住宅ローンの団信を「相続手続き」の目線で考えてみる
事務所のホームページのコラム。現状141ページまでありますが、グーグルに認識してもらえていないページが、22くらいあります。
いずれも内容の薄いページで、例えば『住宅ローンの団体信用生命保険』の話。
『団信』というのはこういう保険で、「団信適用により完済になった、住宅ローンの抹消登記をお受けしたことがあります」であれば、司法書士なら誰でも書けます。だから、検索エンジンに、相手にしてもらえません。
ところが、「相続の手続き」という視点で考えてみると、団信は奥が深いです。
1.亡くなった後に引き落としされた、返済金はどうなるのか
2.預金口座の相続手続との兼ね合い、順番はどうなるのか
3.抹消書類はどの段階で渡してくれるのか(先に相続登記申請の必要はあるのか)
4.契約時に支払った、保証会社の保証料は清算されるのか
こういう部分まで踏み込んで説明されている記事は、なかなかありません。
ということで、団体信用生命保険について、「相続の手続きに取り組む司法書士」という視点から、まとめ直してみました。
さらに踏み込んで、「離婚をした際、銀行に無断で、財産分与で妻に名義変更をしていた。契約者の元夫が亡くなったので、団信の申請をした場合」の結果については、銀行員さんの中でも「さぁ??」というテーマです。実例あれば、教えて下さい。
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