<!‐- 04 -->司法書士の日常(令和3年)

2021年12月31日 (金)

今年もありがとうございました

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あっと言う間に、今年もあと数時間。

「おせちを受け取って渡す」という用事があったので、今日も事務所で片付けをしていました。8月に完了した不動産登記の書類が、まだ継続中のクリアファイルに挟まったまま。本来の収納スペースに戻せておりません。

本当は、終わった案件の内容を一般化して、コラムにまとめてホームページに出していく、というのが、うちの事務所がご依頼をいただける「ツボ」みたいなものですが、夏以降は、お仕事を増やすことを考える余裕がないまま、来てしまいました。

コロナの影響は「一時的に(何となく)止まる」という感じで、なかったことはないと思います。コロナの集団感染で、被後見人さんを亡くしてもいます。業務の展開として、「これはマズいな」という状況もありました。

事務所のマネジメントの部分でも、大きく歯車が狂う可能性があったのですが、災い転じていい方向に向いています。トータルで考えると、とてもいい一年になりました。

縁あってご依頼いただけたお客様、信用して託して下さったお客様。「ここに頼んでよかった」という結果になるよう、最善の道を考えていきます。来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

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2021年12月30日 (木)

AFPの資格更新の単位をクリア

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ニュースレターお正月号(年賀状)は、今朝無事に投函。それと、AFP更新に必要な研修単位を取得(12月末期限)。

これで、今年中にどうしてもやらないといけないこと、終わらせました。

改めて勉強していて思ったことですが、FPに求められている「継続的な教育」の内容というのは、司法書士業務と、密接にリンクしています。

『相続』の分野でも、素で解けるとは限りません。死亡届の日数制限とか、死亡時に国保の資格喪失が自動で手続きされるかどうか、とか。

FPジャーナル8月号には、『ファンドラップの基礎知識とその活用法』というテーマで誌上講座が出ていましたが、私の事務所では、ラップ口座で運用されている方の後見事件が続き、運用されている多額の財産、どうしたらいいんだろうと考えた上で裁判所に相談し、解決させたところです。

噂されていた暦年贈与の改正とか、債権法の改正、不動産売買に関する契約不適合責任とか。あとは、著作権の問題で、引用に関するルールであるとか。司法書士の世界、プラスアルファの領域を見ることができます。

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2021年12月29日 (水)

5年に一度の年次制研修をクリア

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お向かいに建築中のマンション。足場が外れて、建物本体が見えるようになっています。それでもまだ気持ちが揺らがない(住んでみたいとは思わない)ので、よかった。

昨日の夜、一旦は自動音声にして帰った事務所の電話も、思い直して解除。

被後見人さんの件で届出を進めている諸手続きは、一日も早く進めてもらいたいので、ひとまず電話は取ることにしました。

そんな状態にしておいて、5年に一度受けないといけない年次制研修(12末が期限)をクリア。税理士さんからの電話も、普通にかかってきます。事務員さんも出勤か~。

債務整理で受任通知を送っていた件は、直前借入で銀行からのクレーム。ああ電話を取るんじゃなかった。

ニュースレターは印刷できたので、持ち帰って封入作業。あと1つ、私にはやらないといけないことがあるので、引き続き、時間との闘いは続きます。

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2021年12月28日 (火)

法務局と裁判所での「年末の出来事」記憶の変遷

20211228_111958303 法務局に申請中の登記は、何件か「審査中」のまま残りました。12月17日に申請した分まで残るとは、ちょっと意外でした。

私が勤めていた時は、「法務局も正月に書類を残したくないから、年内に終わらしてくれる」とか聞かされていた記憶もありますが、申請する側も、法務局に対する遠慮がなくなっています。「最終日の午後に出したら法務局に怒られる」とか、そう教えられた記憶もあるような、ないような。

閑散とした中で、年末最終日の夕方、法務局で3人で書類を整えていた記憶があります。あれは、北出張所の旧庁舎。

そういえば、裁判所も「15日過ぎたら、破産の申立ては控えて下さい」みたいな貼り紙があった時代もありました。堺支部が旧庁舎だった時。

そうかと思うと、年末に大阪地裁に行くと、破産の受付用に特設会場が作られていて、「一日で何件出た」と、具体的な数字は忘れましたが、そんな話を書記官から聞いたこともあります。平成16年とか、それも遠い昔の話です。

いずれにしても、いつからか「最終日に大掃除をして締める」ということはできなくなり、最後まで普通。明日からは、私自身ができていないことをする時間。事務所の電話は取れませんので、ご了承下さい。

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2021年12月27日 (月)

テレビ電話を使った後見人の届出

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金融機関での後見人就任の届出。テレビ電話を使ったシステムは、初めての経験です。

窓口の人も時間を取られて、立場が逆だと考えると、負担でしかない手続きなので、お互いのことを考えると、合理化していって欲しいところ。

信託銀行とか証券会社は郵送でやってくれるのに、なぜ一般の金融機関は対面が必要なのか。いや、逆に非対面で登録をした上で、口頭で株式や投資信託の売買ができたりするのは、大丈夫なのか。

司法書士が求められている本人確認のレベルと照らし合わせて、日々感じることはあります。

ところで、窓口にあったテレビ電話のシステム。

テレビの画面と電話が右側に。スキャナの機械は左側にありました。左手で受話器を持って、文字を書いたり、スキャナに書類を置く作業は難しくて、右利きの人が作ったらこういう環境にはならない、ような気がしました。

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2021年12月26日 (日)

来客用のスリッパを入れ替え

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来客用のスリッパを入れ替え。無印良品で買ってきたものに変えました。

何度か書いていますが「スリッパに履き替える会社は業績が良くない」という『スリッパの法則』には、堂々と抵抗しています。スリッパで過ごすのは、自分たちが楽なので。

一度やってしまうと、靴のまま仕事をするのは、ありえなくなります。特に、今の事務所は、元々住宅の仕様です。

履き替えてもらう側のことを考えると、応接だけ土足スペースでもよかったかなと、少しは思っていますが、営業や配達の人も含めて、いろいろな方が来られる中、誰でも入っていいスペースと、入られたら困るスペースを明確に分けたい。

そのために書庫をカウンターとして置いて、予備の応接机も置いて区切っています。

来客がどこまで入っていいか分からない事務所や、土足スペースでスリッパに履き替える事務所とは、違う意識でいるつもりです。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「事務所案内」

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2021年12月25日 (土)

1月の予定がどんどん入る現象

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今週は外に出ている時間が長くて、目の前のこと以外はできない状態。

進行中の案件数は、60件に乗っています。常に50件~60件手前を行ったり来たりしていますが、件数的にもマックスです。

不思議なことに、1月11日(火)の週の予定がいっぱいになっています。翌月の予定が、前月に詰まっているのは珍しいこと。

「あと2営業日で終わり」という感じが全くなくて、法務局や役所が閉まっている29日も、相続手続きで、銀行の予約を入れています。20年目にして、こんな正月またぎもあっていいのかな、と思っています。

後見人として、相続人の方にお手紙を送っています。
事務所のパンフレットも入れて、「顔が見える」ようにしました。突然のことでびっくりされることと思いますが、何とかご協力いただけるようにという思いを込めて、文章をお作りしています。

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2021年12月24日 (金)

携帯電話に追われる人生にはしない

Denwa2_20211224201701今日も事務所の電話がよく鳴っていましたが、2本の回線のうち、必要がある分だけ、私のほうに回ってきます。

これは、開業3年目くらい。
ビジネスフォンを入れた時から、ずっとそんな方法でやっています。「事務所の電話は、最初は自分で取らない」ルールです。

ちなみに、携帯電話への着信はゼロ件でした。

最近に後見人の届出をした銀行から、後で何かしらの電話が入っています。時には「暗証番号書いてもらうの忘れたので、口頭で言って下さい」みたいな電話もあるのですが、窓口で書類書いている時に言われるのが「携帯番号教えて下さい」です。

「携帯に電話かかるとややこしいので、お教えしてないんです」。

そんな司法書士、珍しいんでしょうか。でも、事務所に伝言をしてもらったら、たいていの場合、それで事足ります。

携帯電話の対応に追われる人生にはしない。
これは自分の中での、大きな決め事です。

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2021年12月23日 (木)

時間がオマケの電波時計

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被後見人さん宅用に「曜日」が大きく表示される時計を購入。「日付」はその次のサイズ。時間はオマケです。

今日は『木』の日です。
ここが『日』の日はデイはお休みです、ということを分かっていただくためですが、果たして、読み取っていただけるでしょうか。

曜日が一瞬分からなくなる、日付が分からなくなる、というのは、司法書士をしていても、他人事ではありません。日付指定の予定があれば、『23日は木曜日』とインプットされていますが、そうでなければ、「今日は何日だ?」と出先で携帯を開くこともあります。

『週7日』というサイクルの中で、曜日による何らかの変化があって、定期的に予定があって、仕事をしている、してしないに関わらず、そんなリズムの中で生活しつづけることが、大事なんじゃないかな~と思っています。

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2021年12月22日 (水)

予定を聞いてもらえたら予定は被らない

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昨日今日と出ずっぱりで、帰りも遅くなりましたが、週末に強制休養を取ったので、身体が楽です。

毎年、この時期になると朝早く目が覚めて、「事務所に行かなければ」と無理やり起き出してて事務所に行くのですが、それは自律神経が壊れている証拠。先週末は危なかったですが、今週は今日までのところ、大丈夫です。

毎日、同じくらいの時間に寝て、同じ時間に起きる。
週末だろうが、正月だろうが、何も変わらない。
これが私の身体に染み付いたルールです。

さて、今日は、吹田→相川と移動。事務所での新規のご相談を経て、橋本市での売買。

売買は「できれば年内に」というご要望を実現できてよかったですが、私の予定の空き具合と調整して下さったので、ありがたかったです。

日時と場所を一方的に決められて、「予定が被った、どうしよう」。この年末も、そんなストレスとは無縁の中で、お仕事させてもらっています。

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