Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

知らなくて良かったかどうかわかりません

2009å¹´09月29æ—¥ | é´¨æ±
某日ステージセットとして恵比寿にあるHEAVEN'Sというカフェから油絵を借りてきました。大阪在住のドミニク・ルトランジェ(仏)という絵描きさんの作品なのですが、ちょうどフランス人アーティストのコンサートでイメージにピッタリだったので、お願いしこれを借り受けました。

お花やワインボトルなどが、大胆な筆致と濃厚な色彩で描かれた絵画はどれも一辺が1メートル以上もあり、素人目にも「これらはそこそこ価値のあるものであろう、ふふ」と慎重にプチプチで絵を梱包し、でも所詮プチプチでくるんでガムテープで留めただけなのですが、こんなもんでいいのか、でもこれ以上しゃあないねと自問自答しつつこれまた借りて来たニッサン・キャラバン(白)に積み込みました。

ライヴも盛況に終わり、照明も案配良くステージセットも非常に好評だったので、一同よかったねよかったねということになったのですが、退館に際して、運搬車に積み込めるだけ積み込むのを美学とする輩もおり、これを厳しく指導し、後部座席の一人が絵を支えつつ慎重に持ち帰りました。実際あまりに気をつかうので、深夜そのまま返却しようと目論みましたが、もちろん断られました。

さて、翌日の返却時、ふと「これって1枚おいくらぐらいするんですか?小ぶりなのが一枚ぐらい家にあったら洒落てますね」と軽やかに聞いてみたところ「大きいので100万、小さいので50万ぐらいかな」とのこと。
あひゃ~ん、大小7枚も借りたので、アバウト500万円はしたと想像できます。
先に言ってほしかった。何事も無くて本当に良かった。お礼は焼菓子でよかったんだろうか。
ええ、二度とお借りしません。
ありがとう。

トーク・ショー「ジャンゴ・ラインハルトとそのフォロワーたち」

2009å¹´09月15æ—¥ | P太郎
9/13(日)夕方から、渋谷の飲み屋Li-Poで「ジャンゴ・ラインハルトとそのフォロワーたち」を開催しました。
おかげさまで、満員になりました。来ていただきました皆さん、長い時間、お疲れさまでした。ありがとうございました。

今回話し手に、音楽評論家の北中正和さんと、日本ジャンゴ・ラインハルト研究会の伊東伸威さんをお招きしましたが、お二人によるジャンゴの魅力の分析はさすがでした。一言でマヌーシュ・スウィングと言っても、ジプシー音楽、クラシック、伝統音楽、ミュゼット、シャンソン、ジャズやいろいろな音楽が融合されているというのを、分かりやすく説明してくれて、ジャンゴの偉大さと素晴らしさををあらためて認識させられました。

ジャンゴがマヌーシュ・スウィングのスタイルを完成するまでの過程の話や、マヌーシュ・スウィング以前のジャンゴの貴重な音源も聴けたり、伊東さん選曲による時期ごとのジャンゴの名曲解説など、僕にとっては、「へえ~」の連続で本当に面白かったです。

2部は、現在活躍するマヌーシュ・スウィングのアーティストを映像で紹介しました。「アンジェロ・ドゥバール&リュドヴィック・ベイエ」の映像をかけましたが、彼らはかなりの凄腕ミュージシャンですよ。CDは丁寧に録音されていますが、DVDの映像を観る限り、ライヴは演奏は全然違いました。アンジェロもリュドヴィックも、ワイルドな演奏と速弾きを聴かせてくれる超テクニシャンでした。

いよいよ来週、「アンジェロ・ドゥバール&リュドヴィック・ベイエ」が「サンセヴェリーノ」と共に来日!彼らのライヴ、ご期待下さい!!

政権交代

2009å¹´09月10æ—¥ | Pagy
先の衆議院選挙で民主党が圧勝してついに政権交代が実現し、鳩山政権が誕生することになった。
自民党は1955年の結党以来、93年の細川政権を除き50年以上ほぼ政権を独占してきた。
それが先日の選挙で大敗し下野する。
国民の多くが自民党にNOを突きつけたのだ。
今の自民党を見ているともう壊死状態で、もしかすると解党するのではないか。
それくらい危機的な状況だ。
もしも本当に解党して自民党が消滅ということになれば、節操のない自民党議員たちがこぞって民主党に合流するのではないか。
そうなるとさらに民主党は超巨大なごった煮となり、政権与党という自由を傘にいつのまにか名称にも自由をつけて自由民主党にしてしまうのではないか。
何だかそんな想像さえしてしまう。
かつて小沢一郎率いる自由党が民主党に合流したときも、それって自由民主党ではないかとツッコミを入れたくなったものだ。
そんなことにならないように鳩山さんにはきっちりとリーダーシップを発揮して日本の舵取りをしっかりとやってもらいたい。
そして自民党は尊大で狡猾な老獪議員たちを引退させて、リベラルな中堅若手を中心に大手術をして立て直してほしい。
やはり力の拮抗した二大政党になるのが健全な気がする。
一つの党があまりにも巨大になるのは絶対によくない。
それから他の野党もしっかりと主張し噛みついて欲しい。
建設的な野党も絶対に必要だ。
今回の衆院選で政治に関心を持った若者も多いのではないか。
来年1月に二十歳になる我が家の愚息も、今回の選挙は投票したかったと言っていた。
そうやって国民の関心が集まればきっと政治もいい方向に行くに違いない。
その国の政治はその国の国民レベルとイコールだから。
日本の民主主義の質が問われている。

銀座で、せんねん灸とスポーツ吹き矢

2009å¹´09月09æ—¥ | ã®ã‚‚と
先日、銀座でお灸教室とスポーツ吹き矢を体験させてもらう機会があった。
お灸といえば、本来「お仕置き」と意味がイコールの「ちょっとヘビーなフィジカル的罰」のイメージ。実際、社内で最も長い勤続年数を誇り、今は2人の子供のいるOさんなどは、子供の頃おばあちゃんにもぐさで受けたお灸の跡が、今でも手と足の2ヶ所に残ってたりする。当時子供にとっては、体に良いというより、キツい体験の記憶だろう。

ところが、今回行ったせんねん灸のショールームは銀座にあり、ネイルサロンの様にオッシャレ~できれい、そんな懲罰イメージとは180度違う。お香のように香りも楽しめるライトなタイプや、火を使わないホッカイロの様なお灸、そして本格的もぐさまでと、品揃えも幅広い。
予約すれば、2階の広い座敷の様なスペースで、もぐさ作りや、ツボのとり方体験講座を受ける事も出来る。(料金\2000くらい。)

そこで教えてくれた鍼灸師さんによれば、体のツボとは、誰にいつでもある訳ではなく、体で不調な部分がある時に現れるものであり、たとえば赤ちゃんなんかにはツボは無いそう。しかも、へこんだりくぼみになっているツボには針かお灸が、張っているツボにはマッサージが、それぞれ効果あるそうだ。知らなかった~!
(Oさんの手足のお灸の場所も、なんと肩こり、胃腸、腰などに効くツボにぴったりあっていた。さすがの先人の知恵!!)

ショールームでは、色々なお灸を試し放題なので、お近くに行かれる際は、寄って見る価値ありですよ!
せんねん灸 銀座ショールーム

その後は、スポーツ吹き矢の練習場へ。(せんねん灸から数メートルくらいの距離にある。両者は特に関係は無い。)
吹き矢といえば断然必殺仕事人だし、なんとなく流鏑馬、弓道、なぎなたの様な、伝統的スポーツ(というか武道?)な感じを想像していたところ、協会のパンフレットによれば、「スポーツ吹き矢」は1989年から始まったそう。腹式呼吸と胸式呼吸で健康になる、静かなるスポーツとのこと。

やり方は簡単で、ダーツの様な的に、5-10mの距離から5本の矢を吹いて、当たった位置の合計得点を競う。(矢は軽い。ビニールを直径1-2cmくらいの円柱状に巻いて先端を細いガビョウのようなので補強したもの。)
最初に礼をして筒を上に両手で掲げたりの「形式」があり、それなりに厳かな雰囲気もあると言えばある。きれいな音をたてて矢が的にささるのは気持ちが良い。力が無くてもよいので誰にでも出来て、ほとんど集中力だけが勝負なので、けっこう楽しい。おすすめ。

銀座には4レーンある練習場が2ヶ所あり、お試し体験には、申し込みが必要。初めてだと1,000円です(1時間くらい)。
スポーツ吹き矢協会

東京タワー水族館

2009å¹´09月07æ—¥ | é´¨æ±
十年以上ぶりに東京タワー水族館に行ってきた。

ここの特徴は照明が暗くて怪魚・古代魚が多いところ。
あまりキラキラした魚はいないし、巨大水槽をグルグル泳ぐ寿司ネタもいない。
それどころか空の水槽もあるし、どう見てもプラスチックのヤドカリだけが置かれている一角も...

小さな水槽に魚がぎゅうぎゅう詰めに入っているところなど、水族館というより、熱帯魚屋さんに近い雰囲気。実際、値札が貼ってあったり「非売品」と書かれた水槽もあり、一部購入できる模様。(購入目的の人も入場料がいるのだろうか?)

写真は「アマゾンの人食いなまず・ジャウー」余裕のメーターオーバーでカッコイイ。
他にもピーコックバスや電気ウナギ、ワニガメ、肺魚など男心をくすぐるラインナップに事欠かない。

東京タワーが朝鮮戦争の戦車の残骸で作られた話は有名だが、蝋人形館といい、水族館といいタワー直下は今も怪しい空気が漂っている。

東京で一番好きな水族館だ。