北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Radeon RX 6800 XT and RX 6800 Review(Tom's Hardware)
Review: AMD Radeon RX 6800 XT and Radeon RX 6800(HEXUS)
AMD Radeon RX 6800 and RX 6800 XT Review(OC3D)
AMD RX 6800 XT Review(KitiGuru)
AMD RX 6800 Review(KitiGuru)
Radeon RX 6800 XT, Radeon RX 6800(4Gamer.net)
ついにGeForceの対抗馬としての十分な実力を備えた「Radeon RX 6800」(Impress PC Watch)

日本時間の11月18日23時00分をもってRadeon RX 6800 XT, Radeon RX 6800のレビューが解禁された。これに伴い、複数のメディアよりレビューが掲載されている。

Radeon RX 6800 seriesのスペックは以下の通り。
 
Radeon
RX 6900 XTRX 6800 XTRX 6800
GPUコア
製造プロセス
Navi 21 7nm FinFET
Compute unit807260
StreamProcessor512046083840
Ray Accelerator807260
TMU320288240
ROP12812896
コア
周波数
Base****MHz****MHz****MHz
Gaming2015MHz2015MHz1815MHz
Boost2250MHz2250MHz2105MHz
Infinity Cache128MB128MB128MB
搭載メモリGDDR6 16GBGDDR6 16GBGDDR6 16GB
メモリ周波数16.0Gbps16.0Gbps16.0Gbps
メモリインターフェース256-bit256-bit256-bit
消費電力300W
8-pin×2
300W
8-pin×2
250W
8-pin×2
価格'20/12/8
$999
'20/11/18
$649
'20/11/18
$579


10月28日のLive StreamingではRadeon RX 6800 XTの競合製品はGeForce RTX 3080、Radeon RX 6800の競合製品はGeForce RTX 3070が想定されていることが示されていた。

これを踏まえてレビューの内容をざっと見ていくとRadeon RX 6800 XTとGeForce RTX 3080はどちらかというとGeForce RTX 3080が上回る場面が多いが、Radeon RX 6800 XTが上回る場面もいくらかあるという印象で、GeForce RTX 3080に近い位置まではつけているものの、ひっくり返すには至っていない。

一方、Radeon RX 6800とGeForce RTX 3070はRadeon RX 6800が安定してGeForce RTX 3070を上回る場面が多く、こちらはRadeon RX 6800優位と言うことができそうである。

一方、Ray Tracingを有効にした場合はGeForce RTX 30 seriesが圧倒的に優位となる。ドライバ周りも含めてRay Traing対応第2世代のカードとRay Tracing対応第1世代のカードの差だろうか。

消費電力に関してはGeForce RTX 3080>Radeon RX 6800 XT>Radeon RX 6800>GeForce RTX 3070となる。Radeon RX 6800とGeForce RTX 3070は前者が若干高い程度にとどまるが、GeForce RTX 3080とRadeon RX 6800 XTは後者が有意に低いと言える程度の差となっている。

注目の「Radeon RX 6800」シリーズは20日19時に販売解禁(AKIBA PC Hotline!)

そのRadeon RX 6800 XTとRadeon RX 6800であるが、日本国内での販売解禁は11月20日19時からとなる。価格はRadeon RX 6800 XTが89980~91080円、Radeon RX 6800が80080円前後となる(いずれも税込み)。
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コメント
この記事へのコメント
177154 
レイトレはやはりGFの方が先行してるだけある
しかし一気に台無しにする税金…
2020/11/19(Thu) 00:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177156 
4Kで差が広がって16GBの意味がない
256bitはやはり欠点ですね・・・
Ray Tracingも自力が弱そうで決め手に欠けてる
救いはワットパフォーマンスは良いのでFullHD用途には最適になる可能性は一応ありそう
2020/11/19(Thu) 00:49 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177164 
ここ数年はCPUとグラボを米尼で買ってるね。今回もそうなりそう。
2020/11/19(Thu) 02:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177170 
AMDが頑張ったと言うよりNVIDIAが大食いするようになってトータルで並んだだけなような気がする
2020/11/19(Thu) 06:42 | URL | LGA774 #4If7IZ.2[ 編集]
177172 
これ、モバイル向けだとゲフォに圧勝できそう
2020/11/19(Thu) 07:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177175 
ようやくVEGA64を引退させられそうでなにより。
6900XTにも期待できそう
2020/11/19(Thu) 08:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177177 
>4Kで差が広がって16GBの意味がない
>256bitはやはり欠点ですね・・・

256bit同条件の6800XTと無印できっちり差が出てるので、そうとも言い切れない
むしろ食わせた電力に比例してるだけなのでは?
256bitが欠点かどうかは6900XTが出だらはっきりするだろう
19.0Gbpsのメモリ載せたらどうなるのかは見てみたいところではあるが…
2020/11/19(Thu) 08:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177179 
HD6xxx以降のRadeonは、値段とVRAM以外で競合に勝てる部分が無い状態だった印象だけど、今回はかなりまともな勝負になってるね。
流石にレイトレはGeforce優勢だけど、それ以外ならワッパはむしろ勝ってるぐらいだし。
あと、VRAM16GBは今後ゲーム側の要求VRAM量が増えた時に矢張り心強い。
2020/11/19(Thu) 09:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177182 
いかにも出始めのRADEONって感じで、性能の出方に一貫性が無い感じですね。
レイトレース性能の方も、ソフト側の対応が整えば1.5倍くらいにはなりそうな予感がします。
2020/11/19(Thu) 09:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177183 
データ転送方式を工夫し、メモリ帯域を削減することで、
全体の消費電力を抑えることには成功しているし
メモリ帯域を減らしたにしては数値を出すのは宣伝通りですが
やはり4Kクラスになると、削減した帯域そのものがネックになり
使用しているモニターが1440pまでならばRX6x00系は視野に入るが
4Kクラスになると除外される感じですかね?

予想通りといえば予想通りの結果…嘘です
正直な所、実ゲームベンチだともっとガッツリ数値が落ちると思っていたのですけどね…
予想以上にシステムとしては上手く動いていそう
2020/11/19(Thu) 10:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177186 
色々思うけど、256bitのわりにすごいという見方をしておこう

今はFHD~QHDで高fpsで回す方が需要ある気がするし、個人的には4Kは60fps越えているなら合格っていう認識
2020/11/19(Thu) 12:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177189 
今回革ジャンは舐めプしなかったからうまい事ぶつかりあった形になったな
やはり競争は大事よ
2020/11/19(Thu) 12:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177190 
初期ドライバでこれならまずまずか。
Dart5ならレイトレONで3080食ってるようだから楽しみではある。
2020/11/19(Thu) 12:41 | URL | LGA774 #Y85ZE23.[ 編集]
177193 
VCEでエンコードしたってレビューがどこにも無いの悲しい
2020/11/19(Thu) 13:00 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177194 
やりたいゲームによってはこっち買うのも現実的な選択肢になりましたね。あと全くの私見だけどデザインはこっちが好き。
2020/11/19(Thu) 13:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177199 
TechPowerUpやGuru3D見ると3080と競合してるし消費電力も少ないのは良いね。タイトルにもよるけど4Kでガクッと落ちるのもかなり少ないし、以前と違ってSAMやinfinity cacheがソフト側が対応してなくても効果的に動く機能なのが良い感じ。日本の記事だとNVに最適化されてるFFが出てくるからどうしても印象悪くなっちゃうのは仕方ないけど
2020/11/19(Thu) 15:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177203 
SAMをzen2でも有効にしろと騒がれてるみたいね。
技術的にはPCI-e 3.0から出来るらしい。
2020/11/19(Thu) 16:27 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177205 
Blenderのベンチが凄いことになってて、3Dクリエイターは狂喜か?
2020/11/19(Thu) 17:08 | URL |   #-[ 編集]
177210 
そもそものSAM自体がそこまで性能差作り出してなくて売りとはなんだったのかを考えさせてくれる。
それよりもInfinity Cacheの方が効果絶大だったんだね。大容量かつサイズもぎゅっとしているとのことで。
2020/11/19(Thu) 19:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177217 
うむ、これなら来年前半には発売されるであろう6700/6600(XT)にも期待が持てますねぇ。
やっとRX480から乗りかえられそう。
ミドルクラスGPUでレイトレがふんだんに使えるのは当分先のことと思われるので、問題なしと判断します。
2020/11/19(Thu) 23:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177219 
以前のRADONだとメモリ帯域をまったく何も生かせてなかったのに、いっきにNVIDIAを追い越してるのがわりとすごいというか怖いというか
2020/11/20(Fri) 01:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177221 
NVIDIAのGameWorks使ったゲームはやはり分が悪いですね
ただそうじゃないゲームはほぼ横並びか超えているところ見ると今までとは違うなと感じる
2020/11/20(Fri) 01:42 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177227 
>177203
SAMってバスが遅いGen3と速いGen4ではどっちが効果出るんだろ
2020/11/20(Fri) 10:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177234 
今回もRADEONのお家芸みたいになってる、低電圧化でむしろ性能微増でワッパ劇的改善現象があるみたいですね…特にXTで。
2020/11/20(Fri) 15:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177238 
レイアクセラレータをCUあたり4基とかにしていたら勝っていたかもしれないね
2020/11/20(Fri) 18:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177239 
なんかOC耐性すごいみたいね
2020/11/20(Fri) 19:37 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177241 
※レイアクセラレータをCUあたり4基とかにしていたら勝っていたかもしれないね

PC Watchの劉尭氏の記事を引用すると、

「Radeonの開発チームは、実用的なリアルタイムレイトレーシング性能と品質を、現時点の半導体技術で実装するのは現実的ではないと考えている。
また、既存のレンダリング技術でも、さまざまな手法が増えてきていて、レイトレーシングに見劣りしないレベルのグラフィックスを実現できている。
そのためレイトレーシングの実装にコストを大きく割かなかった」
2020/11/20(Fri) 23:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177242 
>177239
6800XTは空冷で2.65GHzいったみたいな記事もあったね
2020/11/21(Sat) 00:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177244 
以前ロバート秋山みたいだと思ってたけど、リサスーは何かすごいものを持っているように思える
実際にはそれぞれの技術者達の努力と才能の結果だと思うけど、
経営者として成功する能力を1%くらい分けてほしい…
2020/11/21(Sat) 01:15 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177252 
「RX 6800XT」が、「X68000XVI」に見える。似てませんか?
2020/11/21(Sat) 10:27 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177255 
ドライバがまだ熟成されてない状態でこの結果なら、今までとは違って期待出来ると思う。

4Kや8Kに関してはまだ極一部の人だろうし、FHD環境の人が殆どだろうからFidelityFXを使った開発中のアップスケーラーが出れば4K・8Kでも速度出るんじゃないかなぁ・・・出れば良いなぁ・・・

後は潤沢な弾数と買い占めが無ければって所かなぁ
2020/11/21(Sat) 11:47 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177259 
>SAMをzen2でも有効にしろと騒がれてるみたいね。
>技術的にはPCI-e 3.0から出来るらしい。

それな
可変BARの発動条件は
・64bit Windows10
・BIOSでAbove 4G memoryの設定が可能なマザボとCPU
・可変BARに対応したWDDM 2.xドライバとグラボ

我々は準備万端で待機していた。
しかしいつまで経ってもMSから"発動させるためのスイッチ"が提供されないため、SAMを自作してRyzen 5000に組み込んだ。
…であれば、AMDが叩かれなきゃいけない話なのか?

そして「ドライバは今から準備します。」な NVIDIAェ・・・
2020/11/21(Sat) 15:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177264 
NVIDIAは準備していないというよりTeslaのみにマーケテイングの理由で制限してただけですHPC向けだと大量転送を行うので利点が出るわけで
2020/11/21(Sat) 19:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177269 
4亀のベンチ見てるとFHDだと負けても4Kで抜いてるの多いし、むしろ高解像度で強いんでは?
2020/11/21(Sat) 22:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177296 
なんかエンジンによって強いとこ弱いとこバラバラだな
傾向みたいなのがあまり見えない

けどAMDでこんな強いのが出てきてくれたのは嬉しいの一言だわ...
2020/11/23(Mon) 19:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
177320 
BARそのものはPCIe 2.0の頃からオプションとしては存在してたみたいだね。
ASCIIのCDNA関連の記事にその辺も詳しく書いてあった。
2020/11/24(Tue) 23:03 | URL | . #-[ 編集]
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