世の中は…かわいいキャラが、多すぎる!「神のみぞ知るセカイ」3巻
「神のみぞ知るセカイ」の話をしましょう。そろそろ発売から1ヶ月がたつ単行本3巻です。今更ですが気にしない。1月中に書く予定だったんですが、記事が出来上がりませんでした。
3巻もいつも通り2キャラの攻略編が収録されています。毎回攻略編が分断されないように調節されているあたりは素晴らしいですね。表紙も桂馬一人で定着した感があり、むしろ最後までブレずにこのスタンスを貫いて欲しいなと思ったり。
まずは武道少女、楠編。
武道家として強くあらねばならないという一面と、女の子として可愛くありたいという一面を持った少女、春日楠。その二面性が駆け魂によって分裂して…という展開。二面性を持つ少女まではよくある話ですが、その二面性が分裂してバトルするなんて展開はそうないですから新鮮でしたね。
そして裏表紙にあるような空手着+スカートがなかなかに破壊力抜群。さりげなく本編中ではパンチラしてますし、まったく桂馬の周りはレベルが高い子が多いな。「これなんてエロゲ?」ですよ、ホント。
そして悪魔っ娘、ハクア編。自分の中でこの「神知る」の評価が一段階上がったのは、このハクア編からだったりします。
それはもちろん悪魔や駆け魂についての謎が少し明かされたとか、これまでのように桂馬がそのキャラを落とす話ではないという新鮮さもありますが、やっぱり単純にハクアが可愛かったんですよ!桂馬に脅迫されて怒るハクアとか見てるともう「ハクアかわいいです」としか言えませんね!
上級悪魔であるというプライドが邪魔をして、エルシィと協力しようとしないハクア。そんなハクアを、例え最近上手くいっていないとしてもやっぱり憧れてるよ、と認めることで心のスキマを埋めるエルシィという構図。桂馬が解決しない珍しい展開ですが、今後はこういった変化球も増えてくるのかも。
そしてハクアもさることながら、ラストで桂馬に感謝されて喜ぶエルシィも物凄く可愛い。エルシィに秘められたパワーは計り知れないなと思いましたね。そしてハクアかわいいです。
2巻から3巻にかけてのかのん編、栞編、楠編では、透明になったり分裂したりといった変な現象が起こるという展開があり、ハクア編でその謎が解かれたわけですが、4巻収録分以降の話では今度は桂馬にスポットが当たる展開になっていきます。
リアルの女性キャラを攻略していくという本筋以外の部分で、ワンパターンにならないよう毎回アプローチが工夫されているのがとても良いですね。今年も期待できる漫画だと思います。
□「神のみぞ知るセカイ」ハクアかわいいです
□巻末のおまけ漫画がまた嬉しい「神のみぞ知るセカイ」2巻
□ギャルゲー理論の異色ラブコメ「神のみぞ知るセカイ」1巻
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