北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Radeon RX 6700 XT BIOS Analysis Reveals Extreme GPU Clock Limits(techPowerUp!)
AMD Radeon RX 6700 XT custom cards’ BIOSes spotted(VideoCardz)
AMD Radeon RX 6700 XT as a real clock monster? Exclusive leaks of first board partner BIOSes including clock rates and TGP | Investigative(Igor's Labs)

AMDは現在、Radeon RX 6800 XT / RX 6800を投入済みであり、12月8日にはRadeon RX 6900 XTをローンチする。一方のNVIDIAはGeForce RTX 3070までが投入済みで、12月2日にGeForce RTX 3060 Tiがローンチされる見込みである。
そしてAMDのその次の製品であるが、Radeon RX 6700 XTとRadeon RX 6700が控えている。Radeon RX 6700 XTはおおむねRadeon RX 6800の2/3の性能と推定されるが、もちろんGPUの周波数と許容されるTGP(=GPUコアとメモリの消費電力)に左右される。


今回Igor's Labsでは2つのボードパートナーが用意した“Navi 22”のBIOSの情報を得ることができた。同じ“Navi 22”を搭載するカードであるが2つのBIOSの中身は全く異なると言っていいものだった。1つはおそらくリファレンスかあるいは比較的おとなしい設定のものである。そしてもう1つであるがTGPを高く設定し、そして周波数も非常に高く設定されたものである。
NVIDIA Readies RTX 30-series Mobile for H1-2021, Fastest Part Comparable to Desktop RTX 2080S(techPowerUp!)
Exclusive: NVIDIA GeForce RTX 3000 Mobility Series Lineup, Roadmap 1H 2021 And AMD CPU Support!(WCCF Tech)

WCCF Techによると、NVIDIAは“Ampere”を使用したGeForce RTX 30 seriesのMobile向けGPU製品を2021年上半期に予定している模様だ。リークしたスライドによると、2021年1月にNVIDIAはGeForce RTX 3080 MobileとRTX 3070 Mobileをローンチし、その後GeForce RTX 3060 Mobileをローンチする模様だ。
Intel 3rd Gen Ice Lake-SP Xeon CPU With 14 Cores & 28 Threads Benchmarked – Early 10nm+ ES CPU Performance Results Are Here!(WCCF Tech)

第3世代Xeon Scalable Processorとなる予定の“Ice Lake-SP”であるが、その“Ice Lake-SP”の14-core/28-threadのES品を用いたベンチマークがリークした。
現時点でIntelからもたらされている公式情報によると“Ice Lake-SP”は10nm+プロセスで製造され、CPUコアのアーキテクチャは“Sunny Cove”となる。


使用されたのは14-core/28-threadのXeon Silver 4300 seriesになるであろうモデルの模様で、周波数は2.00GHz/Boost 4.00GHzとWCCF Techには説明があるが、ヒートスプレッダの刻印は“QSTN 2.20GHz”とある。

使用されたES品のスペックは以下の通りである。
ASRock Rack Brings AMD EPYC CPUs to "Deep" Mini-ITX Form Factor(techPowerUp!)
ROMED4ID-2T(ASRock Rack)

ASRock Rackは11月26日、最大64-coreのEPYCに対応できるマザーボードの新製品を発表した。発表された新マザー―“RomeD4ID-2T”は“Deep MiniITX”と呼ばれるフォームファクタを採用し、標準的なMiniITXよりも若干大きい程度のサイズに収まっているのが特徴である。
TSMC Completes Its Latest 3 nm Factory, Mass Production in 2022(techPowerUp!)
TSMC's 3nm factory structure construction complete(HEXUS)
TSMC Completes Its 3nm Multi-Billion Fab(Tom's Hardware)

TSMCは11月27日、次世代の3nmプロセスの半導体製造工場の建設を完了したと発表した。3nmプロセスの製造工場は台南市近くの南台湾サイエンスパークに位置している。TSMCは2022年下半期に3nmプロセスノードの大量生産を行う予定であり、その最初の顧客の1つとしてAppleの名前が挙がっている。
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 3DMark Fire Strike and Time Spy scores leaked(VideoCardz)
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti Fire Strike and Time Spy Scores Surface(techPowerUp!)

GeForce RTX 3060 Tiは来週に公式発表されるのを控え、各レビュワーはカードのテストを鋭意行っている最中であろう。

NVIDIAの公式資料によると、GeForce RTX 3060 TiはGeForce RTX 2080 Superを超える性能であるとされるが、少なくとも3DMarkにおいてはその通りである。しかしながら、その差はそれほど大きいものではない。

実際に3DMark Fire StrikeとTime Spyの数字が出ている。
Ryzen 7 5800U Teases What Zen 3 Can Do For APUs(Tom's Hardware)
AMD Ryzen 7 5800U 'Cezanne' Geekbench scores surface(HEXUS)
AMD Celadon-CZN(GeekBench)

LeakBenchによるとRyzen 5000 series Mobile APUのうち、“Cezanne”を使用するRyzen 7 5800Uが初めてGeekBenchに掲載されたという。

現在の情報ではRyzen 5000 series Mobile APUはまず“Renoir”のRefresh版ともいうべき“Lucienne”が最初に登場する。“Lucienne”は“Zen 2”と“Vega”を組み合わせたAPUである。
そしてその次に“Cezanne”が登場し、こちらが“Zen 3”を使用するAPUとなるが、GPUは引き続き“Vega”となる。
AMD Radeon Smart Access Memory Coming to 400 Series Motherboards(techPowerUp!)
New AGESA BIOS Updates enables AMD Smart Access Memory functionality for X470 and B450(Guru3D)

先日、Radeon RX 6800 seriesが発表された。Radeon RX 6800 seriesにはSmart Access Memoryと呼ばれる機能が備えられ、Ryzen 5000 seriesと500 seriesチップセットで使用できるとされた。
AMDの発表では500 seriesチップセットでのみ言及され、500 series向けのAGESA v2 1.1.1.0で対応が加えられた。
◇Founders Edition
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti Founders Edition pictured(VideoCardz)
Nvidia GeForce RTX 3060 Ti leaks become a flood(HEXUS)

GA104-200を使用するGeForce RTX 3060 TiのFounders Editionの写真が明らかになった。GeForce RTX 3060 TiはSM数が38でCUDA core数は4864、Tensor Coreは152基で、RT coreは38である。メモリ周りはGeForce RTX 3070と同様で14GbpsのGDDR6を8GB搭載し、256-bitメモリインターフェースで接続する。
GeForce RTX 3000 shortages could last for several months(Guru3D)

NVIDIAのCFOは株主向けのカンファレンスにおいてGeForce RTX 30 seriesの品不足は数ヶ月続くだろうと明らかにした。また加えて、同社の今四半期の売り上げが記録的なものであったことも報告した。

「強力な需要はNVIDIAも予想していたもの、実際はそれを遙かに超えるものだった」
NVIDIAのCFOであるColette Kress氏はカンファレンスでこう述べた。そしてハードウェア側のキャパシティの問題が品不足を引き起こしているとした。結果、需要に応えられるようになるまでまだ数ヶ月はかかるだろうと説明した。


有力な対抗馬であるRadeon RX 6800 seriesも登場し、今後は製品ラインナップも拡大されるので徐々に緩和されるのでは? などと個人的には割と楽観的に見ているが、やはりGeForce RTX 3080以上のモデルは入荷しては完売の状況が秋葉原でも続いているようである(GeForce RTX 3070は時々見かける印象)。

こればかりは時間が解決してくれるのを待つしかない。
AMD Precision Boost Overdrive 2: Adaptive Undervolting For Ryzen 5000 Coming Soon(AnandTech)
AMD delivers next-gen overclocking with Precision Boost Overdrive 2(OC3D)
AMD to Introduce Adaptive Undervolting to Precision Boost Overdrive for Ryzen 5000(techPowerUp!)
AMD Introduces Precision Boost Overdrive 2, Boosts Single Thread Performance(Tom's Hardware)

AMDは“Zen 3”を搭載したRyzen 5000 seriesとともに、オーバークロック機能もより優れたものにしようとしている。新しいオーバークロック機能はユーザーが調整できる範囲をより多くし、より多くのオプションを提供する。そしてCPUをより高速にする一方でさらに電力効率を上げることもできる。AMDはこの新しいオーバークロック機能をPrecision Boost Overdrvie 2と呼んでいる。
AMD Radeon RX 6700 (XT) Series to feature Navi 22 GPU and up to 12GB GDDR6 memory(VideoCardz)
NV22 XT 186-211 W TGP (RX 6700 XT)(Patrick Schur@patrickschur_)

グラフィックカードのリーク情報をしばしば扱っているPatrick Schur氏が“Navi 22”の消費電力について言及している。“Navi 22”はRadeon RX 6000 seriesのミドルレンジモデルとなり、Radeon RX 6700 seriesとなる見込みである。
AMD Ryzen 7 5700U and Ryzen 5 5500U (Lucienne) spotted at Geekbench(VideoCardz)
ASUSTeK COMPUTER INC. VivoBook_ASUSLaptop X421UAY_D413UA (Ryzen 7 5700U)(GeekBench)
TIMI Laptop (Ryzen 5 5500U)(GeekBench)

未発表のRyzen 5000U seriesはGeekbenchに掲載された。いずれもTIMIと呼ばれるノートPCメーカーのもので、AMDのRyzen seriesを搭載している。

明らかになったのはRyzen 7 5700UとRyzen 5 5500Uであるが、いずれもCPUコアに“Zen 2”を使用するとされる“Lucienne”コアを使用している。これまでの情報によると、AMDは超低消費電力版となるRyzen 5000 seriesにおいて、CPUコアに“Zen 3”を使用する“Cezanne”と“Zen 2”を使用する“Lucienne”を投入するとされている。
ASRock announces AMD Ryzen 5000 BIOS update for B450 motherboards(VideoCardz)
ASRock announces Ryzen 5000 series BIOS support for B450 motherboards(OC3D)
ASRock Now Supports AMD Ryzen 5000 ‘Vermeer’ Desktop CPUs on Its B450 Lineup, ASUS X470 & B450 BIOS Dropping in Few Weeks(WCCF Tech)
New BIOS Updates To Support AMD Ryzen(TM) 5000 Series Processors For B450 Motherboards! (ASRock)

ASRockは11月19日、AMD B450マザーボードにおいてRyzen 5000 seriesへの対応をBIOS updateによりサポートすることを発表した。

対象となるマザーボードと対応するBIOS versionはASRockのWebサイトに掲載されているのでASRockのB450マザーをお持ちの方は是非とも確認してほしい。

なお、同じ400 seriesマザーボードでもX470マザーボードについては言及はされておらず、現時点ではX470マザーボードでのRyzen 5000 seriesはないようである(1月に対応されるのかもしれないが)。
Intel Outs the NUC M15 Laptop Kit(techPowerUp!)
Intel Releases the NUC M15 Laptop Kit(Guru3D)
Intel NUC M15 Laptop Kit, for the whitebook market, revealed(HEXUS)
Intel NUC Kit Lays a Solid Whitebook Laptop Foundation(Intel)

“Bishop County”のコードネームで呼ばれていたIntel NUC M15 Laptop KitがIntelのホワイトブック市場向けのtechnical expertiseに掲載された。最終的な目標は、Intelのchannel顧客にこの素晴らしい精度のノートPCキットを供給することである。
Intel Core i9-11900K teased: 8C/16T at up to 4.8GHz all-core CPU boost(TweakTown)
Chart is better(@harukaze5719 / Twitter)

Intelは10月上旬に第11世代デスクトップ向けCore seriesとなる“Rocket Lake-S”を予告した。そして今回、その“Rocket Lake-S”のスペックの一部が明らかになった。

今回Twitterで明らかになったのはCore i9 11900K, Core i7 11700K, Core i5 11600K, Core i5 11400のコア・スレッド数とL3 cache容量、そしてBoost時の周波数である。
AMD Radeon RX 6800 XT and RX 6800 Review(Tom's Hardware)
Review: AMD Radeon RX 6800 XT and Radeon RX 6800(HEXUS)
AMD Radeon RX 6800 and RX 6800 XT Review(OC3D)
AMD RX 6800 XT Review(KitiGuru)
AMD RX 6800 Review(KitiGuru)
Radeon RX 6800 XT, Radeon RX 6800(4Gamer.net)
ついにGeForceの対抗馬としての十分な実力を備えた「Radeon RX 6800」(Impress PC Watch)

日本時間の11月18日23時00分をもってRadeon RX 6800 XT, Radeon RX 6800のレビューが解禁された。これに伴い、複数のメディアよりレビューが掲載されている。

Radeon RX 6800 seriesのスペックは以下の通り。
◇Ray Tracingの技術デモ―Hanger 21
AMD Teases RDNA 2 "Hangar 21" Raytracing Tech Demo(techPowerUp!)
AMD Releases Ray Tracing Tech Demo Trailer for Hangar 21: Demo to Launch November 19(Guru3D)

AMDは11月18日にRadeon RX 6800 seriesをローンチする。そして11月19日に、“Hanger 21”と呼ばれる技術デモ動画を公開する模様だ。“Hanger 21”はRadeon RX 6000 seriesで用いられるRDNA 2アーキテクチャを使用した、次世代ゲーミングのデモで、脳を揺さぶるようなビジュアル、本物ような光と陰そして反射をAMDのFidelytiFXとMicrosoft Direct X12 Ultimateで実現する。

まもなくローンチされるRadeon RX 6800 seriesであるが、その翌日にRay Tracingをふんだんに使用したデモ動画を公開するようである。Radeon RX 6000 seriesもRyzen 5000 series同様、初期は争奪戦になりそうであるが、導入を急がない場合はこの動画を見てから検討するのも悪くはないかもしれない。
Intel unveils 3rd Gen Xeon Scalable Ice Lake-SP series(VideoCardz)
Intel Claims Its 32 Core Ice Lake-SP Xeon Beats a 64 Core AMD EPYC ‘Rome’ CPU By Up To 30%, Volume Ramp In Q1 2021(WCCF Tech)
A Closer Look at Ice Lake Architecture Overview(Intel)

SC20で“Ice Lake-SP”に関する情報が明らかにされた模様で、Intelの公式Webサイトに動画が掲載されている。

“Ice Lake-SP”は第3世代Xeon Scalable Processorとなるようで、製品名は明らかにされていないもののおそらくはXeon x300 seriesとなるだろうか。

プラットフォーム名は“Whitley”で2-socketまでのプラットフォームとなる。メモリは8ch DDR4対応、PCI-Express 4.0に対応する。このあたりは既報通りであろう。
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti Confirmed, Beats RTX 2080 SUPER(techPowerUp!)
GeForce RTX 3060 Ti performance slide leaks - faster than RTX 2080 SUPER(Guru3D)
Nvidia RTX 3060 Ti performance slide leaks - Killing the RTX 2080 Super(OC3D)
NVIDIA official GeForce RTX 3060 Ti performance leaked(VideoCardz)

今回明らかにされた公式スライドによるとNVIDIAはGeForce RTX 3060 Tiの性能をGeForce RTX 2060 Superの1.4倍程度と見込んでいる。ただし、このスライドは具体的な数字を出したものではなく、またプレスイベントの詳細も明らかでない。だが、大まかな性能を把握する程度はできる。
NVIDIA Announces the A100 80GB GPU for AI Supercomputing(techPowerUp!)
NVIDIA announces A100 80GB accelerator and DGX Station A100(VideoCardz)
NVIDIA Doubles Down: Announces A100 80GB GPU, Supercharging World’s Most Powerful GPU for AI Supercomputing(NVIDIA)

NVIDIAは11月16日、SC20でNVIDIA A100 80GB GPUを発表した。A100 80GB GPUはNVIDIA HGX AI superfomputing platformに搭載される最新のアクセラレータで、従来製品の2倍のメモリを搭載している。

新しいA100はそれまでのA100 40GB GPUの2倍のHBM2eを搭載して総容量を80GBにすろとともに、2TB/sのメモリ帯域を実現した。これによりデータのやりとりをより高速に行うことが出来、A100 80GBは最も高速なデータセンター向けのGPUとなる。

NVIDIA A100 80GBの主な特徴として以下が挙げられている。
AMD Announces CDNA Architecture. Radeon MI100 is the World's Fastest HPC Accelerator(techPowerUp!)
AMD Announces Worlds Fastest MI100 HPC Accelerator for Scientific Research(Guru3D)
AMD announces MI100 with 120 Compute Units, 32GB HBM2 memory(VideoCardz)
AMD Instinct MI100 32GB CDNA GPU Launched(ServerTheHome)
AMD、CDNAの第1世代を実装したRadeon Instinct MI100を発表 (マイナビニュース)
AMD Announces World’s Fastest HPC Accelerator for Scientific Research(AMD)

AMDは11月16日、AMD Instinct MI100 acceleratorを発表した。Instinct MI100は最速のHPC GPUであるとともに、倍精度浮動小数点演算性能で初めて10TFlopsの壁を越えるx86サーバー向けGPUとなる。Instinct MI100をサポートする演算プラットフォームはDell, Gigabyte, HPEそしてSuperMicroから用意され、EPYCとRocm 4.0 open software platformを組み合わせで、Excascaleへの扉を開く新しいソリューションとなる。

プレスリリースには主な特徴が以下のように箇条書きにされている。
NVIDIA is Working on Technology Similar to AMD's Smart Access Memory(techPowerUp!)
Nvidia working on AMD SAM GPU performance boost facsimile(HEXUS)
NVIDIA has its own 'Smart Access Memory' like AMD's new RDNA 2 coming(TweakTown)

AMDのSmart Access MemoryはRyzen 5000 seriesとRadeon RX 6000 seriesとともに導入された新技術である。これまで、CPUが1回でアクセスできるGPUのVRAMはその総量の一部に限られており、システムのボトルネックとなっていた。Smart Access Memoryはこの問題を解決する技術である。PCI-Expressの帯域を利用し、Smart Access Memoryはデータチャネルを広げる、そしてPCI-Express接続の速度を利用して全てのVRAMにアクセスできるようにするものである。

ところが、同様の技術を開発しているのはAMDだけではない。NVIDIAもまたAMDのSmart Access Memoryと同様の技術を開発しているのである。
“Renoir”―Ryzen 4000 series APUと呼ばれるそれはまずMobile市場に投入され、その強力な性能を見せつけた。

そして遅れてデスクトップ向けにも“Renoir”が登場したものの・・・2020年11月13日現在、リテール版は未だ出回っていない。代わりにRyzen Pro seriesがバルク版で出回るという異例の事態となっている。

前置きはここまでにして、いよいよこれのショボいレビューをする時が来た。
Intel 11th Generation Core Tiger Lake-H Processor Appears(techPowerUp!)
Intel 11th Gen Core Tiger Lake-H high-end mobile processor spotted for the first time(VideoCardz)
TigerLake-H(APISAK@TUM_APISAK)

Intelは9月に“Tiger Lake-U”(“Tiger Lake-UP3/UP4”とも呼ばれる)をローンチし、最初の製品は10月に登場した。“Tiger Lake-U”は薄型軽量デバイス向けで4-core/8-threadまでにとどまる。
AMD 3rd Gen EPYC 7763 ‘Milan’ Zen 3 CPU Pictured, 64 Cores, 128 Threads, 2.45 GHz Base & 3.5 GHz Boost Clocks On Early Sample(WCCF Tech)
[CPU] Zen 3 Epyc Milan 7763 displayed on a fish(Chiphell)

EPYC 7763と名付けられた第3世代のEPYC―“Milan”の写真がChiphellのForumに掲載された。このEPYC 7763は“Milan”のEarly Sampleと推定される。

第3世代EPYCこと“Milan”は今年末に出荷を開始し、フルに流通するようになるのは来年の予定である。最初のチップはすでに出荷の段階に入っており、次世代サーバーCPU群はより高い周波数になるという。以前にも“Milan”世代のEPYCとされるEPYC 7713がSiSoftware Official Live Rankerに掲載され、4-socketのXeon PlatinumをPerfomance/costで上回っていた。
NVIDIA GeForce RTX 3060 rumored with up to 12GB memory to launch in January(VideoCardz)
Nvidia RTX 3060 reportedly launching in January with a 12GB configuration(KitGuru)
NVIDIA Allegedly Launches GeForce RTX 3080 Ti, RTX 3060, RTX 3050 Ti, RTX 3050 In January 2021 – RTX 3060 Gets 12 GB & 3060 Ti Gets 8 GB Memory(WCCF Tech)

NVIDIAはRadeon RX 6000 seriesへの対抗としてメモリを増量したカードを計画している。そして1月に新製品が4種類登場することになる。

1月の新製品のうち上位に位置するのはGeForce RTX 3080 Tiである。GA102-250を用いるとされる製品で、GeForce RTX 3090と同等の10496基のCUDA coreを搭載する一方、メモリインターフェースは320-bitとなり、メモリ容量は20GBとなる。
Intel Icelake Server Die Size & Floorplan Inefficiencies Revealed(SemiAnalysis)

Intelの次世代サーバーCPUである“Ice Lake-SP”は2020年第4四半期に評価向けの生産が開始され、2021年第1四半期に本格的な立ち上げが行われる。リリースの時期が近づくにつれ、より多くの情報がリリースされる、あるいはリークされるだろう。IntelはHotChips 2020で“Ice Lake-SP”のダイ写真を公開した。そのとき公開されたのは28-coreのダイであった。そしてこの28-coreのダイはHigh Core Count (HCC) であることがわかった。

IntelはこれまでもXeon向けに3種類のダイを作り分けてきたが、“Ice Lake-SP”でも同様に3種類のダイが用意される。
Intel announces H3C XG310 “Server GPU” with four Xe-LP GPUs(VideoCardz)
Intel Server GPU: The XG310 combines 4 Xe GPUs on one PCIe x16 card(ComputerBase.de)
Intel、Xe-LP採用のデータセンター向けGPU(Impress PC Watch)
Intel Executing toward XPU Vision with oneAPI and Intel Server GPU(Intel)

Intelは11月11日、データセンター向けとなる単体GPU製品としてXe-LPアーキテクチャをベースとした“Intel Server GPU”を発表した。“Intel Server GPU”は高密度・低レイテンシを特に重視して設計され、Android cloud gamingやメディアストリーミングなどの用途を想定する。