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ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編

体験版をプレイして嵌ってしまったので、鬼隠し編についての感想と考察。
これって既に結論というか解決編出てるのかな?
まあそうだとしても1ユーザーとして推理、考察して楽しみたいと思います。

感想。ネタバレ部分は隠してるのでネタバレ大丈夫ならドラッグしてください。

まずやはり最初に感じたのが立ち絵に癖があると言うか、馴染みづらい立ち絵だということ。特に手。何だこのでかい、太い手は。かつて一度プレイを挫折したほどこの点は大きかった。同じように思った人がいないのかと思ってGoogle検索したところ、かの偉大なかーずSPさんの感想が目に止まる。やっぱり癖があるけど慣れるとむしろこの絵に愛着を持てる、とのこと。それを信じてプレイを進める・・・

慣れるとこの絵じゃなきゃひぐらしじゃない!って思えるほどになりましたw

しかし序盤のストーリーはだれるほど長く、平穏な日々。「仲間」とのかけがえのない時間。部活のシーンは楽しく見ることが出来たけど、正直他の話はだれる。なかなか話が進まないので飽きる人はここで飽きると思う。

しかし、たった一言のある人の言葉で、全てが変わる。

窮地に立たされる主人公。豹変する「仲間」たち。今までの楽しかった日々が裏返り、全てが恐怖となりえる日々。[レナが電話を盗み聞き]していたシーン、[ドアに指を挟んで「ごめんなさいごめんなさい」]のシーン等は本当に怖かった。

序盤に隠されていた伏線もどんどん明らかに。例えば[]。序盤の描写からして何かに使われるんだろうな、とは思ったけど、[レナの2回目の尾行]の時いきなり出てくるとは思わなかったから驚いた。あとは[ゾンビ鬼]とかも伏線だったんだなぁ、と。

そして「最期の日になるかもしれない」と言って家を出る主人公。まさか本当に[最期の日]になろうとは。そして物語は唐突に終わりを迎える。謎も伏線も残して。でも終わらせ方(超バッドエンドだけど)は非常に上手かったなあと思った。主人公が[書置きに残した「真実を暴いて下さい、それだけが私の望みです」的な台詞]がここでうまく使われるとは。

選択肢は全くなかったけれど、普通の小説ではここまで面白く読むことは出来なかったと思う。立ち絵、音楽、場面場面の区切りが上手く作用している、「月姫」と並んで時代に名を残す優良同人「ゲーム」だと思いました。

続きには考察とか推理とか。こっちは全部ネタバレなのでプレイ済みの人のみで。

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| PCゲーム | 21:31 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

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