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くちデカ過ぎでは!? トヨタ新型「アバロン」が大変貌

カーデザイン スタジオ
01 /17 2018
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一気に20歳若返りを狙え!
あ~、もったいない。どうして、日本にアバロンがないのだろうか?

トヨタは北米国際自動車ショー(通称デロイトショー:2018年1月13日~28日)で北米トヨタの最上級セダンとして第五世代アバロンを世界初公開した。

カッコイイ!?クチでかアバロンの詳細を写真でチェック(23枚)

ボディデザインは大きく2種類ある。XLEとリミテッドは、ダークグレーのフロントマスクで”大人の雰囲気”。

一方、XSEとツーリングは、ピアノブラックのメッシュグリルを採用。狙いは、ユーザー層の”20歳若返り”だ。

トヨタ関係者によると、第四世代アバロンの平均購買年齢は62歳とかなり高め。第五世代ではXLEとリミテッドは既存ユーザーの買い替えを考慮した上で、XSEとツーリングでは40代をターゲットとするための製品企画を練ったという。
TNGAとV6、ハイブリッドで走りの良さは明白
アバロンは、北米トヨタの屋台骨であるカムリの上級派生車として1994年に北米生産車として誕生。第二世代は日本名プロナードとして日本に輸出されていたことがある。

日本市場でトヨタ最上級車といえば、当然クラウンの存在が大きい。アバロンはカムリベースのためにFF(前輪駆動車)だ。少し前までは、高級はFR(後輪駆動車)が主流で、FFは中級車や小型車というイメージが強かったが、最近は世界的に上質で高級なFFが増加している。

そうした中、カムリが採用したトヨタの次世代シャーシ、TNGA (トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の出来栄えは周知の通り、FFという概念を根底から覆す秀作だ。新型カムリは外観のみならず、走りの面でも一気にスポーツカーへと大変身した。

そんなカムリの血を引き継ぎ、さらに上級な走りに仕上げたのが新型アバロンである。

パワートレインは3.5リッターV6と、2.5リッターハイブリッドの2種類だ。

インテリアは、コクーン(繭《まゆ》)を称するように、心地良く包まれるような空間造形。さらに、アマゾンの音声認識エンジン・アレクサを搭載して、車載器から家の中の電気製品などと連携、また車外からはスマートフォンからエンジンスタート機能など、いわゆるAI(人工知能)の技術を具現化したシステムを多数採用した。

今回、アバロンがIT技術満載、かつスポーティさを強調したことで、カムリとの「カニバる(カニバリゼーションの略称)」ことはないのか、トヨタ関係者に聞いた。

すると、北米市場でのカムリは2.5リッターNA(ガソリン車)が8割、V6が1割、ハイブリッド車が1割という販売状況のため、「アバロンとのカニバリは気にしていない」と答えた。

また、日本市場向けの輸出については、「ティザーでネット上の反響が高いことはありがたいが、実売がどうなるかは別問題」というにとどめた。

アバロンは現在、北米向けが8割、2割弱が中東向け、その他に韓国向けに輸出されている。

日本のユーザーが声高に「アバロン、日本再上陸を!!」をトヨタに訴えれば、もしかすると右ハンドル仕様の製品企画が始まるのかもしれない。

コレは凄まじいですね…。

最近のトヨタのデザインチームは、明らかにおかしいですね。
この前帰国した時も、あのプリウスの異様なデザインは、正直受け付けませんでした。

口がデカけりゃスポーティー???

何だって限度ってものがあります。

恐らく美的センスの欠片も無い無能な老害上司に認めてもらうには、何でも良いからインパクトがなきゃ駄目・・・って感じなんでしょうね…。

平均年齢を42歳にしたい?

その世代って、今の時代、子育て世代でもあるので、こんな薄らデカイセダンは全く引っかかって来ないですね。

特に北米では、子育て世代というと、余計にミニバン辺りになってしまいます。チャイルドシートの着用を厳しく言われているので、その出し入れのし易さを考えると、セダンよりも背の高いクルマの方が楽なのです。

それに、仮にセダンが欲しいという40代が、こんな下品でガキっぽいデザインを好むんでしょうか?

日本のデザイナーって、若者向けというと、必ず下品でガキっぽい事をします。
所詮は「ジジイの見た若者向け」でしかないんですよね…。

普遍性のある上質なデザインなら、若者にも年配者にも受けるんです。ソレをやらずに小手先だけで若者向け、年寄り向け…なんてやった所で、ソレが成功した試しが無いじゃないですか!

大体カムリですらデカ過ぎて全く売れていないのに、コレを日本に持ってくる必要性はゼロでしょう。

正直バンクーバーでも、アバロンなんか全く見ないですね。

加筆

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私は最初、この車を見た時、かつての人気漫画「がきデカ」のこまわり君だと思いました。

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そしてコメントでmonjiさんが指摘した赤塚不二夫のマンガに多数出演しているダヨーン…。

どちらにしても、こんなモノに似ているなんて、少なくともカッコイイとは言えないでしょうw

コメント

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私は現在まさに42歳で、3人の子どもを抱える子育て世代ながらも、ミニバンや1BOXが嫌いで頑なにセダン党を貫き通しておりますが、このデザインは全くもって受け入れられないですね。私は輸入車セダンを3台乗り継いでいますが、何も初めから国産のセダンを切り捨てていたわけでなく、80年代、私がまだ中学生の頃は魅力的な国産セダンのかたちはトヨタにも日産にもありました。しかし、今そこそこいいなぁと思えるデザインはマツダぐらいなもんですし、最近のトヨタのデザインときたらユーザーを馬鹿にしてるんじゃないのと言いたくなってしまいます。こんなもんに大枚を叩くくらいなら、維持費のかかる旧車に乗っていた方が遥かにマシって思いますよ。

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> m0p4rさん
恐らくコレはアメリカでデザインしているんだと思いますが、今のアメリカに車のデザインを求めるのは、どうなんでしょうね…?
下品な社外エアロでも、こんなの無いですよね。

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> MAXIさん
コレは何か向こう側が見えるみたいですね!
バンパーなんて、表面は単なるプラスチックのカバーですから、どんなカッコでも良いんでしょうけど…コレは無いですよね!

それか、アメリカデザインで、アメリカ人様には何も文句が言えない…なんてのも有りそうです。

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> czj*****さん
日本のチャイルドシート着用は6歳までとなっていますが、コチラではもう少し長いこともあり、その事も子育て家庭にセダンが不評な理由かと思います。

私もドライビングフィールが一番自然なセダンの方が好きです。やはりミニバンばミニバンですし、あのリアガラスが遠いのが、余り好きじゃないですね。

カムリもアコードもアメ車です。日本には大きすぎます。
トヨタの「どうせユーザーなんか何も分からない」なんてタカをくくっていそうですね。

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凄い顔してますね~
まさに現代の特撮ヒーローのようなデジタルな顔だと思います
しかし個人的には初代ウルトラマンや仮面ライダーのような
アナログ的な顔を持つ車の方がホッとします(笑)

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> プレインズさん
コレは逆にアナログな「がきデカ」に似てませんか?
こういうのって、絶対に街の景観に似合わないんですよね…。

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もともとアバロンはアメリカ専用のせいか大雑把な作りですが、SM女王様の網タイツみたいなグリルですね。
しかし、驚いたのが購入年齢が62才となっていたことす。じつは、GM/FORDのフルサイズ(FR/フレーム構造)の各車の90年代の購入年齢が65才オーバーでした。そこで無理やり若返りを図ろうとエアロルックで新型になりましたが、ほどなくして全廃されました。
BIG3ならともかくトヨタですらセダンの購入年齢が高くなっているとなると、
アメリカではセダンは絶滅危惧種化しているんですかね。
同じく成功ブランドとして知られる
ベンツやBMW,アウディーなども同じ傾向にあるのかと思われます。

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90年代はグリルは小さく薄くなりグリルレスすらありましたが、最近は巨大グリルがトレンド世界的になんでしょう。アウディーの影響なんでしょう。

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> mas**iken*jiさん
今やセダン自体が熟年化しています。その中で、大型車の熟年化は顕著ですね。

アコード、カムリですら50代なんじゃないでしょうか?
まだ日本よりは遥かにセダンを見かけますが、少なくともアメ車は完全に絶滅危惧種ですね。

ドイツ車の方が何となく年齢が若い気がします。

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ラグジュアリーカーは高額ですから高齢者が買う傾向があるのは仕方ないでしょうが、それにしても深刻な高齢化です。
いっそセンチュリーをもっていってみてはいかがでしょうか?意外と当たるかもしれません。
デビュー時は、日本ではオーナードライバー向けにも力を入れていました。昔はクラウンもプアマンズセンチュリーのような保守的な雰囲気がありましたが、今ではご存じの通りゲテモノキワモノ、このアバロンの姉妹車に成り下がっています。
ところで、不思議なのは登場当時は抵抗があった砂時計グリルのレクサスや代用アウディーのクラウンも、
慣れてくるとそれほど違和感がありませんよね。意外とデザイン的にはうまくいってしまったんでしょうか。

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> mas**iken*jiさん
何か最近高級車に乗っているのって、年配者よりも若くて成功したような人が多い気がします。その辺りはドイツ系ですね。

高級車って、実は余り品質を問われないんです。アノ手のオーナーは、3年で乗り換えるのが普通ですし、精々保証期間を問題なくやり過ごせたら…って感じはしますね。

レクサスが成功したとは言っても、あんな品質の悪いアウディーが今だに売れているという事実…。

あのレクサスのグリルは、私は何度見ても嫌いですね。必然性のないラインですから。

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かつてはフェラリー、ポルシェなんて言うのは白髪の老夫婦が乗ってらして、まあ成功のシンボルなんて言われたこともありましたが、近年はネット長者なども出てきて若い金持ちも当たり前になったんでしょう。
それから、購入者の出自に起因するという意味でドイツ車が売れるのは移民の国アメリカらしい消費構造ですね。当然のことながら日本では考えられない話です。

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高級車って、実は余り品質を問われないんです。アノ手のオーナーは、3年で乗り換えるのが普通ですし、精々保証期間を問題なくやり過ごせたら…って感じはしますね。
>>あとはリース販売が普及していることもありますよ。そんで、型遅れの高級車を下層階層が拾うわけ。
確かに、70年代までのアメリカ車はモデルチェンジに際して例えばキャデラックのデザインのお古をシボレーに流用したりしていましたよね。

あのレクサスのグリルは、私は何度見ても嫌いですね。必然性のないラインですから。
>>そう言う意味では最近のベンツのデザインなんかも、やたらと線が多いというか、ごてごてといいますかどうでもいい線を描き過ぎです。かといってけばけばしいとか豪華とでもない。ただ邪魔でうざいだけ。これが今のトレンドですかね。

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> mas**iken*jiさん
高級車=高品質=長く乗れるなんてのは、とんだ勘違いです。
あの手は本当に3年リースで乗り捨てるのが普通ですね。

そして本来持つべきで無い階層が中古車を買い、トラブル多発で泣かされるんです。

今はフェラーリやポルシェなんて、中国人のガキの車ですよ!

正直ヨーロッパに行っても、今の車が美しいとは思えませんね。90年代位までならともかく、今の車は完全に風景から浮いています。

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もはや「おそ松くん」の「ダヨーン」ですね・・・
何でしょうこのプラッチック感?
いや、「家の門扉」感とでも言いましょうか・・・
表札と地番のプレートを張っておくとより似合うでしょう・・・

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> Monjiさん
確かに「ダヨ~ン」そのものだねw
あと、がきデカかと思ったけどね。
社外エアロでも、ココまで安っぽいの珍しいと思う。

こんなの家の門に付けたら、アホだと思われるだろうねw

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最近のトヨタはどんな車でもグリルが巨大で、どうしてそこに力を注ぐんだと言いたくなります。
ヴェルファイアなら、社外品のグリルの方が全体のデザインに沿って上手くまとまっているものがあって、どうしてでっかいギラギラグリルが要るんだと思います。
今のトヨタ車を見ると、キャデラックやカマロみたいなアメリカの乗用車の方が地味じゃないか?などと思います。

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> ぷにゃーさん
結局は若者向け=下品にしかデザイン出来ないんですよね…。
本当に普遍的な良さが有れば、年配者から若者まで支持を受けるんです。

若者向けとか女性向け…なんて車は、大抵クズです。

今のアメ車を見ても、デザインが破綻していますが、今の時代アメリカにデザインを任せるのは、如何なものなんでしょう?

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かつて日本車というと守りに入りすぎたデザインを批判されていましたが、いまやこのようにすっかり正反対になりましたね。私はこの姿勢は嫌いじゃないですね。(デザインの良し悪しは別として)
では乗りたいかと言うと、これもまた別問題なのですが。
やはり日本車の乗り心地はまだまだ好きになれません。

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> m0p4rさん
確かに昔は面白みのないデザインが多かったですが、今のこれは、それ以上に酷いと思いますよ。
トヨタ社長がデザインに口を出すと宣言してから、明らかにおかしくなりました。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。