DSC-RX100
ちょうどハロウィンの時期。
つーか日本はハロウィンなんて大して祝ってなかったのに、ここ数年でだいぶ目立つようになってきたと思う。ただ、市民のあいだに根付いているというよりも、マーケティング的要素が強いけど…。
RX100のセンサーはCMOSだ。今まで持っていたC-2020Z、LX3は両方CCDなので、初のCMOSカメラになる(一応スマホと3DSとかもCMOSだが…)。
CCDもCMOSもセンサーとしては一長一短あるが、CMOSの利点の一つとして、読み出しが速いというのがある。結果として、連写速度が上がる。
実際、これは画像処理の速度もあるのだろうけど、RX100はシャッターを押してから、最終的に画像が表示されるまでが速い。シャッターラグも小さいし、非常にテンポ良く撮れる。
そして、RX100は、その連写速度を活かし、いくつかの画像合成系機能を備えている。
マルチショットNR | 複数枚の画像を合成して、ノイズを打ち消す |
HDR | 露出を変えた複数枚の画像を合成して、ダイナミックレンジを拡張する |
パノラマ | 左右または上下に動かしつつ撮った画像を合成し、横または縦に長い一枚の写真を作る |
例えばマルチショットNRなんかは、夜の撮影に威力を発揮し、相当暗い画面でも低ノイズになる。HDRは、逆光の時なんかに表現の幅が広がる(やや不自然になるけど)。
複数枚撮影なので、途中でブレたり、対象が動いたりするとおかしくなりそうな気もするが、大体そのへんは空気読んでくれる。極端にブレたり動いたりしているものは、たぶん一枚目の画像をメインにして残りは捨ててるのだと思う。
それでもたまに失敗して、変な風に合成された画像が出来たりもするけど。あとは、HDR時に、露出を変えるのに絞りをいじってるのだと思うけど、強い光源が入ると絞りの状態によってフレアの出方が変わるので、それで変な画像になってしまう。
いずれも面白い機能だが、特にマルチショットNRの実用性は高く、夜しっかり撮るならこれにしとくとかなりいい感じになる。元々、感度が高いセンサーだけど、この機能込みで、うちでは一番夜に強いカメラとなった。むしろ、この機能があるというのが、RX100を選んだ大きな理由でもあるんだけどね。
- 2012/11/06(火) 23:00:00|
- デジカメ話
- | DSC-RX100
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0