろうか?
 自民党はどっちに転ぼうが公約違反だと批判するのは既定路線だから別に驚かない。いらつきはするけどw。地球温暖化対策に充てる、環境税に振り替える・・・で国民が果たして納得するか?それをするのが政府の仕事なのだが、相当丁寧な説明をしたとしても反発は免れないだろう。

 鳩さんには腹を括ってもらいたい。一番怖いのはグズグズしているうちに短期的な指標が悪化し「やっぱり鳩じゃ駄目だ!」という空気が蔓延することだ。アソーみたいにズルズル解散を引き延ばしたような優柔不断さは国民が最も忌み嫌うこと。「私が決める」と言った以上は突っ走ってもらいたい。失敗したら選挙で負けるだけのこと。といっても普天間問題は拙速な結論を出さずにじっくり構えてもらいたいが・・・。