「ハヤテのごとく!」告白とか水着とか遺産相続とか
さて、「ハヤテのごとく!」220話の話でもしましょう。
久々に登場した三千院帝とクラウス。クラウスの誕生日は既に半月ほど前、4月18日なんですが…おお、つまり明日ですね。皆さん盛大に祝ってあげてください。
一方日本に戻ってきていた咲夜は、三千院家の自家用ジェット機でミコノスへと再び発つようです。凄い勢いでミコノスに集合しつつありますね。
さて、「告白したい事があるんじゃないですか」なハヤテ&ヒナギク組。ハヤテは先週の台詞を「言いたい事」と言い直します。やっぱり1回「告白したい事」と言わせたかった訳ですね。それにより予想通りヒナギクは困惑します。
「私の気持ち知ってるなら、自分から言ってくれても…!」
ふむ、ちょっとこの台詞気になるな。「何を」自分から言ってくれてもいいじゃないかとヒナギクは思っているんでしょうか。
ま、動揺しまくってるのだけは分かるんで良しとしますか。
やっぱりヒナギクかわいいです。
結局その場からは逃走。まあある意味予想通りの展開ではあるのですが、お茶を濁してはいません。西沢さんに「告白」したときと同様、近いうちにヒナギクは答えを出さなければいけません。いつかは言わなければならないことなのです。
ヒナギクは、その場から逃げはしましたが、「気のせい」とか「デリカシー」とかの、問いに対する逃げは使わなかった。それは、この関係を前に進めたいと彼女自身も思っているからに他ならないでしょう。旅行最終日の夜とか、また何か動くんじゃないでしょうか。
さて、落ち込んでいるハヤテを水着で励ます生徒会役員共。
まあ、いいんちょとハヤテをくっつけたいとか、ヒナギク関連のこととか、色々思惑はあるでしょうが、それでもこのサービスシーンが唯一不自然ではないキャラたちだなあと。花菱さんのないすばでぃーにドキドキですよ(棒読み)
愛歌さんから受け取った帝からの手紙。実際一般読者のどれだけが三千院帝というキャラを覚えているのかは疑問ではありますが…。ワイルドな三千院帝、悪くない。
>「遺産相続の条件がイマイチわかりにくいとの苦情が寄せられました」
>「なのでここで、もう少し分かりやすくするために皆さまに新しい条件をお伝えしようと思います」
>「遺産相続の条件は、三千院ナギの執事綾崎ハヤテを倒し、彼の持つ、『王玉』という石を奪うか破壊する事」
>「その石は三千院家の遺産を継ぐために必要なものなので、無くせばゲームオーバーです。どうぞよろしく」
この苦情が寄せられたタイミングとか手紙を愛歌さんが届けに来たタイミングとか、こまけぇことはいいんだよ!!
話が動き出してきた感じがしますね。もちろん「王玉」には別の、おそらくロイヤルガーデン絡みの意味があるのでしょうが、とりあえず初めて話の中で意味を持った事になります。
さて、上の遺産相続条件の変更に関して考える前に、一つ確認しておきたい事があります。
それは、遺産を相続する権利を持つのはナギである、ということ。
帝の遺産を相続できるのがナギだからこそ、ナギが暗殺されるのを避けるために、条件を満たした者に遺産を譲る…というのがそもそもの発端でした。あと、もちろん遺産ですから、帝が死ななければ相続できません。
更に、上の画像にもあるように「遺産相続の権利を持つ者が」「ある条件を満たせば」遺産をその者に譲る、という話でした。ただ、「遺産相続の権利を持つ者」は多分風化しているというか、タイタニック号の時点では既に「ある条件(=ハヤテを倒す)を満たせば」だけになってしまっていた気がします。一応ギルバートまでは親族の括りだったんですが。
そんな訳で今回の記事では「遺産相続の権利を持つ者はナギのみ」で、「ある条件を満たせば、権利をナギから奪い取れる」と考える事にします。
これを踏まえて帝からの手紙を少しまとめると。
(1)遺産相続の条件は、ハヤテを倒し、王玉を奪うか破壊する事
(2)王玉は、三千院家の遺産を継ぐために必要なもの
このように書き直してみると、ちょっとよく分からない所があります。それは、「王玉が三千院家の遺産を継ぐために必要」であるにも関わらず、「ハヤテの王玉を(奪うか)破壊する事」が遺産相続の条件になっているということです。
(2)の方はハヤテに対してのメッセージのようにも見えますが、ハヤテは遺産相続の権利を持っていません。遺産相続の権利を持つのはあくまでナギなのです。
これは他の王玉を持つ人々についても同様で、王玉があろうがなかろうが、ナギが受け継ぐはずなのですが…。帝が自身の目的を達成するため、そのあたりを変更したとかでもない限り。
こうして見ると、「遺産相続には王玉が必要」で、「持ってなければハヤテから奪え」と読み取れるにも関わらず、「ハヤテの王玉を破壊しても良い」ということで、未だによくわからない遺産相続の条件。
>その石は三千院家の遺産を継ぐために必要なものなので、無くせばゲームオーバー
この部分だけがしっくり来ないんですよね…。
ハヤテはそもそも三千院家の遺産を継ぐ権利はないし、継ごうとも今は思っていないはずなのに、ゲームオーバーってどういうことなんだろう。ハヤテが持つ王玉が、ナギの遺産相続の権利ってこと?うーん。よくわからん。
ま、なんか懐かしいギルバートさんとか出てきましたし、とりあえずは次週待ちでしょうか。「ハヤテを倒す」と「遺産相続」がイコールで結びついていたはずが、イコールなのかどうかよく分からなくなってきたのが今週の話でした、ということで。
□「ハヤテのごとく!」告白するのが先か、されるのが先か(219話感想)
□第2回「ハヤテのごとく!」人気投票の結果を分析してみた(218話分析)
| ハヤテのごとく! | 23:37 | comments:4 | trackbacks:2 | EDIT
自分の読みが見事に外れてちょっと残念な感じになってます、どうもミヒトです(笑
王玉の破壊が条件に含まれるのは王玉保持者が複数人いるからじゃないんですかね?
仮定ですが、王玉そのものにもランクが有るとか。
要するに、ナギが持つべき王玉はハヤテが代わりに持っている状態を“今”とすると、それが“遺産”を手に入れるに一番近い石であり、それが存在する限り他の王玉は意味を成さない場合。
ハヤテ(ナギ)の王玉を破壊することで、その順位と権利は次の階級の王玉所有者に渡っていく。
これまた仮定ですが、奪うのは王玉を持たざる者へのルールで破壊は王玉を持っている者へのルールなんじゃないかな~と思います。
元からの所有者は自分以外の全ての王玉を破壊すれば結果として全ての遺産を手に出来る訳ですからね。
と、そんな解釈はどうでしょうか?
長々、失礼しました。_(._.)_
| ミヒト | 2009/04/18 21:43 | URL | ≫ EDIT