ハッピーエンドのその先へ - 『トニカクカワイイ』1巻

畑先生の最新作『トニカクカワイイ』の1巻が発売されました!

トニカクカワイイ 1 (少年サンデーコミックス)

各店舗特典を紹介する漫画が店舗ごとにあったりと、畑先生も販促や宣伝にかなり力を入れている様子。


感想の方は連載開始時以降ご無沙汰でしたが、1巻発売というこのタイミングで書いておこうということで、軽く感想などを。

以下、1巻の話がメインですが、2巻収録分の話も若干含んでますのでご注意くださいませ!

≫ Read More

| トニカクカワイイ | 16:30 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

畑先生の新連載『トニカクカワイイ』のお話

『ハヤテのごとく!』完結から10ヶ月、すっかりハヤテのない水曜日にも慣れてしまったこの頃でしたが、ついに畑先生の新連載『トニカクカワイイ』が始まりましたね!

180215_04.jpg

今回掲載された第1話~第2話は、主人公・由崎ナサくんとヒロイン・さんが出会ってから結婚するまでのお話。こう書くとすごいダイジェスト感だ……。「これは竹取物語の続き」ということで、竹取物語・かぐや姫をモチーフとしたお話のようです。どうでもいいですが最近のマイブームは輝夜月です。

竹取物語モチーフで、副題に「FLY ME TO THE MOON」とかあるし、主人公の名前はナサだし、月に行ったり宇宙に行ったりするんですかね。司さんもただの人間ではなさそうですし。宇宙といえば『アド アストラ ペル アスペラ』という作品もありましたが、第2部はどうなるんでしょうね(目をそらす)


180215_03.jpg

今回のヒロイン・司さんはまだキャラがつかめておらず、可愛さが(漫画的に)演出されていたわけでもないので、ナサくんと結婚した彼女が今後どれだけ僕らに「トニカクカワイイ」と思わせてくれるか。

そこがポイントかなあと思うのですが、周りの感想を見てると「とにかく可愛かった」みたいな感想の人が多くて、皆ちょろすぎない? 大丈夫? というのが率直な感想だったり。まだほとんど掛け合いもないのに……。
この『トニカクカワイイ』というタイトルそのものが「トニカクカワイイ」という感想を呟きやすくするマーケティング的な手法だったら脱帽ですけど。

まあ難しいこと考えずとも可愛いヒロインを可愛く描いて、楽しい掛け合いを見せてくれたらそれで良いかなと。最近サンデーすら読んでおりませんでしたが、毎週の楽しみがひとつ増えました。



あと最後に一言。



180215_01.jpg




180215_02.jpg

| トニカクカワイイ | 00:52 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

C92で同人誌「ハヤテのごとく!の夜会」を頒布します!

ハヤテの完結を記念して、サークル「白皇学院現視研」として5年ぶりに同人誌を作りました。

170806.png

新刊「ハヤテのごとく!の夜会」をコミックマーケット92にて頒布します!

2日目 東チ-09b 「白皇学院現視研」にて。
今回も畑先生インタビューをはじめ盛りだくさんでお届けします。
詳しくは上記リンクから特設サイトをご確認ください!

遠方だったりSSAに行ってたりでコミケに来れない方は、メロンブックスでの予約も始まっておりますのでご利用いただければと。

この本を片手にハヤテの13年を振り返っていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします!

| ハヤテのごとく! | 17:09 | comments:4 | trackbacks:0 | EDIT

「ハヤテのごとく!」ずっと目指してきた、たったひとつのトゥルーエンド

2017年4月12日、「ハヤテのごとく!」がついに最終回を迎えました。

13年間の長期連載。映画館で配られた99巻には届きませんでしたが、568話を積み上げての堂々の完結。畑先生、本当にお疲れ様でした!
自分が感想を書き始めた頃いくつだったっけとか考え始めると気分が暗くなるのでそういうのはやめておくとして。総括的なこととか、あとなんかいろいろエモいことも書きたかったのですが、とりあえず最終章を読んでの感想だけざくっと。


ずっと目指してきた「トゥルーエンド」を見届けることができて良かったです。
ナギとハヤテの関係性を広げるなら「主と執事」という関係は一度解消しておかねばならなかったわけで、その上で二人のこれからの未来に想像の(あるいは、創造の)余地を残した綺麗な終わり方だったと思います。ナギルートを締めるにふさわしい展開でした。
これから先、ハヤテはナギのことをなんと呼ぶのでしょうね。「お嬢さま」ではなくなったわけですから。

結局マリアさんについてはあまり描かれないまま終わってしまったこととか、ヒナギクと雪路の過去とか、ハヤテ・ナギ・マリアさんの誕生日とか、最終回を迎えてみて思い返すと心残りな点は多いのですが、それでもラストが綺麗だったので、割と清々しい気持ちです。
終わりよければすべてよしとまでは言いませんけど、これまでの展開に対し納得できる形でまとめてくれて良かったなと。


最終章はこれまで積み上げた日常にしっかりと意味を持たせた展開だったという点も良かったです。西沢さんが、ハヤテが、ナギが、重要な局面でこれまでの日常の積み上げを思い返して答えに辿り着く展開は、やっぱり胸が熱くなりました。

「勘違いの、一年だったけど…」

170417_01.jpg

「お前と過ごした一年…悪くなかったぞ…」

始まりが間違っていたとしても、この一年間に間違いなんてなかったのだと。
これまで一緒に過ごしてきた日々を、積み上げてきた思い出を肯定し、だからこそ今を肯定する。自分が望んでいたものと今が少し違っていたとしても、それでも間違ってなどいないのだと。

「この漫画において重要なのは、
一日一日をぼんやりとでも積み重ねていくこと」
(4巻巻末コメント)

この作品の長い積み重ねが、最後にちゃんと結実する展開で良かった。
ここまで長かったからこそ、ほんとうにほんとうに長い道のりだったからこそ、辿り着けたこの展開への感慨深さは大きかったです。途中で離れていった人も多かったけど、それでも我々はここに辿り着いたのだ!


シリアス展開へのアレルギーというか、王玉とかロイヤルガーデンとかの展開についていけない人も多かったとは思うのですが、あくまでそれは舞台装置なので、それを通して描かれたシーンに何を見出すか。シリアスな展開の中でしか描けないものもあったと思うので。

自分は初期からずっと、この作品のコメディの中にちょっとシリアスな物語が散りばめられているところがとても好きでした。過去編とかGW編とかも含め、散りばめられたシリアス展開がコメディ展開に意味を与えるというか。ぼんやり積み重ねる平和な日常の尊さを感じさせてくれたと思っています。

まあだんだんシリアス展開が長くなり、シリアスが長く続くと疲れるからと強引にコメディを挟み始めてどっちつかずな感じでぐだぐだになって、その辺りで離れちゃう人がいるのはまあ是非もないよネ!という感じでもあったのですが。それでもやっぱりずっと追いかけてきてよかったと思います。


繰り返しになっちゃいますが、最終章の特にラスト6週は、本当に胸が熱くなりました。ヒナギク、西沢さん、ハヤテ、ナギが前に進み。願わくばマリアさんもまた、自らが選んだ道の先で、素敵な一歩を踏み出せていることを。

長い連載の中では色々あったし、熱意が薄れた時期もあったけど。
それでもこの13年に、間違いなんかなかったよ。


畑先生バックステージ
ラスト数週はバックステージが復活して、本編とバックステージで2回楽しめるというのを久々に味わえました。
そして最後がバックステージ第1回の画像を思い出すイラストで不意打ち。

ハヤテのごとく!最終話の各種ブログ感想リンク集
更新してないサイトとして名指しされてた\(^o^)/
いろんな人が更新してて、ほんと感慨深いというかなんというか。


語りたいことはまだ色々あるのですが、とりあえず今はこんなところで。 ここで語り残したことについては改めて別の機会に書きたいと思います。今度こそはちゃんと書くよ! もうしばらくお待ちください!

| ハヤテのごとく! | 00:26 | comments:1 | trackbacks:0 | EDIT

愛が詰まったヒナ祭り祭り「Daisy!!」

3月3日の伊藤静によるライブ「Daisy!!」に参加してきました。非公式ということで名言はしていないものの「ヒナ祭り祭りのライブである」ことを示唆されたこのイベント。過去はなかなか参戦できていなかった念願のハヤテライブについに参加できて嬉しい限りです。

最高に楽しいイベントでした。声優さんが、仕事としてではなく個人としてキャラクターのライブを開催してくれるというのは本当に凄いことだと思うのです。本当に『ハヤテのごとく!』が好きで、そして桂ヒナギクというキャラクターのことを愛してくれているんだなあというのを感じるライブでした。愛が詰まってた。

開幕『Power of Flower』から最初のアルバム曲を連発して盛り上がると、「最高でしょー?そうなるように準備してきたんだから!」という頼もしいお言葉。そして伊藤静がいきなりゲストの白石涼子にウサ耳をつけての『Oh! My Honey』というまさかの展開。中盤では「ヒナギクの想いは届かないシリーズ」と題して切ない片想い系の曲を一気に歌い上げると、「歌詞が「明日は」「明日は」ばっかり……!かわいそう……!」と掃除機をかけながら泣いたエピソードなどを話してくれたりと色々面白かったです。ヒナギクの想い、結局届かないままですからねえ……。

合間合間で演出として原作の名シーンを演じてくれたのもとても嬉しかったです。ヒナ祭り祭りでの時計塔での一幕や、原作で一番好きと言っても過言ではない遊園地回のシーン、GW編のビーチバレー回や想いを伝えようとするシーンなど、今でもありありと思い出せる重要なエピソードを目の前で演じてくれたの最高としか言いようがない。『ハヤテのごとく!』、そしてヒナギクのことが好きだという気持ちを改めて実感してしみじみとしてしまいました。

後半のアニメ曲ラッシュはアニメ放送当時を思い出して盛り上がる。OPやEDの映像が脳内に浮かび上がってくるようで。白石涼子『木の芽風』は本当に歌詞を噛みしめる曲で、ナギがハヤテの名前を呼ぶシーンを思い出しながら聴いていました。素晴らしい曲なんですが、ヒナギク的には複雑な感じなのもまた面白い。ハヤテ&ヒナギクの『カラコイ』で「ぞ!」と叫ぶのも楽しかったです。いつかくぎゅ版も聴きたいなぁと思いつつ。4期OPの『春ULALA♥LOVEよ来い!!!』も聴けてよかった。そして一番楽しみだった『本日、満開ワタシ色!』。ライブでH!I!N!A!HINAGIKU!ヾ(゚∀゚)ノ ハイハイ!できたの最高でしょ。生徒会3人組の声が脳裏に浮かんでくる……!

繰り返しになりますが、『ハヤテのごとく!』そしてヒナギクへの愛が伝わってくる、ファンにとって最高に楽しいイベントでした。これを個人でやってくれるというのは本当に凄いし、いつかナギとかも交えてまたやりたいと言ってくれたのも嬉しくて。桂ヒナギクが伊藤静さんで、綾崎ハヤテが白石涼子さんで本当に良かったなと思いました。ハヤテは自分にとっての青春なので、本当に懐かしい気持ちになれました。いや今でも連載続いてるんだけど!

そして、ハヤテやヒナギクのことが好きな人たちが集まってこのイベントを楽しめたということがまた嬉しい。アニメ1期から10年経って、それでもまだまだ愛されているんだなあっていう。関係者席に畑先生がいたので、色々なハヤテに関するトークの最中とか、畑先生に「大好きです♥」って言ったときとかついチラチラと畑先生の方を見てしまったのは秘密。原作も完結まで残りわずか。ナギとハヤテの間の爆弾が爆発し、一気に収束にかかっている本編も最後までしっかり見届けたいと思います。

最後に改めて。
ヒナギク、誕生日おめでとう!


あらためまして!|静◇呑んだくれ日記

| ハヤテのごとく! | 17:48 | comments:1 | trackbacks:0 | EDIT

| PAGE-SELECT | NEXT