Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

シェウン・クティに会った!!

2008å¹´07月28æ—¥ | ã®ã‚‚と
こちらイギリス、7/28(月)に明けたばかりの夜中の1時。
Malmesburyという田舎町のCharlton Parkで行われるWomad、最終日のトリを務めたシェウン・クティ+フェラズ・エジプト80を見て来ました。ライブが始まるやいなや、ただただ圧倒され、飲み込まれ、一時も目が離せない。強靭なアンサンブル。しなやかな黒ヒョウみたいなシェウンのダンス。カ~~ッコイイ~!!世界中の何よりも、最強の兵器。それしか言葉が見付かりませんでした。

実は、シェウンのライブは、昨年の10月のWomexのショーケースの後に、数週間前のケベック・サマー・フェスティバルでも少し見れたので、ラッキーな事に今回で3度目。最初のWomexでのライブで、プランクトン社員、一緒に行ったライターのSさん、テレビ局のTさん、全員がぶっとんで、やがてファーストアルバム"Many Things"のリリース権獲得に至った訳ですが、その後シェウンは更に多くのツアーを経て格段に力を増しており、あの若さで貫禄さえ感じさせる、カリスマティックな存在感がビンビンに出てます。

シェウンは、まだ世界が知らない、アフリカに眠る底知れぬパワーを象徴している。そう思います。世界中が見るべき!バンドです。今度日本で会おう!と言って別れて来ました。そう遠く無い日に、来日が実現するといいなあ~。
(ちなみに、シェウンの特集が載っている、今発売中の"Music Magazine"誌を持って行ったところ、石田昌隆氏によるシェウン13歳の時の写真に、本人えらく照れていました。)

初Womadでしたが、シェウンのほかにも、連日豪華なアクト目白押しでした。Sharon Shannon Big Band feat Shane MacGowan, Damien Dempsey & Mundy、Rachid Taha、Shantel & Bucovina Club Orkestar、 Mavis Staples、Mamani Keita and Nicolas Repac、Martha Wainwright、Cara Dillonなどなど・・あとPeter Gabriel のトークショーやフラメンコ、エジプシャン・ダンス、サンバ、ジャンベなどのたくさんのワークショップ・・

連日太陽の下、ライブのはしごで、大忙し!でした。
でも、何より大仕事だったのは、ホテル、会場間の移動。
今回来る前に手配にあまり手が回らなかったため、すごくオーガナイズがいまいちで、googleの地図で3~4マイルだと思いきや、行ってみたら12マイルくらいあって、徒歩じゃ絶対無理の距離。そしてタクシーはあんまり数がいないから、そーとー事前に予約が必要。しかも、夜中は働きたく無いから迷惑!という位の様子なので、帰りの足の確保にいつもヒヤヒヤ。
連日、トリのライブを見終わらないうちに、見渡す限りののキャンピング・テントの通りを抜け、名残惜しく会場を後にする、というトホホなパターン。やっぱりね、キャンプして、それもひっくるめて楽しむのが正しい姿な訳で、そういう意味で、フジロックはとても正しいのだと痛感しましたね。

明日の朝、電車でロンドンに移動します。帰りのフライトがいっぱいだったのをいいことに、ロンドンに1泊してから帰ります。
それにしても、すごく疲れた。もう2時だ・・