Plankton Staff Diary

先日、背後の本棚から"Viva Zappa"という本が落ちてきた。
敵は背後にいる！

そして、よくよく考えてみると、先週は死ぬほどマズイ焼きそばが社内で振る舞われ、先月は会社の車に轢かれかけた。これら人知の及ばぬ奇怪な事件の続発は、社内侵略を狙う異星人の仕業であると断定し、日夜調査に励む鴨汁隊員。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず！」

今夜も宇宙人達を研究すべくウルトラセブンのDVDを借りてきた。
もちろん監督、実相寺昭雄による名作の誉れ高い第八話「狙われた街」だ。

この話に出てくるメトロン星人は古ぼけたアパートに住んでいる。
そして彼は地球侵略の為の恐るべきプランを持っている。

「地球を壊滅させる為に暴力は必要ない。互いに信頼し合って生きている人間同士の関係を壊すことで人類は自滅する。」

この台詞を言う時、メトロン星人はセブンとちゃぶ台をはさんで座っていたような気がする。
そして最後の戦いのシーンは真っ赤な夕日が恐ろしいほど綺麗だった気がする。

気がするというのは、このDVDを借りて帰ったら、中身が違うウルトラセブンだったからだ。
酔っぱらって借りたとは言え、しかもおしっこがしたくて、家路を急いでいたとはいえ、あんまりだ。
さらにアンヌ隊員も干された時期で殆ど出てこないなんて！（なんで干されていたかは調査中）

テレビでその存在を知り、白髪ネギがあっという間にできる葱カッターを100円ショップで300円で買う。白髪ネギは大好きだったけど、切るのが手間がかかるから、時間の余裕があるときしか作らなかった。この白髪ネギ用の葱カッターは本当に便利。今までの約1/10の時間ぐらいで、面白いように白髪ネギが出来る。先週は昼飯は、豚汁＋大量の白髪ネギ、豚肉炒め＋大量の白髪ネギなど、ほぼ毎日のように白髪ネギを使った料理を作り、白髪ネギを食べまくり。味の濃い料理やコッテリ系した料理との相性は抜群で、あのシャキシャキ感も溜まらない。葱は発汗作用があり、食べると身体が温まるとのこと。寒い冬の風邪予防には、葱は効果抜群らしい。熱を入れ過ぎると葱の香りが飛んでしまい、また歯ごたえもなくなるので、要注意です。

天気のいい休日に、時々カメラをさげて散歩をするのが好きだ。
持って行くのは、たまにデジカメの時もあるがほとんどがフィルムカメラだ。
僕の持っているカメラは古いカメラが多い、金属の質感と精密感がとても好きだからだ。
レチナとかフォクトレンダーとかローライフレックスとか、40～50年くらい前のいわゆるクラシックカメラだ。
昔のカメラなので、自分でピントを合わせ、自分で絞りとシャッタースピードを設定して撮る。
フィルムの装填も手間がかかる。
でもそこがまたとてもいい、たとえれば茶道の所作のようでもある。
一齣一齣フィルムを送り、丁寧に撮る。
これはデジカメとはまったく違うメンタリティーだ。
中でもローライフレックスは二眼レフで、磨りガラスのファインダーに立ち上がる風景が、目の前にある現実とは思えないほど美しく、いつまでも見ていたくなる。
まるでからくり覗き窓のようだ。
レンズもそれぞれに味があり、こっくりとした色合いが出てとても味わい深い。
もちろんモノクロも陰影の立体感がすばらしい。
撮るのはたとえば、古い木造アパートの錆びた階段とか、ビル屋上の給水塔ごしの雲だとか、アスファルトの割れ目から顔を出している雑草とか、ブロック塀にからみつくツタとか、そんなものだ。
このところあまり時間がとれないのだが、カメラを持って散歩をすると目と心が新鮮になるような気がする。
気温はまだまだ低いが、空はだんだんと春の色になってきた。
あとひと月もすればぼちぼち桜の便りも聞けることだろう。
4月4日には上野水上音楽堂で歌と花見の祭典「WATCHING THE SKY '09」も開かれる。
春が待ち遠しい今日この頃である。

先週土曜の夜のこと。11時すぎに帰宅途中、駅からの小さい商店街を歩いていると、目の先を黒っぽい小動物が横切った。
濃い灰色か焦げ茶で、体格は猫よりやや大きめ。目の回りには影のような黒っぽいふちが、ちらり。

あーなんだ、ラスカル～！

違います。
あれはタヌちゃんに間違いない。
いや、神田川のタヌちゃんは昼間のうちに捕獲されているはずだから、別のたぬやんだ。
気付く人も少ないまま、あっという間にマンションの間を車道の方向へ抜けてったが、無事だったろうか。

昔、実家の家の前の山が切り崩されてマンションが立つことになり、朝になると、近くの車道で轢かれた狸が発見される事が何度かあった。そんな時ある夜中、隣の家の入り口で何やら物音がするので、窓から一人こっそり様子を伺うと、たぬきの親子だった。居場所を追われて、餌を求めてやってきたのだろう、気の毒に。狸は昔から日本人になじみの深い存在なのに。

ところでタヌキって、昔よく店の玄関で見掛けた
”おどけた表情・白くて大きいお腹・徳利とワンセット”
のタヌキ像が知られていますが、本物の野生の狸はもう少しスリム。で、どちらかと言うとアライグマ寄りな印象ね。ざっくりと。

と思って改めてラスカルを検索してみたら、実はスリムな風貌でも別に無かった。第一、アライグマは日本にはいないらしいですね。ラスカルは最後森に返されてたけど、ここにいる狸たちは？トトロの森？
伝承によれば、昔からキツネは人に化けるので有名だけれど「狐の七化け狸の八化け」という説があり、タヌキの方が上手で、他に物や建物、妖怪などにも化けられるとか。それで人にいたずらしたり、親切にしたり。今日、街ですれ違う人のうちの誰かはタヌキだったりして。そんな風にたくましくサバイブしてくれたらいいんだけどなぁ。

春一番が吹き荒れ、また花粉症の季節がやってきたかと思うと憂鬱でたまりません。
と言うのはウソプーで鼻炎の僕には全然関係がありません。
というより年中、鼻水を垂らしながら生きてます。Life with 鼻水。

さらに最近は歳なのか何なのか、鼻水に粘りっ気がなく、
気がつくと机の上や電車の床にピロロ～ンと着地ing。
すすれないんです。
そんな時、大人である僕はどんな態度をとればいいのでしょうか？
わからないんです。

そういえばウチの母はしゃべりながら鼻をかんで、そのティッシュでテーブルを拭きます。
しゃべりながら無意識で。
そして目線は相手に向けたまま鼻紙を畳み、しれっとポケットにしまいます。
もちろんしゃべりながら無意識で。
恐らく次回、鼻をかむときはカピカピのそれを広げることでしょう。
無意識でエコ。しゃべりながら。

そんな鴨汁家ですが、今日は娘からチョコをもらって鼻から涙がとまりません。
ありがとね。

映画『アラビアのロレンス』
先日、新宿テアトルタイムズスクウェアで映画『アラビアのロレンス』を観た。この映画は、学生の頃、ビデオで何度も観て、それなりに感動はしたが、今回劇場の大画面で初めて観た印象は、想像を遥かに超える素晴らしさに本当に心の底から感動した。傑作と言われるこの映画の良さが初めて分かった気がした。この映画は、ほとんどが砂漠のシーンだが、それが本当に素晴らしい。今までビデオで観たなんとも思わなかったシーンにうっとりしてしまった。当たり前だが、この映画が作られた当時は、CGがなんてなかった。最近ではどれもＣＧを使いまくっているが、この映画はすべてが本物の砂漠のシーン。また、エキストラも、セットなど、予算のかけ方も半端じゃない。監督の執念を感じた。もしかすると今ではこんなスケールの映画は作れないのかなあと思った。これは、絶対に劇場で観るべき映画だと思う。





【海苔ねぎカツオ】
先日、朝のテレビ番組で知ったレシピを自分なりにアレンジ。
焼き海苔を袋の上から揉んで、もみ海苔にする。
もみ海苔と長ネギんのみじん切りと鰹節と醤油とごま油を混ぜるだけ。
これが最高にご飯に合う。
ご飯がいくらでも食べれる。
酒のつまみにもバッチリ。



ある晩ご飯。
みじん切りにして水にさらしたネギを一本と、納豆1パックを混ぜて食べたら、
翌朝、身体がポカポカだった。

僕はネギが大好物。薬味のネギを食べる。
僕はほとんど風邪をひかないが、その理由がネギをよく食べるからかもしれない。

明日アップしま～す。

.. と言って、ほんとにグルグル具合悪くなって、翌日（昨日）会社を休んだのでした。
吐き気（吐きはしなかったけど）と寒気でたまらず、夜10時半には就寝。翌日も一日寝てました。インフルエンザの予兆だったらヤバいなぁ～一人暮らし！と思いきや、今日になっても熱も出ず、違う様。ヨカッタですねぇ。
原因は、社内スタッフのバースデーケーキ、自分の食べ残しを翌日食したせいでは・・とささやかれております。何か体内タイミング悪かったんでしょう。今日はリハビリで、白湯と、汁物などをちびちび食べ食べ・・
たまにこういう風に絶食する事になると「痩せるし、いいか」という感じもありつつ。

とはいえ、具合が悪くなると毎回思い出すフレーズ。それは、大分昔（10年位か？）に見た清志郎さんの顔がバーン！の「不健康な体で不健康な事が出来るか！！」という車内吊り。全くおっしゃる通りです。
健康維持には、食生活のほか、軽い運動が必須と医者も言ってた。今週こそ、ご無沙汰なヨガのクラスに行こうっと。