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日本の「食」のレベルに自信をもつ自信はありますか?


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今回のアメリカ(サンディエゴ)旅行。

わずか四泊。

それも、ビールのコンファレンスなので食べ物も飲み物もかたよっていたり、過剰な期待はしちゃだめだったりしたのですが、一番美味いと思ったのが写真の"レストラン” !?

ぼくらも酵母を買っている White Lab という会社が新社屋を解放して開いたパーティーに参加したのですが、フードはこうしたケータリングのもの。

あまり段取りはよくなく、食べるまでになんと一時間以上もいらいらしながら並んだのですが、その味にはびっくり。

しっかり仕込はしてあるのですが、それでもオーダーをとってから車の中でひとつひとつ丁寧に仕上げられた料理たち。

あまりに空腹だったことと、美味しかったせいで肝心の食事の写真がなくてすみません(ぼくも後悔してます)。

いわゆるアメリカ料理。

ナチョスとか、チリとか、プルドポークとか。

それが、美味いんです。

ジャンキーな美味さじゃなくて、ちゃんとからだに染み入るようなうまさ、

日本人の多くは、アメリカの食を馬鹿にしてるような気も。

たしかに、日本の食文化は誇るべきものだとぼくも思います。

でも、こういった料理や、ビール、チョコレート、コーヒー。

ぼくらが気がつかない(空白の何十年の?)うちに、レベルの高い部分はどんどん進んでいる気がします。

誇るべき食文化をもつはずの日本ですが、はたしてどれだけの人が「ちゃんとした」ものを食べたり飲んだりしているでしょうか?

便利で、味が強く、安いものがもてはやされるなか、ちゃんと出汁をとったものとかを口にしてなかったり。食べても物足りなく感じる人が多い気がして(大きなお世話ですが)心配です。

自分たちの舌に自信を持つためには、本当にそうなのかを確認したり、刺激をうけて努力をしたりする必要があるのではと感じます。

頭じゃなく、舌で。

いや、やっぱり頭でも。

すしとハンバーガーをくらべても仕方ないかもしれませんが、うまいものはうまいと思うのです

もちろん、ぼくの場合は、主にビールに関してそう感じたわけですが。

大げさ?

かもしれないけど、本当にそう思ってます。



21:01 | CBC 2012 / San Diego | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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