24年の待機児童2567人、6年連続最少 少子化で申込者減
こども家庭庁は30日、希望しても保育所などに入れない「待機児童」が4月1日時点で2567人だったと発表した。前年より113人少なく、6年連続で過去最少を更新した。保育の受け皿の確保が進んだほか、少子化で申込者数が減ったことも影響した。宅地開発や保育士不足で待機児童を解消できない地域もあった。
待機児童数はピークだった2017年の2万6081人と比べ、10分の1まで減った。減少は7年連続。全国17...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
合計特殊出生率とは一人の女性が生涯のうちに産む子どもの数の平均のことで、人口を維持するには2.06~2.07が必要とされます。日本は終戦直後は4.0を超えていましたが、団塊世代が20代後半になった1975年に2を割り込みました。