Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

パリ滞在記3

2012å¹´05月01æ—¥ | ã®ã‚‚と

3月末のパリでの話の続きを、亀の速度で更新中!

モリアーティの最近の活動など。
モリアーティは、エゴ・ラッピンとのCite Internationaleでのライブが終わると、その週末、パリ郊外で「子供向けコンサート」というのをやってました。
これは、モリアーティのライブにコメディアンが登場し、曲の解説を入れるというものらしく、特に子供向けの歌を歌ったりする訳では無いらしい。けれど今までやってきた様な、精神病院や刑務所など、普通じゃない場所でのライブと同じで、観客を惹き付けて集中させるのにたくさんのエネルギーが必要になり、それが大変でもあり、楽しいからやっぱり続けていきたいんだそう。

ライブとは別に、(以前ニュースブログでもお知らせしましたが)去年の秋にパリで上演した、新譜『失われた部屋』を題材に作られたお芝居 "Memories From The Missing Room"は、約90分に渡るドラマの合間合間に、半円形のステージがぐるっと回転、モリアーティが現れ1曲歌い、また反転してお芝居に戻る、という完全演劇・ライブ一体型の珍しい企画。これが大受けだった為、今度は12月に再度、約3週間に渡る上演を予定しているそう!またパリで話題になりそうです。



さて、エゴは、パリでの初単独(正確にはツーマン)ライブまで、週末をはさみ4日間オフ。思い思いにフランス滞在を満喫されたようでした!
ある日はモリアーティのシャルルの素敵なお家に朝食に招待され、一緒に卵を焼き、手作りフレッシュジュースとおいしいクロワッサンなどをいただいて、パリ~な楽しいひとときを。

そしてエゴ森さんのリクエストもあり(笑)、朝食後には、レユニオン島産の手作りリキュールが登場。モリアーティがレユニオンのフェスに出演した時、そこで出会ったアーティストと1週間ジャムセッションし、別れ際にプレゼントされたという、ラムに色々なスパイスやオレンジを漬けた、とっても美味しそうで強そうな手作りリキュール。(私は打ち合わせがあり、すぐ出てしまったのだが~。)その後しばらく、みんな、まったり、ギターやコラ弾いたり、歌ったりしていたそう。


このシャルルの家が、楽器がたくさんあって素敵なんだなぁ~これが!



「フランスの宝探し業界、No.1会社」社長のシャルルなので、家には謎のスパイ道具らしき物が。これは微量なささやき声でも拡大してくれるアヤしい拡聴器。ほんとにすごい威力でした。*実際、宝探し会社は何社か存在するそうです

他にも、アルチュールのお家でホームパーティをひらいてくれたり、ホント仲良しになってました、エゴとモリアーティは。

料理はほとんど全部アルチュールが作ってくれてました。どれもおいしい、さすがにドヤ顔。



そして、せっかくパリに来たので、連絡を取る事が出来たアーティストの近況について簡単に。

テテですが、相変わらずスレンダーでお洒落で俳優みたいでした。ちょうど新譜のデモを取ってるところだそうで、聞いた人によれば「以前の作品よりも曲にエアーを感じる」雰囲気だとの事。完成がとっても楽しみですねー!


アシャは、オフでナイジェリア、レゴスに帰省中でした。メリッサ・ラヴォーは、ちょうどスタジオで新作レコーディングのまっただ中でした。かなりポップな仕上がりで、とても期待出来る内容だそう!フランスでは10月リリース予定だそうです。

キリエ・クリストマンソンは、ソルボンヌ大学での卒論のテーマでもある12~13世紀の女性吟遊詩人(トルバドール)の、当時の歌詞とメロディを現代の解釈で蘇らせる、というテーマで、レーベルメイトでもあるプロデューサー/チェリスト、ヴァンサン・セガールと新作を作っている最中だそう!それもきっと面白いものになりそうです!


さて、エゴの、Scotch & Sofaというバンドとのライブ。
クラブ・チャイナという、アジアンなエキゾ感溢れるお洒落なクラブで2デイズ。

初日から満員。モリアーティのメンバーの応援もある中、とってもとっても盛り上がりました!

お客さんにはパリ在住の日本人の姿もちらほら見られましたが、フランス人の中にもエゴが大好きでCDをたくさん持ってるという人達もけっこういたんですね。後で知ったのですが、たまたまその中には、私が道ばたで迷い道を訊ねたのがきっかけで知り合った30代くらいの男性もいて(10年近くエゴのファンとは知らず、ライブに誘ったのですが)、その人のやっているブティックに翌日エゴのメンバーも行ったそうで、びっくり。縁ってあるもんだ~。更に、その人達は、東京に出張ついでに、先日の渋谷クアトロのライブにも来てました。

エゴのチャイナ最終日も見たかったけれど、私はいよいよブリュッセルへ移動。
目的は、リハをしている、ジョニー・デップの世界一のお気に入りバンドで、世界一超絶ジプシーバンドで、世界で一番やんちゃなバンド、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスに会う為です。2007年のラ・フォル・ジュルネと京都音博の時の来日以来になります。

つづく。


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