劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」感想
冒頭の「眠り姫」劇中劇、765メンバーの活躍のハイライト、合宿での各種イベント。とにかくファンが見たいものを届けてくれている映画だなあと思いました。合宿での春香の笑顔がすごく可愛くて、見ているだけで幸せな気分に。ミリオンライブ勢との絡みも程よい感じで、あくまで765にフィーチャーしつつ、「先輩」としての立場にシフトした彼女たちを描けていたんじゃないでしょうか。
合宿の終盤で突然発表された赤羽根Pのハリウッド研修。プロデューサーの研修ってどういうことするんだろうなぁと思いつつ、突如訪れた別れに動揺するアイドルたち。観たのが卒業シーズンということもあり、自分周辺とも重ねあわせていろいろ思うところがありました。いおりんの「寂しいに決まってるじゃない!」のあたりではグッと来るものが。ふだん素直じゃない伊織が素直に感情を吐露するほどに大きな出来事であるということで。あああいおりんかわいい。
そして中盤以降ではミリオンライブ勢に暗雲が立ち込め始めます。ミリオンライブ勢のキャラクターチョイスについてはパンフレットで「強烈な個性を描写しないとキャラクターとして成立しない子は避けた」という記述がありました。まあぶっちゃけグリマスは(モバマスと比べてしまうと)地味なキャラが多いので、まつり姫とかをチョイスしなければ割と誰でもいけた感はありますね。それでもグリマス勢の中での個々の役割とかを考えると、なんとなくチョイスには納得できました。
グリマスで主役ポジションといえばやはり春日未来が思い浮かびますが、未来は明るいキャラなので、今回のドラマのメインに置くにはたぶん適切ではない。そういう意味では矢吹可奈はフィーチャーするにはぴったりだったのかなと。とはいえグリマス勢の中でも扱いにはだいぶ差があって、一部は空気だったのであくまで765勢メインの中グリマス勢「7人」というのは難しいところですね。
リーダーとしての春香の葛藤と、矢吹可奈の本音を引き出すまでの流れはちと冗長感はあったものの、許容範囲かなと。千早や雪歩の成長も、アニマスからの流れを思い返せばこそ感動モノです。そして劇場版で惚れ直したのはやっぱりいおりん。あくまでサポートに徹しつつ、けれどちゃんと春香を信頼して、適切なタイミングで皆をまとめていくいおりん素晴らしかったですね。アニメではやや不遇感があった伊織ですが、劇場版ではだいぶ優遇されていたなあと。
河原で「自分REST@RT」を口ずさんでいた可奈が、「輝いたステージに立てば」までしか歌えないというのは上手い演出だなあと思いました。ジブリが歌われたのはこのシーンくらいでしたが、「限りなく広いアリーナで歌声が高く遠く響く」シーンを劇場版で見ることができるのはとても嬉しかったですね。
そんな圧巻のライブシーン。1曲まるまるライブというのはやっぱり良いですね。1曲しかなかった物足りなさよりも、とにかくその1曲の完成度に満足できた部分の方が大きい感じです。
「夢をはじめて願って、今日までどのくらい経っただろう」
この歌詞がもう、めちゃくちゃグッと来まして。
自分はPとして(アイマスファンとして)まだまだ歴史が浅いけど、それでもこのアイマスというコンテンツが色々なものを積み重ねてきたからこそこの映画があることはわかります。アイマスそのものについても、今までのものが全部あって今があるという、春香がアリーナで言っていたことがまさにこの歌詞に乗っている。1日ずつの日々のカケラを繋いでいくというこの曲には、「M@STERPIECE」というタイトルが本当にふさわしいなあと。
大満足な映画でした。ファンとして見たかったものを見せてくれた、そんな映画だったと思います。感無量です。
そしてやっぱりこの映画を見ると「M@STERPIECE」をアリーナで聞いてみたい、と強く思ってしまいますね。アイマスSSAライブのチケットは結局取れず諦めていたのですが、何故か2月になって突然一般分が復活するという謎の事態が発生。突然のことで一瞬困惑しましたがサクッと2日目を確保、参戦を決定したのでした! 1日目も行きたかったけどスケジュール的に辛かったので……。てなわけでアイマスSSAの話に続きます!
合宿の終盤で突然発表された赤羽根Pのハリウッド研修。プロデューサーの研修ってどういうことするんだろうなぁと思いつつ、突如訪れた別れに動揺するアイドルたち。観たのが卒業シーズンということもあり、自分周辺とも重ねあわせていろいろ思うところがありました。いおりんの「寂しいに決まってるじゃない!」のあたりではグッと来るものが。ふだん素直じゃない伊織が素直に感情を吐露するほどに大きな出来事であるということで。あああいおりんかわいい。
そして中盤以降ではミリオンライブ勢に暗雲が立ち込め始めます。ミリオンライブ勢のキャラクターチョイスについてはパンフレットで「強烈な個性を描写しないとキャラクターとして成立しない子は避けた」という記述がありました。まあぶっちゃけグリマスは(モバマスと比べてしまうと)地味なキャラが多いので、まつり姫とかをチョイスしなければ割と誰でもいけた感はありますね。それでもグリマス勢の中での個々の役割とかを考えると、なんとなくチョイスには納得できました。
グリマスで主役ポジションといえばやはり春日未来が思い浮かびますが、未来は明るいキャラなので、今回のドラマのメインに置くにはたぶん適切ではない。そういう意味では矢吹可奈はフィーチャーするにはぴったりだったのかなと。とはいえグリマス勢の中でも扱いにはだいぶ差があって、一部は空気だったのであくまで765勢メインの中グリマス勢「7人」というのは難しいところですね。
リーダーとしての春香の葛藤と、矢吹可奈の本音を引き出すまでの流れはちと冗長感はあったものの、許容範囲かなと。千早や雪歩の成長も、アニマスからの流れを思い返せばこそ感動モノです。そして劇場版で惚れ直したのはやっぱりいおりん。あくまでサポートに徹しつつ、けれどちゃんと春香を信頼して、適切なタイミングで皆をまとめていくいおりん素晴らしかったですね。アニメではやや不遇感があった伊織ですが、劇場版ではだいぶ優遇されていたなあと。
河原で「自分REST@RT」を口ずさんでいた可奈が、「輝いたステージに立てば」までしか歌えないというのは上手い演出だなあと思いました。ジブリが歌われたのはこのシーンくらいでしたが、「限りなく広いアリーナで歌声が高く遠く響く」シーンを劇場版で見ることができるのはとても嬉しかったですね。
そんな圧巻のライブシーン。1曲まるまるライブというのはやっぱり良いですね。1曲しかなかった物足りなさよりも、とにかくその1曲の完成度に満足できた部分の方が大きい感じです。
「夢をはじめて願って、今日までどのくらい経っただろう」
この歌詞がもう、めちゃくちゃグッと来まして。
自分はPとして(アイマスファンとして)まだまだ歴史が浅いけど、それでもこのアイマスというコンテンツが色々なものを積み重ねてきたからこそこの映画があることはわかります。アイマスそのものについても、今までのものが全部あって今があるという、春香がアリーナで言っていたことがまさにこの歌詞に乗っている。1日ずつの日々のカケラを繋いでいくというこの曲には、「M@STERPIECE」というタイトルが本当にふさわしいなあと。
大満足な映画でした。ファンとして見たかったものを見せてくれた、そんな映画だったと思います。感無量です。
そしてやっぱりこの映画を見ると「M@STERPIECE」をアリーナで聞いてみたい、と強く思ってしまいますね。アイマスSSAライブのチケットは結局取れず諦めていたのですが、何故か2月になって突然一般分が復活するという謎の事態が発生。突然のことで一瞬困惑しましたがサクッと2日目を確保、参戦を決定したのでした! 1日目も行きたかったけどスケジュール的に辛かったので……。てなわけでアイマスSSAの話に続きます!
劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 』オリジナル・サウンドトラック(初回限定盤 CD+Blu-ray Audio 2枚組)
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音楽:高田龍一
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劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 』主題歌 M@STERPIECE(初回限定盤 CDシングル+Blu-ray Audio 2枚組)
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