Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

テテ/アシャ終了。次に向けて

2011å¹´10月16æ—¥ | å®‰
アシャと、テテと、キリエの来日による怒濤の2週間が終わりました。
どれもとてもとても良いコンサートになって、みなさまから寄せられた感想のメールやアンケートを読んでニヤニヤしています。
テテのチャリティTシャツも、売り切れになるほど売れてとても嬉しかったです。
一昨日の朝テテを見送るとき、お礼を言っているうちに感極まり、久しぶりに泣きながら見送る事態になりました。
あぁ楽しかったなー


さて、ぼちぼち冬の公演に身を入れなければ。
アイルランド大使館のサポートで、東北公演のためリアム・オ・メンリィが来日することになりました。アヌーナもケルティック・クリスマスの日程を前倒しして、福島と宮城で歌ってきます。
みんなが日本のことをとても想ってくれていて、とてもありがたい。

7月に宮城に帰省したとき、海岸線を10キロほど車でまわってきました。
そのときTVで見た東北楽天の嶋選手のスピーチに共感したので、以下引用します。

「今、仙台の市街地には元の生活、日常が、徐々に戻ってきましたが、まだまだ復興には時間がかかります。スタンドの高いところにいらっしゃる方、バックスクリーン後方、海の方をご覧下さい。ここからわずか数キロしか離れていない 沿岸部では、まだまだ助けを必要としている方々が多くいます。
先日、遠征へ行くために、仙台空港へ向かう途中、青々とした光景が見えました。4月7日に僕たちが初めて仙台に戻ってきた時に比べると、一見明るい景色に見えましたが、よく見るとそれは田んぼや畑に無造作に広がっている雑草でした。それが意味する事を考えると、やり切れない気持ちになりました。」

震災前は家や商店、田んぼや畑があった場所が、今は雑草に覆われただだっ広い平野になっていて、そこに津波で流されてきた車や農機具、木の根っこなどが点々とちらばっています。
私が走ったのは10キロ程度ですが、同じ風景が青森から茨城くらいまで何百キロも続いているだろうことを思って切なくなりました。福島の立ち入り禁止地域はさらに悲惨な状況なのでしょう。

最近、東日本大震災の報道もめっきり減りました。
それに伴い現地への支援も減っているそうで、もう忘れられていくのかという寂しい気持ちになりつつある東北に「そんなことないよ!思ってくれている人たちがたくさんいるんだよ」というメッセージを伝えられたらと願っています。
以下に嶋選手のスピーチの後半を引用します。野球を「音楽」に置き換えて、12月の東北訪問コンサートを行ないたいと思っています。

「しかし、生かされている僕たちは前を向いて、自分の人生を切り開いていく使命があります。「ヒトの力」はこんなものではないはずです。僕たち野球選手の使命は、野球の魅力や、そこから生まれるドラマを通じて、「ヒトの生きる力」に貢献する事だと思います。ここKスタ宮城の開幕戦で、僕は「誰かのために闘える人間は強い」と言いました。ここにいる選手たちは皆、誰かのために闘っています。
日本中に感動していただけるようなプレー、そしてプレーしている僕たちも感動できるような戦いを後半戦繰り広げていきます。一緒に感動を分かちあい、熱くなり、「ヒトの力」を信じて、明日からまた一緒に前を向いて歩いていきましょう。きっと、できるはずです。」



写真は山口洋さんが撮影された福島県相馬市の海岸近く。この写真を「リアム・オ・メンリィ×山口洋」のチラシにも使用させていただきました。

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