タイトル未定Z

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第210回:ゼルダの伝説 夢をみる島(その2)
オールドゲーム攻略

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 ゼルダ夢島攻略第2回。今回でおしまい。

 ところでこのGB版夢島の欠点。ボタンが圧倒的に足りない
 初代ゼルダはA/Bボタンにアイテムをセットする仕組みだった。神トラはYボタンが自由セットアイテムでBボタンは剣で固定だ。そして「持ち上げる」「ダッシュする」などプレイして増えていく能力に関してはAボタンに集約されている。Aボタンでできる事が段々増えていくイメージになる。
 そしてこのGB版だが、初代同様A/Bボタンに剣含め全てのアイテムを割り当てられる。ただ剣を使わない場面というのはほとんどないので、実質的に自由枠は1個しかない。そこに盾/腕輪/羽根/粉/爆弾…などを場合に応じて振り分ける。ね、ボタンが圧倒的に足りないの分かるでしょ。神トラではAボタン押せばできた事が全部装備になっているので、やりたい事に合わせて切り替えないといけない。ジャンプして穴を飛び越えたあと爆弾をセットするとかそのアクションごとにメニューを開いてアイテムをセットし直す。大変に煩わしい。
 いやね、もうこれはゲームボーイのハード的にどうしようもない事ではあったと思うのよ。物理的にボタンが足りないからね。セレクトやスタートに良く使うアクションが振り分けられていても操作しづらいだろうし…。だから色々考えてこの形に落ち着いたんだろうけど、結構なストレスだった。


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 さて、レベル1のダンジョン「テールのほらあな」の続きから。

 こいつは中ボス。なんかオバケのQ太郎のパチモンみたいな奴。
 こいつが部屋の幅のあるローラーみたいなのを転がしてくるから、ロック鳥の羽根を使ってジャンプで避ける。ゼルダシリーズのお約束ではあるけど、大体ダンジョンのボスはそこで手に入ったアイテムを駆使して倒す事になる。


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 中ボスを倒すと妖精が出てくる。後は出入り口と繋がるワープポイントを設置してくれる。一時的に外に出たいとかそういう時に重宝する。


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 レベル1ダンジョンのボス、デグテール。神トラにも出てきた奴だ。
 「ンガフフ!! ンガフフ!!」って…。サザエさんかよ…。


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 ゲームボーイの画面ではあるが、ちゃーんとデグテールしてる。神トラのと一緒の動きだ。むしろ画面専有面積はこちらの方が大きくて迫力あるかも。
 例によってしっぽの先に弱点がある。追いかけ回すのは大変なので、待ち受けて回転斬りが一番楽。この夢島では回転斬りの威力が相当高いので、ボスなどの硬い敵は基本的に回転斬りがおすすめ。


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 ボスを倒すと「楽器」が手に入る。レベル1は「満月のバイオリン」だ。そしてその音色で「風のさかな」の曲を弾く。多分話の流れから言って、8レベルあるダンジョンからそれぞれ楽器を取ってきて全部演奏すると曲が完成し、風のさかなが目覚めるのではないか…と思われる。


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 楽器を取ると画面がホワイトアウトし、ダンジョンの外に出される。その時謎の声というか、次に繋がるヒントを誰かが教えてくれる。雰囲気からするとあのフクロウな気もするけど、もしかしたら風のさかなかもしれない。
 なんか画面が真っ白になってからボソッとメッセージが出てくるのが凄く印象的で、なぜか記憶に残る。


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 ダンジョンから出てちょっと歩くと、フクロウが出てきて教えてくれる。
 やはり8つの楽器を集めると風のさかなを起こせるようだ。


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 その足でメーベの村に戻ると、なんかBGMが慌ただしいものになっている。NPCもドタバタしていて、このキャッチボールをしてた子どもたちも「あのねあのね」と何かを伝えようとしている。いまいち伝わってないけど。


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 マダムニャンニャンの家に行くと、モリブリンが襲撃してきてワンワンをさらっていってしまったらしい。
 あんな凶暴そうな生き物を…。


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 では北東にあるモリブリンの巣窟に向かう。
 途中、例のハートの欠片がある。現在ではロック鳥の羽根があるから取れる。「きっとそういうアイテムがあるんだろうな」という予想が当たった。


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 山に洞穴があり、そこにモリブリンが住んでいる。
 なぜかどいつもこいつも戦国武将みたいな口調で、「皆の者出会え出会え」みたいな事を言っている。なんで武将なんや…w


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 モリブリンを全部倒すとワンワンを取り戻せる。
 以後ワンワンはしばらくリンクにくっついた状態になる。敵などを発見すると食べに行く性質があるので、ちょっと守ってくれる。


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 マダムニャンニャンのところに戻ると、「ついでにお散歩までしていただけるんざますかあ…」とか言ってくる。つまりしばらくは連れて歩け、という事だ。


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 ではレベル2のダンジョンを目指すかな。
 途中、文通が趣味のライトおじさんがいた。出典はシムシティだ。モデルとなっているのはシムシティの作者であるウィル・ライトだが、別に原作には出て来ないキャラなので構わないという判断なのだろう。


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 ここがゴポンガの沼。
 サメのような敵や弾を吐いてくる花がいて危険な場所だ。そしていくつかの花は完全に道を塞いでいてダンジョンに近付けないようなになっている。しかしそれらの敵をワンワンが食べてくれるので、連れていると通れるようになる。


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 レベル2ダンジョンの入り口。
 ここはもう完全に花に囲まれているので、ワンワンに食べてもらわないと入れない。


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 レベル2は「ツボの洞窟」。名前の通り、重いツボがたくさんある。
 これはきっと持ち上げられるブレスレット的なアイテムが手に入るんだろうなー、と容易に想像できる。


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 神トラ以降おなじみのクリスタルスイッチ。オレンジと青の2状態があり、それによって床のブロックが上がったり下がったりする。ゲームボーイはオレンジや青と言っても色で区別はできないが、グレーの濃さで分かる。


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 この部屋はちょっと難しい。
 左下にリンクを吸い込んでくる謎のギミックがあり、それが起動している時はリンクが寄っていってしまう。わりと必死に抗わないと穴に落ちる。ただ装置は急に止まるので、そしたら普通に操作しないと反動で上の穴に落ちる事もある。


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 よし、パワーブレスレットを見つけた。
 これでツボとか岩とかちょっとした重さのものを持ち上げられるようになった。


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 そして冒頭に書いたように、この作品では全てのアイテムはボタンに割り当てて使用なので、ツボなどを持ち上げようとしたらプレスレットをセットしないといけない。わりとマジでめんどくさい。


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 おっ、ポルスボイスがいた。
 ファミコン版では「IIコンのマイクを使う」という斬新な倒し方をしたけど、マイクのないゲームボーイではどうするんだっけ…とか思った。実際にはツボを投げつけると死ぬ(剣では死なない)。ええー、ポルスボイスらしくねえなあ…と思ったが、オカリナ等でも死ぬので設定上は「ツボが割れた音でやられてる」という事なのかもしれない。


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 レベル2のボスは「ツボ魔王」。なんかゼルダらしくない命名だな…。ドラクエっぽい。
 このツボ魔王だが、「ツボがある限り無敵」と自分で言っており、確かに攻撃してもダメージを与えられない。


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 ただ本体がツボに収まった時はそのツボを動かせる。なのでそれごと持ち上げて壁に投げつけるとダメージを与えられる。


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 ツボが割れたら普通にダメージを与えられるようになる。攻撃もなかなか激しいけど、回転斬りで数回攻撃すると倒せる。普通の斬りだと結構時間がかかる。


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 レベル2の楽器は「巻き貝のホルン」。これで2/8集まった。

 さて、ふー。全然途中だけど、ここで攻略を終わろうかと思う。
 まあ途中で攻略打ち切るけど、つまらなくはないよ。全然つまらなくない。超名作だ。
 ただね、このゲームは2019年にNintendo Switchでフルリメイクバージョンが発売されている。それを私はクリアしている。発売は2019年だが、色々あって私がクリアしたのは2021年となる。今から2年前だ。あまりにも最近過ぎる。
 このblogではそれこそファミコン時代からのRPGやらなんやらをクリアするというような試みをしているが、なかなか苦行な部分がある。グラフィックや音楽がショボいとかは全然いいんだけど、UI的に不便だったり難易度が極端だったりするのが困る。それでも続けられているのは、「うわあ懐かしい、こんなんだったなあ」という感慨深さがあるからだ。生まれ育った田舎の町を見て回るようなもので、それ自体に何もなくても思い出の深さで続けられる。
 Switchでのリメイク版は、もちろんグラフィックやUIなどは令和基準で作られているが、内容的には初代を忠実に再現している。だから全然懐かしさがない。いやほんと、このblogでプレイしている数々のゲームに比べれば、2年前なんてほんのちょっと前だからね。記憶が新しすぎる。どこを進んでも「あれ、この間やったぞ…?」ってなってしまう。
 という事でこのゲーム自体に何も罪はないんだけど、私個人の都合で攻略は打ち切った。

 その私の都合を抜きにして語るなら、メチャクチャ名作。ほんと凄い。
 このゲームはね、私は友人から借りた。その時ルームシェアしていた友人が夜中に私の枕元にソフトを置いていた。やれ、って意味らしい。私自身はあんまり乗り気ではなかった。このゲームは神トラより後に発売されており、「えー…もう既にカラフルでメチャクチャ面白い神トラクリアしてるのに、今更白黒のゼルダやるの…?」って気持ちになった。そういう訳で、友達に借りたのはいいけどプレイしたのはずっと後だった。
 実際やってみたら面白かった。正直、面白さの質で言うなら神トラと変わらないと思う。画面表示能力で大きなハンデがあるのにも関わらず同質の面白さを提供しているという事は、この夢島の出来がとてもいいと言い換えてもいい。画面が白黒でもゲームはここまで面白くできる、という事を証明してみせた。

 本当はね、もっと先までやりたかった。以前記事にした「カエルの為に鐘は鳴る」のリチャード王子が出てくる場面もあるし、何よりストーリーがとても素晴らしい。「ストーリーがいいゲーム」のオールタイムランキングを作ったら、このゲームがベスト10に入るんじゃないかな…と思うくらい秀逸だ。それをネタバレ上等で紹介していきたかったのだが…残念だ。あんまりにも「つい最近やったぞ」感が強くて辛かった。
 それを考えると、私はもう今後何かのゲームのリメイクバージョンとかを遊ぶのは禁止なのかもしれない…w

 (終わり)

  1. 2023/08/02(水) 10:00:00|
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