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ウチのチームが楽天より弱いということ

2010年05月31日
仙台まで行ってナガカーのアレを見ちまったわけで。

■【球炎】優勝する気はあるのか(中国新聞)

スコア以上の惨敗である。毎度おなじみの2死からの失点に、追い付かない程度の打線の反撃…。5月からこんなことは問いたくなかったが、もはや抑えきれない。広島の選手と首脳陣の皆さん、本当に優勝する気はあるんですか。もうあきらめたんですか。
昨季までの監督が率いる楽天に4連敗。43年ぶりに2けた借金を抱えて5月を終えた。今日味わった屈辱とストレスを逐一挙げるには、とても行数が足りない。絞りに絞って指摘したいのは、八回の攻撃である。
2―4に追い上げた2死二、三塁で、打者は石原。それまでの3打席の内容はさっぱりだったものの、ベンチは動かなかった。雪辱への期待に懸けたのだろうが、あえなく凡退。結果論であっても、仙台まで駆け付けたファンはこの勝負手に納得できまい。
DH制のあるパ・リーグの本拠地球場で、ここまで起用した野手は1試合平均10人。スタメンを信頼したい気持ちは分かるが、もっと臨機応変に控え選手を起用するべきだろう。捕手3人制のメリットも生かし切れていない。「ビッグレッドマシン」の時代ならともかく、今はベンチ全員の力を有効活用しなければ目標は遠ざかるばかりだ。(加納優)

昨晩からこの記事がカープファンの間で話題になっています。これはファンの声をストレートにぶつけた記事ですね。
8回の石原のシーンでは私もそう思いました。
石原の持ち味は「フルスイング」。こういったヒットで確実に2点欲しいという場面では全く不向きです。次の回に投げる投手がいないから一発3ランで試合を決めてしまうというなら石原でよかろう。
事実石原だけがあの広いズムスタでサヨナラホームランを打っていますからね。石原のフルスイングの賜物。←偶然じゃないですよ、皆さん(笑)
百歩譲ってあの試合で3安打であったらそのまま石原でもよかろう。しかし全タコでしょ?代打を使わない理由がチーともわからない。
是非とも地元に戻ったときに中国新聞さんが責任をもって謙二郎に質問をして頂きたいです。

そんでもってもう一つファンの間で論議されている話題があります。これ。


■広島、ブラウン楽天に4戦全敗…今季最多借金11(スポニチ)

不完全燃焼だった。最後まで投打はかみ合うことなく、昨年までの指揮官・ブラウン監督の楽天を相手に広島は屈辱の交流戦4戦全敗となった。

「0-4ですからね。ウチのチームが楽天より弱いということ」

負けず嫌いの野村監督があえて口にしたコメントが敗戦の大きな痛手を表していた。
楽天先発・田中に対し、7回以外毎回の12安打。先頭打者を出塁させること5度と圧倒的に攻めたが、本塁を踏んだのはわずかに2人だった。

「ヒットを打たせないところは向こう(田中)が上。ただ、あと1本が出ていれば、こちらの流れにはなったはず」

連敗で借金は今季最多の11にまで膨れ上がり、5月を8勝14敗で終えた。右肩痛で戦列を離れていた大竹が、あす6月1日の日本ハム戦(札幌ド)で先発する。ここが正念場。月が替われば、きっとツキも変わる。

これね。うーん。どうなんだろうね。指揮官がこれだけ投げやりというか弱気というか。
選手をバカにしているのか?というツイッターの声もありましたが。私としては監督・コーチを含めた総合的な”弱さ”と判断はしています。が、
私が問題と思うのは「何をもって弱いのか」ということが具体的に出ていないことですね。
1つ1つの試合でも負けたらもっと選手個々の名前を出してもイイと思いますのですよ。実際にはミーティングで言っているのでしょうけどマスコミを利用してコメントとして残してもいいんじゃないかと。
そのへんは讀賣の原監督がうまいですよね。先日も長野が初3番に入ったときも指摘していました。
あぁいう風にコメントされたら選手は「悔しい見返してやる」と思うのでは。ボロ負けしても終盤にヒットを打つと”明日につながる”って言うアレですよ、アレ。

何回かここで謙二郎のコメントについては?マークをつけてきましたがもうちょっとマスコミの皆さんにネタになるような(露出するような)コメントを残してもいいと思います。
どうもそのせいかマスコミ受けしていないんじゃないかなぁ・・・って。だって「履き捨てた」なんて書いた記者もいましたよ。

なんかキダゴーのトレードも、上記の石原の起用も、そしてこの具体性の欠ける「弱い発言」もなんかファンの間でモヤモヤさせるだけど「よっしゃ!球場行って応援しちゃる!」とは思えないんですよね。

野球って楽しいんじゃなかったの謙二郎?

・・・とここまで謙二郎中心に書きましたが私は低迷の原因を全て監督に向けるのは反対です。
あまりにも選手への批判とのバランスが悪すぎます。
チャンスをもらって逃すのは選手個々の責任は高いと思います。そこをかわいさ余って代わりに監督を批判しているんじゃないか?と最近思うようになりました。

汚い野次はどうかと思いますが。「そろそろ打ってくれやー、さっきのエラーの分を取り返してくれ!」ぐらいはいいんじゃないでしょうか?発奮するような野次なら。

最後にツイッターで紹介していただいたいい映像。マエケンかっこいい!(全てをここに集中して現実逃避したいファンがここにいる、そう俺。)



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もう一人の「前田」が試合を決める一発

2010年05月22日
昨日はマエケンと小窪だよね。

■福岡SB1-7広島(TBSエキサイトBB)

広島先発の前田健が自身初の2試合連続完投勝利、交流戦5連勝でセ最多タイ7勝目。前田健は6安打1失点で今季2度目通算5度目の完投勝利、自身3度目の無四球完投。自身3度目2ケタ10奪三振で今季68個と防御率1.59は共にリーグトップ。栗原が1回に先制タイムリー、小窪が4回に走者一掃タイムリー 2B、6回に自身最多4打点目のタイムリー。8回には前田智が4/11YB戦以来の2号2ランで、07年5/26H戦以来のヤフーD白星。ソフトバンク先発大隣は6回5失点で自身ワースト5連敗、両リーグワーストタイ6敗目。



■マエケンがセ界のエース!トップタイ7勝目(スポニチ)

オレがセ界のエースだ。ダルビッシュに投げ勝ってから6日後。広島では99年の紀藤以来となる2試合連続完封を狙って9回のマウンドに上がった前田健は、1死一塁から高谷に右翼線を破られて1点を許すと、思わず顔をしかめた。
 「完封するつもりで行ったんですけど…。1点取られたので悔しいですが、勝ったので、まあ良かったです」。6安打1失点、今季初の無四球完投でハーラートップタイの7勝目。防御率(1・59)、奪三振(68)もトップに浮上し、投球回数と合わせて4冠だ。
 最速148キロの直球に加え、2種類のスライダーに抜群の切れがあった。手元で沈んだかと思えば、右打者の外角へ鋭く逃げる。「クリーンアップは右打者。スライダーをうまく使えた」。6回1死からはオーティズ、小久保を沈むスライダーで連続三振に仕留めた。
 細身の体からは想像も付かないタフネスぶりだ。この日で6試合連続の中5日登板。本拠地での登板翌日は今季からチームが導入した酸素カプセルに入り、疲労回復に努めている。22歳ながら高い自己管理が好成績を支えている。「勝ちが付くと乗れるし、調子も上がってくる」というマエケンを攻略するのは今、そう容易ではない。

 ≪前田智は2号2ラン≫もう一人の「前田」が試合を決める一発を放った。2試合連続で5番・DHで先発出場。8回無死一塁で、4月11日の横浜戦(横浜)以来となる今季2号を右翼席へライナーで突き刺した。2安打2打点の活躍にも天才打者は「きょうはいいですよ。勝ったからいいでしょ」とぶっきらぼうに話し、帰りのバスへと乗り込んだ。


ぶははははははははっ!

ツイッターでも流れてくる各マスコミのニュースも「マエケン」が中心。
いままでなら打の前田がクローズアップしていたはずです。

振り返るとマエケンのピッチングは圧巻でしたね。なんでしょうか、あのタテに割れちゃっている変化球。
ムネリンや小久保がプルン!と振っていましたね。腕の振りとクセのないフォームなんでしょうね。

最近会社でもマエケンのことをよく聞かれます。「いいピッチャーだね!」

知ってるっちゅーの(笑)
「カープファンはもう入団したときから知っているんですよー」ってね、説明しています。

付け加えて。「PLの子は絶対に負けない、負けたら恥ずかしいという遺伝子みたいなものがあるんですよ。根っこにあるモノが違います」

もう一人のPLの子。小窪もよくやったじゃないか!あの走者一掃の一打がグッと勝利を呼び込んだと思いますよ。もっと評価しろーーープロ野球ニューーーースぅぅ!

それでももう一人の前田は目立った一打を見せてくれました。
たぶん多くのカープファンが思ったんじゃないかな「まだあんな打球が打てるんだ・・・・」
喜び半分驚き半分じゃなかったかな。

交流戦は楽天戦でいきなりコケちゃいましたけどこれで2連勝。いまはマエケンしか勝てないチーム状況ですからとりあえずは1勝1敗ペースでいいかなと思っています。
ビジターゲームでまず1勝。昨日は内容もよかった、そしてこれからの戦いにも大きな1勝だったと思います。

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みんなちょっと野球をなめているんじゃないか

2010年05月09日
いつから打撃のチーム?

■阪神8-11広島(TBSエキサイトBB)

広島が連敗3で止め借金6。1回フィオのタイムリー2Bなどで2点、2回東出タイムリー2B、3回赤松タイムリー、4回天谷・フィオのタイムリーで3点、 7回栗原2試合連続5号ソロ・廣瀬タイムリー、8回栗原タイムリーなどで2点、昨年8/29YB戦以来2桁得点・T戦07年5/4以来11得点、08年8 /4S戦以来17安打。2人目プロ甲子園初登板篠田が昨年4/26T戦以来の白星。阪神は今季初2桁失点で連勝2、甲子園連勝4で止まり貯金6。8得点以上でリーグ戦敗戦は06年8/18S戦以来。2人目川崎が移籍後初黒星。

4回に逆転をして勝ったもののやはり不安が残る試合でした。
このゲームを指揮官がどう評価しているのか楽しみでした。

■「ちょっと野球をなめている」(ニッカン)

連敗を3で止めた広島野村監督。しかし細かい守備のミスに怒りのコメント。
「僕らも現役のころぶざまな試合をしてしまったことはある。だからこそ言うんです。みんなちょっと野球をなめているんじゃないか」。

安心しました。
連敗していたから「どんな勝ち方でも」という気持ちもあるでしょうけど昨日のような試合の後は気を引き締めることが大事だと思います。

まだまだ長いシーズンですから「強い勝ち方」にこだわっていいと思います。問題は選手にどう響くか・・・ですけどね。

小窪がちょっと心配かな。先日の横浜での練習を見てもその前の東京ドームのときの状態より下がっていました。
鳥谷のサードライナーではいい反応をしていましたが桜井の打球を含めてちょっと守備でもキレが落ちているように見えます。
まぁ誰でも波はありますからね。

その波、大きな波がやっと来たか!?われらの主砲・栗原健太。
体重を4キロほど絞ったと。昨日も三安打の猛打賞。気づいたら東出より打率が上です。

さて投手。篠田がなんとか3回を無失点で抑えてくれました。
しかし内容は褒められたものじゃない・・・・それでも鳥谷への配球、結局サードライナーで抑えましたが低めにいいキレを見せていました。
もう少し安定感が欲しいところ。ただ彼への期待はすごく大きいと思います。とにかくイニングを投げさせて何か悪いものを吐き出させているのような印象があります。
来年は先発を考えているのでは?もしかしたら後半はローテ入りしてくるかも知れません。

その予感は。その後に投げたベイルの調子にもつながりますね。ケンをどう配置転換するのかわかりませんがベイルが安定すれば篠田を先発に回すことが出来ます。

・・それにしても後ろで左投手の話題が出来るようになるとは。ここ大事ですよね。中日のあの左を揃えているのは羨ましいですから。
あとは右でも左でも「球の速い投手」が出てきて欲しいです。おーい、ナガカー元気しているかー


■「反対の立場なら蹴り上げる」/落合監督(ニッカン)

0-0で迎えた9回2死から和田の1発で2日連続のサヨナラ勝ち。中日落合監督のコメント。
「あそこで1発で決めたベン(和田)はすばらしい。ただ、オレが反対の立場の監督だったら蹴り上げているぜ。いいじゃん、四球で。次(の打者は)だれ? まあ、ストライク取りにいったわけじゃないと思うけどな。勝たせてもらったということでしょう」。

2安打に抑えた投手を蹴り上げることが出来る監督なんて世界探してもあんたしかいねーよww

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負けた原因は8回の守りだけだろうか

2010年05月07日
やはりこのチームだけには負けたくない。

■阪神10-6広島(TBSエキサイトBB)

阪神が今季初の二桁10点を挙げ連勝、貯金を今季最多タイの7とした。阪神は1回、城島の今季2本目通算6本目の満塁HRで4点を先制。3回にも城島の内野ゴロの間に1点を追加。城島の1試合5打点は6年ぶり。逆転を許した直後の8回裏、阪神は代打矢野のタイムリーで同点、続くマートンの来日初7号満塁HRで勝ち越しに成功しそのまま逃げ切った。(阪神の1試合2本の満塁HRは96年10/9D戦以来。新庄、塩谷)広島は8回、栗原の4号2ランで一時は逆転に成功も中継ぎ陣が踏ん張れず今季3度目の3連敗で借金はワースト7。

久し振りの日記になりました。
悔しいスコアですね・・・

ただですね。これ「ケンの限界」「謙二郎の采配ミス」と色んな声がありますが。”いまのカープにとって”の焦点はそこでしょうか?
今日を「勝つ」という視点では確かに8回の采配、ケンのピッチングでしょう。
現地で応援された方も栗原の2ランよりもこの阪神の攻撃のほうが脳裏に焼きついたはずです。
となれば悔やまれるこの回のピッチング。

ただですね。冷静に考えるともう一つ浮かびます。”これからのカープにとって”の焦点は「ビジターゲームで5点先制された」ことではないでしょうか。

今日のようなゲームを逃げ切って勝つことも大事です。
しかしそれよりも先にクリアしなければいけないこと。つまり安定して勝利を積み上げていく力。
ここだと思います。

具体的にはビジターゲームでは先制逃げ切り(出来れば中押し)のカタチ。
先発が初回4失点では勝つ確率はかなり減ります。こんな試合が続けば中継ぎ投手への負担も大きくなります。
0-5を追いつく展開は何試合も続けることは厳しいです。

初回は失策も絡みました。投手だけの責任ではありません。
やはりチーム全体で「勝つカタチ」を共有することがいまのカープの課題ではないかと思います。

今日のような試合は「だったらそのまま負ければいいじゃん」と評する人もいますが、それは違うと思います。
今日の栗原のHRは決して無駄ではありません。

ただですね。その前にカープはやらなきゃいけないこと。があると言うことですね。
それをクリアすることで今日のようなゲームも確実に拾うことが出来るようになるのではないでしょうか。

今日の栗原のホームランは明日からの試合の序盤先制パンチ!につながることを信じて今日の日記は終了します。

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