陰る与党の「こども族」 不安な少子化対策の行方
林咲希
10月の衆院選での与党の大敗を受け、前政権から石破茂政権に引き継がれた異次元の少子化対策の雲行きが怪しくなっている。こども政策に明るい「こども族」ともいえる与党議員の影響力が低下しかねない事態に、関係する官僚の間で不安が広がる。
10月3日、霞が関のこども家庭庁。加藤鮎子前こども政策相の退任式で、職員を代表して渡辺由美子長官が挨拶に立った。
「先の国会は倒れないかと心配していたが、毎朝ぴしっと答...
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