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貧乳ツインテールなお嬢さま、ナギ特集!

本日12月3日は、「ハヤテのごとく!」を支えるメインヒロイン、三千院ナギの誕生日です。
ナギの出番は流石に多く、その全てを語りきる事はできませんが、その中からいくつかピックアップしつつ特集していきたいと思います。


◇ナギのプロフィール

超がつく大富豪・三千院家のお嬢さま。両親が数年前に事故で他界したため、現在、三千院家の遺産相続の権利を持つ唯一の人間。
幼い頃から英才教育を受けていたため非常に頭が良いが、身長と胸が小さく、夜も一人では寝られない。
胸が小さい事を本人は気にしているものの、「ないちち」が人気の一端を担うため、咲夜と違い胸が成長する見込みはなさそう。

漫画を読むのも書くのも大好きで、特にナギの描いている漫画「世紀末伝説マジカル☆デストロイ」は、ナギの夢であり、「ハヤテのごとく!」の未来の展開を仄めかすものであり、伊澄とナギの知り合うきっかけであったりと、非常に重要なアイテム。
100話を達成したため1週丸々16ページ使って掲載されるかと思いきや、「大人のやり方」でスルーされてしまいました。

基本設定として、ハヤテとの間に誤解が生じており、当初は8話で解決する筈だったその「爆弾」が今ではこの漫画の核となったりしています。
最近はいくつか爆発後の伏線も仕込まれてきていますが(96話・虎鉄とのやり取りや、100話・ナギの漫画におけるブリトニーちゃんの選択など)、爆発するのはまだまだ先になりそうです。


◇ナギの出てくる主な話

基本的にはナギはほとんど全ての話で登場し、展開的にナギが出る余地がない場合でも最初か最後に数コマだけ登場したりしています。
現在、全くナギが出ていない話は57話、84話、106話だけで、その話の内容を見てみると、この3話全てにシスターが出演しており、相性の悪さが伺えます。
まあ、シスターは三千院家を宿敵と思っている訳ですから、展開的にも出番的にもナギの宿敵という事なんでしょうかね。

そんなナギの登場話を少し見てみましょう。


・出会い ~負け犬公園~

全てはここから始まった。
2004年のクリスマスイヴ。ハヤテが借金に困り、誘拐しようとしたその少女こそがナギでした。
もし、ここでナギと出会わなかったら、ハヤテは1巻カバー下裏表紙のようになっていたでしょうし、もし、ここで誘拐しようとしたのがマリアさんだったら、地面に黒い穴が開いてなんか変なのが出てきてハヤテが■■されちゃいます。
ナギが誘拐されなければハヤテがナギの執事になる事もなかったでしょうし…そんな凄い偶然の元に、ハヤテとナギの出会いがあったのでした。


・暫定最終回 ~東京地下大空洞~

ハヤテの発言を曲解したマセガキ・ナギが伊澄にハヤテを売ってしまうお話。最終的にはまた二人が仲直りして解決なんですが、人身売買的なやり取りが伊澄とナギの間であったためあまり人気ではないストーリー。
個人的には最後の「私の執事をやらないか?」へのつなげ方は素晴らしいと思うんですけどね。困っているナギが、ハヤテの「可愛い女の子はいないですかね~」という言葉の直後

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ぱぁっと笑顔になるあたりとか好き。


・体操着 ~白皇学院マラソン大会~

いつのまにかナギがマラソン大会で1位を取らなければハヤテがクビになることになっていたお話。
マラソン大会前後の見所はナギとヒナギクの二人くらいなのですが、ナギのマラソン大会での見所と言えばやはり体操着でしょう。

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恥じらうナギとか可愛いじゃないですか!
それを気にしないハヤテとのやり取りが良かったなあ。


・恋するもの ~東京都内~

ナギに恋するキャラ、西沢一樹の初登場話。
ナギ→ハヤテという今まで揺るがなかった想いを揺らがすキャラとして、非常に重要だと当時は思っていたんですが、最近の展開を見るにただのかませ役でしかない気がしてきました。これ以降ほとんど出番ないし。

でもこの72~73話のナギはとても可愛く、ハヤテといる時とはまた違ったナギを見ることが出来た話でした。



ツンデレなナギとか可愛いなぁ…。
駅にいじわるされるナギも可愛かったし、何気に結構好きな話です。
一樹は「ワタル以外の、ナギと同世代の男友達」としてなら活躍できるかもしれません。


・小さき胸 ~三千院家~

三千院家での何気ないやり取りからピックアップしてみるなら、やはりこの「おねーちゃん」話です。
ナギメインの話の中では間違いなく最高の話と言っても過言ではなく、さらにこの話は他のキャラも活躍しているという、全話の中でも1、2を争うほど好きな話です。ヒナいないけど。

サクに乳を突かれて赤面するナギとか最高じゃないですか?
小さいからいいのではなく、胸が小さい事を気にしているのが良い…とはよく言ったものです。


・想い ~白皇学院ヒナ祭り祭り~

ヒナ祭り祭り。その表のテーマはヒナギク→ハヤテをヒナが自覚する事にあり、裏のテーマはナギのハヤテへの想いの強さを描くことにあったといえます。
が、そのインパクトの強さから、裏のテーマはハーマイオニーだと誤解しがち…というかもうこの際ハーマイオニーでいいじゃないですか。

とりあえず、ナギとハヤテの間の爆弾が爆発しても、ナギのハヤテへの想いが揺らがない事を示唆した重要な一話です、まる。


◇ナギの名シーンベスト5

かなり個人的な好みに基づいて選ばれてるのは気にしちゃ駄目です。かなり偏ってるのも気にしちゃ駄目です。


【第5位】




50話より、デフォルメされたナギの「はっ!!」。
ナギはこういうデフォルメされた仕草が可愛いキャラで、他にも91話の「ハヤテぇ~…」とかもお気に入りですが、この「はっ!!」のシーンをピックアップ。
実際、ナギは大ゴマよりもこういう細かい所が可愛いことの方が多いので、そういうところに注目してみるのもいいかもしれません。


【第4位】



72話より、スカートを抑えるナギ。
こういう恥じらいこそが可愛いのです。西沢一樹も、そこで声をかけなければ見れたのに、全く。
ハヤテの前では全然気にせずゴロゴロと本を読んでいたりするナギですから、何気に貴重といえば貴重なシーンかもしれません。


【第3位】



74話より、ハヤテにチューするナギ。
早くは18話(2巻9話、ナギがおかゆを作る話)から、教会での話も含め、ずっとハヤテにキスを企みつつもことごとく失敗に終わっていたナギがついに念願を叶えた瞬間。
ハヤテの一瞬の隙を狙ってキスするも、これが後々思い返してみると凄まじい恥ずかしさで、これが後に決定的にナギを苦しめる事になる…かもしれない。

ほら、このせいでハヤテがヒナの家に泊まって、そしたらヒナがハヤテの過去を知り、ヒナ→ハヤテが着々と進行していったわけで…。
ナギとハヤテのキスが結果的にヒナとハヤテの仲を深めるとは皮肉なものです。


【第2位】



同じく74話より、ハヤテに上から下までたっぷり見られたナギ。
2巻で「作者が裸を書きたい」と言っていたのが爆発したのか、この74話を皮切りに、76話、80話、81話と全裸度が急激に上昇しました。今では落ち着いていますが、そのうちまた爆発するんじゃないでしょうか。
その全裸革命(何)期の中でもぶっちぎりで全裸なこのコマ。74話が人気の話たりえる要因こそこのコマなんじゃないか、ということで第2位です。


【第1位】



85話より、胸がヘラなナギがハヤテに胸を掴まれるシーン。
つかめる場所があったのかどうかはまた別の話ですが、この後の壮絶展開はもう…。

「お嬢様サオを放して!!」
「放すのはお前だバカ―――!!」
「お嬢様早くサオを放さないと!!」
「んあっ!!」
「バッバカ!!そ!!そんなに強くしたら…!!」
「あっ!!」

…そんな壮絶展開。サオが何かはともかく。



ナギも感じちゃってるこのシーンが第1位です。
こんな展開は、ナギじゃないとできませんからね!



という訳で、メインヒロイン・ナギの特集、いかがだったでしょうか。
この漫画を支えているキャラであるナギの人気の一端はやはり「ないちち」にあるのかなあと思ってみたりして。
活躍に波があるキャラですが、その分ハマった時の破壊力は凄まじいものがあるので、メインヒロインとしても、ないちちとしても、より一層の活躍が期待されます。
そんな訳で、最後はやはりこの言葉で締めましょう。


ナギ、誕生日おめでとう!

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うちの誕生日特集もナギでついに一巡となりました。
メインキャラに関しては2週目も考えてますが、他のキャラに関してはその活躍次第…ということになりそうです。
とりあえず1週目が適当すぎたマリアさんはやるつもりです。とりあえず次回は12/24予定、ということで。

≪過去の誕生日特集≫

「ハヤテのごとく!」の隠れヒロイン、綾崎ハーマイオニー特集!
プリティーじゃないウーマン、雪路特集!
メカを恋人に持つ女性、牧村さん特集!
いつもオロオロな光の巫女、伊澄特集!
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今日は楽しいヒナ祭り! ヒナギク特集
バーチャルマンガ黒メイドマリアさん17歳

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