Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

Vieilles Charrues Festival

2011å¹´07月21æ—¥ | é´¨æ±
CONGOTRONICS vs ROCKERS 制作担当の鴨汁です。

来週にはやってくる御一行様ですが、彼らはヨーロッパをツアー中にどんどんステージセットを変えており、確認すればするほど変わっていくのでワケが解りません。(ちなみにステージセットは10回変わりました)

昨日フランスのVieilles Charrues Festivalのライヴ映像が届きましたが、Wildbirds & Peacedrumsのマリアムが唄う曲も初めて聞きましたが、知らない人がステージにいます。勘弁してください。

http://www.dailymotion.com/video/xjzc1q_congotronics-live-vieilles-charrues-2011_music

とはいえ、このカオス具合がCONGOTRONICS vs ROCKERSの魅力なので、7/30フジロックと8/1渋谷クアトロでは皆で踊り狂ってくださ~い。

コンゴトロニクスvsロッカーズ、ロンドン公演映像

2011å¹´07月14æ—¥ | P太郎
今週火曜日(7/12)にロンドンの名門ホール、バービカンでコンサートをやったばかり。かなり大評判だったようです。オフィシャルではないですが、YouTubeでロンドン公演の映像がアップされましたので、ご紹介します。

コノノNo.1よりもリズム隊が多くなって、グルーヴがさらに強烈になっています。これはマジで凄いです。壮絶です。
「渋さ知らズ」がミュージシャンを増やして、さらに舞踏やダンサーやバナナやVJなどを加えて「渋さ知らズオーケストラ」になるように、これは「コノノNo.1オーケストラ」「コンゴトロニクス・オーケストラ」とう感じです。



Juana Molina and Congotronics vs Rockers + Stranded Horse @ Barbican, London

NO MORE 自粛

2011å¹´07月07æ—¥ | å®‰

3/11からほぼ毎日飲み歩いた結果、
イイ感じの飲み屋を何軒も開拓し、飲み友達が飛躍的に増えました
被災した宮城の実家はまだまだ大変で鬱なニュースばかりですが、
震災がなかったら出会わなかったであろう現在の交友関係を思うと、
悪いことばかりではないなって感じの今日このごろです

さて、そんな私の飲みルートの中から、渋谷のバー3軒に「コンゴロトニクス」8/1@渋谷クラブクアトロのチケット販売をお願いしました。
MILLIBAR
Bar Blen blen blen
Los Barbados

どのお店も、コノノNo.1を流してくれて、食事やお酒もアフリカ/南米/エスニックと多彩、そして音楽好きの素敵でちょっとマニアックな店主さんばかり。渋谷で飲む際はぜひお立ちよりを。ついでにチケット買ってください





そして、個人的には今週末に開催する宮城応援イベント「MIYAGI AID」を手伝ったりもしています。
宮城の美味しい物(野菜、スイーツ、日本酒など)たくさん出店しますので!ぜひ!土日は銀座に足をお運びくださいよろしくお願いします
7/9(土)、10(日)MIYAGI AID in 銀座
~いぎなりがんばっぺ、宮城~
http://www.t-m-a-p.com/


Pianist

2011å¹´07月01æ—¥ | Pagy

脂気のないパサパサの長髪で、いかにも昔の芸術家風五十がらみの男が電車に乗っていた。

座席に座って左手に持った楽譜をにらみ、右手は指を素早く小刻みに動かしながらシート座面を左右にせわしなく移動させている。

どうやらピアノを弾く仕草のようである。

そして「う~、う~~」とメロディーらしきものを小声でつぶやいている。

 

電車内はそれほど混んではいなかったが、若い女性がその男と少し間を開けて座って雑誌を読んでいた。

女性は、男の手が小刻みに動きながら近づいてくるのに気がつき、ギョッとしてその男をにらみつけた。きっと痴漢ではないかと思ったのに違いない。

男は少しも動じず、ずっと楽譜をにらみながら右手を動かし続けていた。

女性は、とりあえず男が痴漢ではないと確認したのか少し安心した様子であった。

それにしても気味が悪いと思ったのだろう、隣の車両へ移動して行ってしまった。

その後も、駅に止まるごとに何人もの人が車内に入って来ては男の隣に座ろうとして、ギョッとして男の側から離れて行った。

男はまるで意に介さず、同じ動作をずっと繰り返しているのだった。

 

なんという集中力だろう。

もしかしたら高名なピアニストなのだろうか。

彼がにらんでいた楽譜は、年季が入って角がすり切れていた。

よく見ると、右足まで小刻みにダンパーペダルを踏む仕草をしていた。

 

それにしても電車内でこうも集中している人を見たことがない。

最近は若い女性が電車内で一心不乱に化粧をしている姿をよく見かけるが、あれも集中していて周りが気にならないのだろうか。

いや違うな、あれは単にデリカシーが欠如しているだけだろう。

それに較べると、その男の集中度は尋常ではなかった。

もしかしたら演奏会が近いのだろうか、でもその集中力があればきっと大丈夫だろう。

演奏会の成功を陰ながら祈っておりまする。