AMD Radeon Smart Access Memory Coming to 400 Series Motherboards(techPowerUp!)
New AGESA BIOS Updates enables AMD Smart Access Memory functionality for X470 and B450(Guru3D)
先日、Radeon RX 6800 seriesが発表された。Radeon RX 6800 seriesにはSmart Access Memoryと呼ばれる機能が備えられ、Ryzen 5000 seriesと500 seriesチップセットで使用できるとされた。
AMDの発表では500 seriesチップセットでのみ言及され、500 series向けのAGESA v2 1.1.1.0で対応が加えられた。
New AGESA BIOS Updates enables AMD Smart Access Memory functionality for X470 and B450(Guru3D)
先日、Radeon RX 6800 seriesが発表された。Radeon RX 6800 seriesにはSmart Access Memoryと呼ばれる機能が備えられ、Ryzen 5000 seriesと500 seriesチップセットで使用できるとされた。
AMDの発表では500 seriesチップセットでのみ言及され、500 series向けのAGESA v2 1.1.1.0で対応が加えられた。
ところがX470やB450にも非常に短いながらもこの機能が追加できる旨の説明がされた新しいBIOSが登場した。Ryzen 5000 seriesによるSmart Access Memoryは従来の256MBに代わり、グラフィックカードのメモリをフルに参照出来るものであり、4GB以上のBTWをBIOSで設定することで対応できるPCI-Expressそのものに実装された機能である。
ASRockやMSIのマザーボードで最初のB450, X470向けのBeta BIOSが登場している。新BIOSはSmart Access Memoryの有効化と、AGESA v2 1.1.8.0によるPrecision Boost Overdrive 2の追加が行われている。
ASUS Prim B450-M BIOS 2406の説明にはこう書かれている。
- AM4 AGESA V2 PI 1.1.8.0への更新による新CPUのサポート
- Ryzen 3000, 2000, 1000 series及びA series processorを用いている場合は、このBeta BIOSへのアップデートは推奨されない
- このBeta BIOSは元に戻すことは出来ない
つまり、本当にRyzen 5000 seriesを用いるのでなければ、アップデートは推奨されないとあり、特に世代が古いものはサポートが外れて動かなくなる可能性もあるので気をつけたい。
- 関連記事
-
- Radeon RX 6700 XTのBIOSの中身―コア周波数2800MHz超に設定可能? (2020/11/30)
- Radeon Smart Access Memoryは400 seriesチップセットでも使用できる (2020/11/26)
- “Navi 22”の消費電力―“XT”は186~211W、“XTL”は146~156W (2020/11/21)
○Amazon売れ筋ランキング CPU メモリ グラフィックカード マザーボード SSD 電源
この記事へのコメント
アップデート後に元に戻せないBeta BIOSってどゆこと?
2020/11/26(Thu) 21:47 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>アップデート後に元に戻せないBeta BIOSってどゆこと?
ロールバック出来ないのは BIOSではなくて、bootstrapが書かれてる AGESAの方なのでは?
同じく bootstrapが書かれてる Intel Management Engineも、一旦アップデートしたらロールバックする方法は無い
この Beta BIOSの AGESAに Ryzen 3000, 2000, 1000 seriesの bootstrapが入っていないとしたら…
>ところがX470やB450にも非常に短いながらもこの機能が追加できる旨の説明がされた新しいBIOSが登場した。
チップセットが Above 4G memoryに対応してても、マザボに追加実装されたチップまで対応するかどうかは動かしてみるまでわからない
PT3が Above 4G memoryと干渉するという報告もあるようだし、無駄に豪華仕様なX470マザーあたりが引っかかったりするのかも
そしてKTU氏が自力で干渉を回避出来なかった可能性…
ロールバック出来ないのは BIOSではなくて、bootstrapが書かれてる AGESAの方なのでは?
同じく bootstrapが書かれてる Intel Management Engineも、一旦アップデートしたらロールバックする方法は無い
この Beta BIOSの AGESAに Ryzen 3000, 2000, 1000 seriesの bootstrapが入っていないとしたら…
>ところがX470やB450にも非常に短いながらもこの機能が追加できる旨の説明がされた新しいBIOSが登場した。
チップセットが Above 4G memoryに対応してても、マザボに追加実装されたチップまで対応するかどうかは動かしてみるまでわからない
PT3が Above 4G memoryと干渉するという報告もあるようだし、無駄に豪華仕様なX470マザーあたりが引っかかったりするのかも
そしてKTU氏が自力で干渉を回避出来なかった可能性…
2020/11/27(Fri) 12:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
工夫すれば、長持ちする、という考え方が、東洋にはありましてな。
2020/11/27(Fri) 19:59 | URL | LGA774 #a2H6GHBU[ 編集]
>177358
一応UEFIからごにょごにょして古いAGESAを持つBIOSに戻せないこともないらしい
でもアップデートでバグを踏んだ人の救済措置というよりそれ自体バグ技っぽいけど
一応UEFIからごにょごにょして古いAGESAを持つBIOSに戻せないこともないらしい
でもアップデートでバグを踏んだ人の救済措置というよりそれ自体バグ技っぽいけど
2020/11/28(Sat) 08:36 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>Ryzen 5000 seriesによるSmart Access Memoryは従来の256MBに代わり、グラフィックカードのメモリをフルに参照出来るものであり、4GB以上のBTWをBIOSで設定することで対応できるPCI-Expressそのものに実装された機能である。
そのPCI-Expressそのものに実装された機能だけど、相変わらず「Windows上でAMDの独自実装を使わず有効にする方法」が見つからないんだよね
そのPCI-Expressそのものに実装された機能だけど、相変わらず「Windows上でAMDの独自実装を使わず有効にする方法」が見つからないんだよね
2020/11/28(Sat) 16:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
新機能を使いたいなら400番台を無理して使うこともないだろう
2020/11/28(Sat) 22:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
B450でもPCIe4.0のサポートを公式ではじめるってことなんだべか。X570が出たときに(技術上可能だけどみんな安いB450ばっか買うから)PCIe4.0はサポートしません! って言ってた気がするんだけど……
2020/11/29(Sun) 20:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>>177436
多分これ見たらわかるけど、SAMにPCIe4.0関係ない的な話が。https://youtu.be/gQRPlL9d_Uc
多分これ見たらわかるけど、SAMにPCIe4.0関係ない的な話が。https://youtu.be/gQRPlL9d_Uc
2020/11/30(Mon) 00:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]