06/22/2021(Tue)
Smol & E2SB (02)、樽生から発売です!
今日のは、リラックスして楽しめるビール2種類かなと。
まずは、
Smol (スモール)樽生から発売です!
一昨年から、この季節につくって好評なやつ。
あらためて書きますと、
"志賀高原ビール史上、もっとも低い度数ですが、他の IPA たちにも負けない大量のホップをアロマホップとしてつかったビール。
いちばんちっちゃいビールということで、Smol という名前にしました。Small のスペルを崩したこの綴り。ちっちゃくて、かわいいってニュアンスです。
度数は低いのですが、Golden Promise を主体としたモルトの配合と、いままでやったことのない仕込み方法により、味わいはしっかりしていて、水っぽさみたいなのは全くありません。柑橘の香りはばっちりで、永遠に飲んで入られそうなやつです。
並みいる強者を軽快にぶっちぎる、ライトウェイトなスポーツカーのイメージ!?"
3.5%、IBU11。
こいつに関しては、毎回レシピを微調整したり、ホップの組み合わせを変えたりしているのですが、今回はいつもと違う酵母をつかって、ご覧の通り、かなりクリアに仕上げてみました。
飲み口もかなりクリーンで、モルトとホップの味わいをストレートにお楽しみいただけると思います。
ホップには、ストラータという比較的新しい品種と、モザイクを組み合わせました。
柑橘感が前面に出た KASUMI とは、違う印象で、柑橘のニュアンスにフルーティーな印象が加わった感じ。
度数は低いけど、物足りなくはないと思います。
唯一の難点は、1杯じゃ足りないこと!?
この時期からの、晴れて暑い日にも、蒸し蒸しする日にも最高かなと思います。
そして、
E2SB (Experimental Extra Special Bitter 02)、樽生から発売です!
大好きな英国スタイル Extra Special Bitter。
醸造を開始する時点で、IPA と ESB のどちらを定番にするか悩んだのは、前に書きました。
で、ぼくらなりの "ESB" を、もっと追求してみようということで、ちょっとずついろんな実験をしていこうと生まれたのが、この E2SB です。
第1弾が、想定以上に大好評。
自分たちでも気に入ったこともあっての、今回の第2弾というわけです。
今回は、メインのホップに、英国ホップの王道 "イースト・ケント・ゴールディング" と "ファグル"、さらに、アメリカの新品種 "トライアンフ"を組み合わせてみました。
6.0%、IBU31。
今回も、IBUは控えめですが、つかったホップの量は IPA にも負けないくらいたっぷり。
というわけで、スタイルから想像するよりも、かなりホッピーです。
モルトの豊かな味わいの甘やかさを感じながらもクリーンな飲み口。
高級なお茶を思わせる品のある香り。
ちょっと高めの温度でお楽しみいただけると、よりモルトとホップのバランスをお楽しみいただけると思います。
邪魔しないんだけど、つまらなくなくない。
飲みはじめたら、ゆるゆるといつまでも飲めるような。
やめられないとまらない、感じかな。
やっぱり、フィッシュアンドチップスとか、イギリスのパブの食事とか合いそうですが、カフェやパブで、ビールだけでゆっくり楽しむのもいいかな。
アジフライとかという声も出ました。
今回のESBの実験は、ここでしばらくお休みの予定ですが、必ず再挑戦しようと思っています。
いずれも1バッチずつ。
ともに、少量ですが、リアルエール版のご用意もあります。
また、酒類提供制限の期間内に発売した、
So Sexy Brown
KASUMI
NEW ENGI-LAND IPA
の樽も、引き続き販売中ですので、あわせてどうぞ。
よろしくお願いします!
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