2012/02/19(日)
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:47:38.62 ID:tebNdmu+0
放課後
まどか「ああ~…気持ち良い~~~…」
さやか「ふふふーん。この辺りかな?」 カリカリカリカリ クリッ
まどか「あひィッ!」ビクンッ
さやか「えいっえいっ」カッカッ カリッ カリカリ ツツー
まどか「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ガクガク
さやか「もー、動いちゃ駄目だってば」スッスッ ツー カリッカリッ コシュコシュ
まどか「無理いいい~」ビクビクッ
放課後
まどか「ああ~…気持ち良い~~~…」
さやか「ふふふーん。この辺りかな?」 カリカリカリカリ クリッ
まどか「あひィッ!」ビクンッ
さやか「えいっえいっ」カッカッ カリッ カリカリ ツツー
まどか「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ガクガク
さやか「もー、動いちゃ駄目だってば」スッスッ ツー カリッカリッ コシュコシュ
まどか「無理いいい~」ビクビクッ
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:49:27.24 ID:tebNdmu+0
さやか「ねえ、まどか。あの転校生と前から知り合いだったわけ?」
まどか「ん……知り合いじゃないよぉ…」
まどか「夢に出てくる女のこと似てるんだけど…でも、そんなわけないし…」
さやか「なーんか不思議な雰囲気の子だよねえ」
まどか「あ、あの…そんなことよりも……さやかちゃん」
さやか「ん?何?」
まどか「手が止まってるから…その…」
さやか「おっと。ごめんね!」カリカリカリカリ コリコリコリコリリッ
まどか「ああああああああああああああッ」ビクビクビクーン
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:51:26.33 ID:tebNdmu+0
帰り道
まどか「さやかちゃんありがとう!とっても気持ち良かったよ!」テクテク
まどか「さやかちゃんの耳かきがなかったら、月曜日がどれだけ憂鬱なことか」テクテク
さやか「そりゃあ何よりだ。また溜まったらやってあげるね」テクテク
まどか「うん!」テクテク
さやか「明日は仁美にしてやらないとねー」テクテク
まどか「……ん?」ピタ
さやか「どうしたの?まどか」
まどか「私を呼ぶ声がする…!」タッ
さやか「ちょっと!待ってよー!」タタタッ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:53:21.93 ID:tebNdmu+0
資材置き場
QB「うぅ…」
まどか「ほむらちゃん…どうしてこの子をいじめるの……!?」
ほむら「あなたには関係のないことよ」
ほむら「大人しくそいつを私によこしなさい」
さやか「おっと!そういう訳にはいかないねえ」
さやか「はッ!」シュバババッ
ほむら「ぐッ!?」ビシッ
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:55:32.81 ID:tebNdmu+0
ほむら「これは…耳かき……!?」
ほむら「く……!」グイグイ
さやか「転校生は地面に縫い付けた!今のうちに逃げるよまどか!」ダッ
まどか「うん!」ダッ
ほむら「待ちなさい!」グググ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:57:43.69 ID:tebNdmu+0
ほむら「逃げられた…」
ほむら(この時間軸の美樹さやかはこんな特技を持っているなんて……)
ほむら(油断した…!)チッ
ほむら(……)
ほむら「というか、こんなの予想できるわけないでしょ!?」ドギャーン
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:59:38.23 ID:tebNdmu+0
マミホーム
まどか「へえ~。魔法少女ですかぁ~」
さやか「どんな願い事でも叶うっていうのは美味しいね!」
QB「そうだよ。とってもお得なのさ」
QB「だから、僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「う~ん。でも魔女と戦うのは怖いなぁ…」
マミ「まぁ、魔法少女になるかどうかは、しばらく私の戦いを見学してから決めるといいわ」
まどか「はい!」
さやか「……」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:01:44.45 ID:tebNdmu+0
さやか「えいっ」ダキッ
QB「きゅっぷい」
マミ「あら、美樹さんどうしたの?」
さやか「いや~、最初見たときから思ってたんですけど、キュゥべえって立派な耳してるな~って」
さやか「耳かきマイスターであるさやかちゃんは、このお耳のことがさっきから気になって仕方ないんですよ」
さやか「という訳でキュゥべえ!耳かきするからじっとしててね~」
QB「何だい?耳かきって」
さやか「とってもイイコト!」
マミ「あら。キュゥべえに耳かきをするの?」
まどか「まあ、見ててください」ウェヒヒ
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:03:38.22 ID:tebNdmu+0
さやか「まずはお耳をマッサージしまーす」
さやか「もーみもみもみ」モミモミ グニグニ
QB「ん…何だか耳が暖かくなってきたよ」
さやか「まずは耳をほぐさないとねー」モミモミ
QB「そうかい」
さやか「ふんふーん」モミモミ グイー
QB「……」
QB「あの、まだかい?」
さやか「ん?じゃあ、そろそろ始めますか」スッ
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:05:41.26 ID:tebNdmu+0
さやか「まずは綿棒に洗潔液を浸してっと」
さやか「外のミゾからグリグリしますねー」ジュン… ズズ…
QB「なんだかこそばゆいね」
さやか「ふーんふん」ツー… ツー… グリッ グリッ
QB「ん…」ピク
さやか「ここって凄く耳垢が溜まるんだよねえ~」グリッ ググ… ズズッ ズズズ… グリグリ
QB「……」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:07:54.39 ID:tebNdmu+0
QB「…あの、さやか」
さやか「何?」クリクリ ツーッ
QB「そろそろ耳の中もかいてくれないかい?汗ばんで来て、痒くなってきたんだけど……」
さやか「んー。かいて欲しい?」クリッ クリッ
QB「うん」
さやか「でも駄目~。外がまだ終わってないもん」ツー ツー
QB「……うぅ」ムズムズ
QB(痒いー!早く中に突っ込んでくれーッ!)
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:09:31.61 ID:tebNdmu+0
さやか「外側全体をきれいな綿棒でなぞってと」ツツー キュッ
さやか「これで外側は終わりでーす」
QB「はあはあ…は、早く中を……」
さやか「はいはい。綿棒で軽く耳の中を湿らせてっと」ジュンッ
QB「あひゅっ」ビクッ
さやか「あ、冷たかった?」
QB「だ、大丈夫だから、早くかいてくれ…!」モゾモゾ
さやか「はいよー。よいしょ」ゴソゴソ
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:11:41.80 ID:tebNdmu+0
さやか「じゃじゃーん!さやかちゃん号の出番だ!」キラン
さやか「動かないでね」スッ ピトッ
QB「…ぅ」
さやか「えいえい」サクッ サクッ ホリホリ ホリホリ
QB「……うぁ…」ピクッ ピクッ
QB(発狂しそうなほど辛かった痒みが、みるみる内に引いていく……!)
さやか「んー。取れる取れる。こりゃお宝の山だ」スッ…ポト スッ…ポト
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:14:35.56 ID:tebNdmu+0
さやか「おっ。デカブツ発見」カリッ カリッ
さやか「んー、固まってるなー。ちょっと強めに行くよ」
QB「え?」
さやか「えいっえいっ」カッカッ カリッカリッ ガリッ ガリッ ピッ
QB「うひゃほひひッ」ピクピクッ
さやか「んー。ピンセットでつまんでみるかな」スッ キュッ クイクイ ピリッ ペリリッ
QB「くぅ……!」ピクッ
さやか「んん~」クイクイ ガシガシ ペリ… ペリリリリッ…
QB「ひィッ!」ビクゥッ
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:17:00.82 ID:tebNdmu+0
さやか「ん~」クイクイ ガサガサ
QB「ひい…ひい…」ハアハア
さやか「…ほいっと」ズ…ズズズ… スポッ
QB「あひゅっ…!」ビクッ
さやか「サービスサービス」カリカリカリカリ クリクリ カリッ カリッ
QB「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ピクピク
さやか「綿棒で仕上げっと」クリクリ コシュコシュ
QB「ああ…」
さやか「はい。右耳終わり」フー
QB「いくゥッ!」ピーン
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:18:46.26 ID:tebNdmu+0
さやか「どう?気持ち良かった?」
QB「あ、ああ…。これほどまでの快感を得たのは生まれて初めてだよ」
さやか「耳垢もたくさん取れたよ?ほら」コンモリ
QB「!!?」
QB「これ全部僕の耳の中から出てきたのかい!?」
さやか「うん」
QB「凄い……なんて愛おしいんだ……」ウットリ
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:21:19.48 ID:tebNdmu+0
マミ「感情のないはずのキュゥべえがあれほどまでに取り乱すなんて…」
まどか「さやかちゃんの耳かきはマジで凄いですよ。私も2回に1回はイッちゃいますもん」
マミ「ええッ!?」
マミ(どれほどの快楽なの……!?)ゴクリ
まどか「あ~?マミさん、今生つば飲み込んだでしょ」
まどか「マミさんも奇跡体験でアンビリバブりたいんですね?」
マミ「!?ち、ちがっ!」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:23:18.67 ID:tebNdmu+0
さやか「マミさんの耳もかいてあげましょうか」
マミ「え?…いいの?」
さやか「いいですよー。どうぞ私のひざに頭を乗せて下さい」ポンポン
マミ「そ、それじゃあ失礼して…」
QB「ま、待ってくれマミ。僕はまだ右耳しか掃除してもらってないよ。さやか、僕の左耳を先に」
マミ「うるさいわね!」バキッ
QB「ぐへあッ!」ドカッ ベシャ
マミ「キュゥべえは私のペットでしょ!?飼い主様が先よ!!」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:25:40.11 ID:tebNdmu+0
さやか「頭をちょっとずらしてっと」グイッ
マミ「あう」
さやか「じゃあ始めますねー」
マミ「は…はい…!」ドキドキ
さやか「えいっ」スッ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:28:40.18 ID:tebNdmu+0
30分後
マミ「……」ピクッ ピクッ
さやか「いやあー、マミさんの反応がいいもんだから、ついついサービスし過ぎちゃった」
まどか「さやかちゃんのひざ、マミさんのよだれでビショビショだね」
まどか「マミさーん。意識ありますかー?」ペシペシ
マミ「う…………はっ」ガバッ
さやか「起きた」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:31:21.73 ID:tebNdmu+0
まどか「どうでした?さやかちゃんの耳かき」
マミ「うう…生きながらにして天国にたどり着いた気分だったわ…」
さやか「喜んでもらえて何よりです」
マミ「ええ…。それに、なんだか体に力がみなぎってくるような……」
マミ「……!?」
マミ「濁っていたソウルジェムがきれいになってる!?」
QB「何だって!?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:33:44.69 ID:tebNdmu+0
まどか「え?ソウルジェムはグリーフシードでしか清められないってさっき」
マミ「そのはずなんだけど……」
マミ「凄いわ…!美樹さんの耳かきがあれば、魔力の消費を考えずに戦える!」
QB(そう言えば……さっきは快感の波に浸るのに夢中だったが、僕の中から膨大なエネルギーが発生するのを感じた)
QB(もしかして……この宇宙のエネルギー問題を解決するのは、まどかではなくさやかなんじゃ……!?)
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:36:08.23 ID:tebNdmu+0
QB「まあ、それは後でじっくり考えるとして」
QB「さやか!早く僕の左耳を掃除してくれよ!」ハッハッ ハッハッ
QB「これ以上お預けを食らったら、頭がどうにかなっちゃうよ!」シュバッ シュババッ
さやか「あ、もうこんな時間。お家に帰らないと」
まどか「ほんとだ」
さやか「それじゃあマミさん、また明日学校で~」
マミ「ええ!また明日ね!」
まどか「さようなら~」バタン
QB「耳かきゃあああああッ!!!」ビターン ビターン ガンガンガンッ
マミ「うるさいわねっ!壁に頭打ち付けるのやめなさい!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:38:13.61 ID:tebNdmu+0
恭介の病室
恭介「一緒に聞こう」
さやか「う、うん」カアァッ
恭介「……」
さやか「……」ドキドキ
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:40:18.28 ID:tebNdmu+0
恭介(普段からイヤホン付けてるから、耳の中はいい具合にムレムレ!)
恭介(一緒のイヤホンで音楽聞くことで、さやかのテレも味わえる!)ムフフフ
恭介「ん……」クリクリ
さやか「あ…今日も耳かきしてあげようか?」
恭介「そうだね…」
恭介「それじゃあ、お願いしようかな」
恭介(きたああああああああああああ!!!!)
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:43:16.50 ID:tebNdmu+0
さやか(うぅ…恭介にひざまくらはやっぱり恥ずかしいなあ)カリカリ
恭介「あぁ…」
さやか(でも…恭介気持ち良さそう…)クスッ
恭介「……さやか」
さやか「な、何!?」ドキーン
恭介「……僕がこの世界に絶望しないでいられるのは、さやかのおかげだよ」
さやか「な、何あらたまっちゃってんのさ!幼馴染なんだからこのくらい当然だって!」
恭介「ありがとう」
さやか「……うん」
恭介(さやかのムチムチ太もも美味えええええ!!)サワサワ ペロペロ
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:45:20.65 ID:NCDSn9AD0
俺もさやかに耳かきしてほしいです
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:45:29.92 ID:tebNdmu+0
恭介「昨日、志筑さんに告白されたよ」
さやか「……え?」
さやか「……あ~、仁美にね!うん!仁美か~」
さやか「やったじゃん恭介!仁美は顔良し・性格良し・お金持ちの超優良物件だからね!」
さやか「逆玉の勝ち組め!いよっ!おめでとう!」
恭介「断った」
さやか「おめでとう!おめで…え?」
恭介(おへそ側に僕の顔を向けるとかわかってるよなあ。さすがさやかだ)ハアハア クンカクンカ
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:47:44.56 ID:tebNdmu+0
恭介「僕が好きなのはさやか、君だけだ」
恭介「バイオリンを引けない僕だけど、君のことは一生支えてみせる」
恭介「……僕と真剣に付き合ってくれないか」キリッ
さやか「わ…私なんかでいいの……?」
恭介「さやかじゃなきゃ駄目なんだ」
さやか「き、恭介え~……!」ポロポロ グリグリ コリコリ コシュコシュ
恭介「あああッ!!イッちゃうよおおおッ!!」ビクビクビクゥ ビュルルッ
恭介(さやかの耳かきさえあればバイオリンなんてど~でもいい~ん!!)
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:50:52.61 ID:tebNdmu+0
シャルロッテの結界
さやか「マミさん達まだかなあ」クリクリ
QB「ああっ…も、もうしばらくかかるんじゃあないかなァ…」ピクピク
パカッ
シャル「……」
さやか「あ、孵っちゃった」
QB「!?」
QB(まずい…!今魔女に襲われたらひとたまりもない…!)
QB(不本意だが、こうなったら契約させるしか…!)
QB「さ、さやか」
さやか「あ、こっちに来た」クリクリ カリカリカリ
QB「あああああああ~」ウットリ
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:53:55.67 ID:tebNdmu+0
シャル「……」テクテクテク
シャル「……」ピタッ
QB「さ、さやか…早くけいやくけけきゃきゅいっ」ビクビク
シャル「……」
さやか「……もしかして、あなたも耳かきして欲しいの?」カリカリ
シャル「……」コクッ
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:56:10.94 ID:tebNdmu+0
マミ「暁美さんのせいで余計な時間を食ったわ!」ダダダダ
ほむら「あなたのせいでしょ!?」ダダダダ
まどか「さやかちゃん大丈夫!?」バンッ
さやか「ん?」クリクリ
シャル「……」ピクピク
まどほむマミ「へ?」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:58:20.75 ID:tebNdmu+0
ほむら「み、美樹さやか…あなた何をしているの」
さやか「魔女に耳かきしてる」クリクリ
マミ「危ないわ!早く離れて!」チャキッ
さやか「大丈夫ですよ。この子からはちっとも嫌な感じしませんし」カリカリ
シャル「……」ピクピク
シャル「…♪」シュワーン… ポトリ
まどか「あっ」
さやか「消えちゃった」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:00:56.45 ID:tebNdmu+0
ほむら(どういうこと…?耳かきしていたら魔女が消滅するなんて…)
マミ「ソウルジェムを浄化するだけじゃなく、魔女まで倒せるなんてスゴイわね…」
ほむら「ソウルジェムを浄化…?」
まどか「実はかくかくしかじかで」
ほむら「まどまどほむほむという訳ね」
ほむら(これは…チャンスかもしれない)
ほむら「キュゥべえ、杏子を呼んで来なさい。大事な話があるから」
QB「杏子のことまで知っているのか…。君は一体…?」
さやか「続きしてあげる」クリクリ
QB「アアオオーッ!!」ビクッ
ほむら「ひっ!」ビクッ
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:03:29.87 ID:tebNdmu+0
マミホーム
杏子「魔法少女は絶望すると魔女になっちまうだとおッ!?」
まどか「そんな…!」
ほむら「そこの白い珍獣は人類の敵よ」
マミ「QB本当なのッ!?」
QB「ささささ~あて、な、な、何のことやら…?」
QB(やべええええええ!!何このアウェイ感ッ!!)
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:05:55.26 ID:tebNdmu+0
マミ「うう…!こうなったら死ぬしか!」チャキッ
さやか「大丈夫ですよ。私が耳かきしてあげますから。えいっ」ポスッ カリカリ
マミ「あふうんっ!」ビクビクッ
杏子「てめえ…!ぶっ殺してやる!」チャキッ
ほむら「助太刀するわ」チャキッ
まどか「あ。私にも一丁貸して欲しいな」
ほむら「はいまどか」スッ
まどか「ほむらちゃんありがとう!」チャキッ
QB「ま、待ってくれ!僕達は新たな可能性を見つけたところなんだ!」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:08:06.04 ID:tebNdmu+0
~キュゥべえ弁解中~
杏子「母星のキュゥべえ全員がお互いの耳を掃除することで、感情エネルギーを発生させるねえ…」
QB「そ、そうだよ!この方法なら宇宙だけでなく、地球も救われる!」
ほむら「怪しいわね…本当に耳かきなんかでインキュベーターに感情が生まれるの?」
QB「本当だよ!事実、今の僕は感情豊かじゃないか!」
ほむら「そういえば……確かに今までよりもキモさが増してるわね」
杏子「……」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:10:55.96 ID:tebNdmu+0
杏子「…な、なあ。あたしはその浄化の現場に居合わせなかったから、まだ信じられないんだよ」
杏子「さやかって言ったっけ?あ…あたしにも…その……耳かきしてくんねーかな……?」
さやか「ん?いいよ」カリカリ
さやか「マミさんはこれでおしまいね」フッ
マミ「アヒィーッ!……う」ビクビクッ ガクッ
さやか「さっ!おいで!」ポンポン
杏子「お…おう!」ドキドキ
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:12:57.94 ID:tebNdmu+0
30分後
杏子「……」ピクピク
まどか「杏子ちゃん、大丈夫?」
さやか「あちゃ。またやり過ぎちゃった」
ほむら「お、恐ろしいわ……」ガクガク ブルブル
さやか「さっ。次は転校生の番だよ」ポンポン
ほむら「ひっ!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:15:09.41 ID:tebNdmu+0
ほむら「け、結構よ!グリーフシードはいっぱいあるから」
まどか「まあまあ。そんなこと言わないで」ガシッ グイッ
ほむら「まどか!?」
さやか「動くと危ないよ~」スッ ピトッ
ほむら「あ…ああ…」
さやか「十分汗かいてるみたいだね」
さやか「転校生は最初からクライマックスで行きまーす」カリカリカリカリッ クリクリクリクリッ コシュコシュッ カッカッ
ほむら「あああああああああああああああッ!!」ガクガクピーン
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:17:06.42 ID:tebNdmu+0
避難所
さやか「みんな大丈夫かな…」
まどか「だ、大丈夫だよ!」
QB「いや、状況は非常に厳しいと言わざるを得ないね」スッ
まどさや「キュゥべえ!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:19:56.26 ID:tebNdmu+0
QB「あの3人だけで倒すのは無理だろうね」
まどか「そんな…どうすればいいの…?」
さやか「……こうなったら私が行くしか…」
まどか「さやかちゃん!?」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:21:21.80 ID:h4jWxqcr0
さやさや?
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:21:40.65 ID:tebNdmu+0
さやか「たぶん、私の耳かきじゃなきゃワルプルギスの夜は倒せない」
QB「駄目だ駄目だ!死んだらどーする!?」
QB「ワルプルギスの夜は超ド級の魔女なんだ!」
QB「普通の人間であるさやかが近付くのは危険すぎる!」
QB「でも、このままじゃジリ貧なのも事実!」
QB「絶望した!さやかしかこの状況を打破できる者がいないなんて絶望した!」
まどか「えっと…私が魔法少女になろうか…?」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:23:50.70 ID:tebNdmu+0
さやか「駄目駄目。まどかはほむらの為にも普通の人間のままでいなきゃ」
さやか「ここはさやかちゃんに任せなさいって」
さやか「ほいっ」シャッ クリクリッ カカカカッ コシュシュシュッ カリリッ
まどか「うっ」バタッ
QB「まどか!?」
さやか「…ごめんね。私はまどかを、恭介を、みんなを守りたいんだ」
さやか「キュゥべえは私と一緒に来て。いよいよとなれば私も魔法少女になる…!」ガシッ
QB「ぐえっ」
さやか「お父さん…お母さん…恭介…まどか…」
さやか「行ってきます!」ダッ
まどか「さ…さやか…ちゃん……」ピクピク
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:26:17.89 ID:tebNdmu+0
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハ!」
杏子「ちくしょー…倒せる気がしねえ…」ゼーゼー
マミ「これ以上避難所に近付けるわけには…」ハーハー
ほむら「くっ…!」
ほむら(今度こそ…今度こそ行けると思ったのに…!)
ほむら(ここまで有利な状況でも倒せないとしたら…)
ほむら(私のしてることって無駄なの……?)ズズ…
さやか「こらこら。ソウルジェムが濁ってるよ?」クリクリッ
ほむら「あふんっ」シュワーン
杏子「さやか!?」
マミ「美樹さん!?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:28:19.83 ID:tebNdmu+0
ほむら「ば、馬鹿!なんで来たのよ!」
さやか「いやー。なんか苦戦してるってキュゥべえに聞いたから」
杏子「この!この!」ガンッ ガンッ
マミ「何やってんの!」ゲシッ ゲシッ
QB「ぎゃぴぃー!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:30:38.23 ID:tebNdmu+0
さやか「私も戦う…」スッ…
さやか「このさやかちゃん号で!!」キラン
ほむら「……戻れって言っても、あなたは聞かないわよね」
さやか「ほむらわかってるじゃん」
ほむら「……わかったわ」
ほむら「さやかのことは私達が守る!!」
ほむら「さやかは耳かきに集中しなさい…!!」
ほむら「マミ!!杏子!!」
杏子「ちっ…仕方ねえな!」チャキッ
マミ「全力でサポートするわ…!」チャキッ
QB「うぅ…」ボロボロ
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:32:56.12 ID:tebNdmu+0
さやか「拡声器ON!」ピー ガガガ
さやか『そこの魔女!この耳かきが目に入らぬかあ!』キラン
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハ!」ブンッ ブンッ
杏子「畜生!」シュバババッ
マミ「迎撃するわよ!」ドンドンドンドンッ
ほむら「くっ!」ドバシュッ ドバシュッ
さやか「わわっ!」ズテーン
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:34:47.64 ID:tebNdmu+0
杏子「ちっ…!これじゃあ持たねえぜ…!」ガガガガッ
マミ「あきらめない…あきらめない…!」バシュシュシュッ
ほむら「絶対にあきらめないんだからあーッ!!」バシュバシュ ドキュキュキュ ズガボシャグワシャ~
さやか「なんだよー!さやかちゃんの耳かきはめちゃんこ気持ち良いんだぞー!?」ポロポロ
さやか「心行くまでカリカリしてやるから暴れるの止めろーーーーッ!!」ポロッ
ピチョン…
QB(見えたッ…!水の一滴!)
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:36:48.39 ID:tebNdmu+0
使い魔達「……」
使い魔達「……」ヒューン
使い魔達「……」ボソボソ
ワルプルギスの魔女「キャハハハハハ…ハ?」
使い魔達「……」
ワルプルギスの夜「…………」
杏子「……?」
マミ「攻撃が止んだ……?」
ほむら「一体何が……」
さやか「……あの子達は……!」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:38:52.43 ID:tebNdmu+0
ワルプルギスの夜「……」シュルシュルシュルシュル
チビプルギス「……」トボトボ
杏子「ちっちゃくなった…」
マミ「こっちに来るわよ…」
ほむら「さやかの祈りが届いたの…?」
さやか「……んっ」
さやか「おいで!」
チビプルギス「……!」トテテテ
さやか「おっと」ボスッ
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:40:52.55 ID:tebNdmu+0
さやか「辛かったねえ……怖かったねえ……」ギュウ
さやか「今からお姉さんが耳かきしてあげるからね…」スッ…
さやか「お父さんやお母さん…みんながいる温かいところに行けるから…」ナデナデ クリクリ…
チビプルギス「……」ギュウ
さやか「もう…誰も傷付けなくていいからね…」カリカリ シュッシュッ クリクリ…
チビプルギス「……」ポロポロ
チビプルギス「……」スゥ…
さやか「……ばいばい」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:42:34.97 ID:tebNdmu+0
杏子「終わったのか…?」
マミ「終わったのね…?」
杏子マミ「ヘーイ!!」パシッ
ほむら「やった……」
ほむら「まどかも、マミも、杏子も……さやかも!」
ほむら「みんな無事なままワルプルギスの夜を乗り越えられた……!!」ポロポロ
さやか「あらら~。ほむらちゃんたら涙ポロポロ流しちゃってまあ」
ほむら「う…うるさい!」ポロポロ グシグシ
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:44:10.91 ID:tebNdmu+0
さやか「ほら、手あげて」グイッ
ほむら「……?」グシグシ
さやか「ハイタッチ!」ペショッ
ほむら「わっとと」
さやか「もー。手に力入れなきゃ駄目でしょー」
さやか「ほらっ、もう1回!」スッ
ほむら「……まったく…」スッ
さやほむ「ヘーイ!!」パシッ
まどか「私、超空気なんですけど」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:44:59.51 ID:iN7seAF2O
( ゚д゚)ポカーン
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:46:15.35 ID:tebNdmu+0
数日後
まどか「そっか…さやかちゃんが耳かきをした魔女達がね…」
さやか「うん。たぶん、話を付けてくれたんだと思うんだ」
さやか「たかが耳かきだけど、誰かを幸せにできるんだ」
さやか「魔女になっちゃった魔法少女にも安らぎを与えられるんだ」
さやか「だから……私は世界中の魔法少女に私の耳かきテクを教えて行きたい」
まどか「…うん」
まどか「応援するよ!」ティヒヒ
さやか「ありがと!」ナハハー
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:48:22.17 ID:tebNdmu+0
QB「お~いさやか~!」トテテテ
まどさや「キュゥべえ!」
さやか「どう?母星との手続きは上手く行ってる?」
QB「まあね。僕達でも使える試作型耳かきの1号機が完成したよ」
QB「でも、肝心の僕のテクがまだまだだ。」
QB「今、他のインキュベーターにフィードバックしても大した効果は望めないだろう」
QB「だから、今日も僕に耳かきを教えてよ!」
さやか「いいよ!放課後にマミさん家でね!」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:50:20.12 ID:tebNdmu+0
QB「もちろんその時は僕にも魅惑の耳かきをぷぎゅいっ!」ズンッ
ほむら「その必要はないわ」ファサッ
さやか「ほむら!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「さやか。今日は私に耳かきをしなさい」
まどか「え~?私の耳かきじゃ不満なの~?」
ほむら「え!?い、いえ…そういうわけじゃ…」
まどか「ティヒヒッ!冗談だよ!さやかちゃんの耳かき気持ち良いもんねえ」
ほむら「ごめんなさい…」
QB「うぐぐぐ……!」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:52:03.53 ID:tebNdmu+0
まどか「私もさやかちゃんに耳かき教えてもらおうかな」
ほむら「わ、私もまどかの為に…」
さやか「いいよ!」
杏子「あたしにも耳かきしてくれ!」シュタッ
QB「ぎゃあっ!」ズンッ
マミ「わ、私も!」シュタッ
QB「ひぎいっ!」ズズンッ
まどか「あ!私もして欲しい!」ダンダンッ
QB「ぎえぴーっ!」ギギギギ
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:53:37.36 ID:tebNdmu+0
さやか「おお!?さやかちゃんモテモテだね!?」
さやか「おっしゃー!全員まとめて相手になってやらあー!!」
まほマ杏「わーい!」キャッキャッ
QB「ガアアッ!!重いいッ!!あんこが出るゥー!!」
耳かきは世界を救う 終
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:54:26.59 ID:h4jWxqcr0
乙乙乙
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:54:45.38 ID:tebNdmu+0
ありがとうございました
耳かきオンリーで書けばよかった
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:57:07.15 ID:WQdnFGWzO
乙乙
-------------
当ブログについて
※欄78さんありがとうです。
読み物:まどか
お絵かき掲示板
画像掲示板
さやか「ねえ、まどか。あの転校生と前から知り合いだったわけ?」
まどか「ん……知り合いじゃないよぉ…」
まどか「夢に出てくる女のこと似てるんだけど…でも、そんなわけないし…」
さやか「なーんか不思議な雰囲気の子だよねえ」
まどか「あ、あの…そんなことよりも……さやかちゃん」
さやか「ん?何?」
まどか「手が止まってるから…その…」
さやか「おっと。ごめんね!」カリカリカリカリ コリコリコリコリリッ
まどか「ああああああああああああああッ」ビクビクビクーン
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:51:26.33 ID:tebNdmu+0
帰り道
まどか「さやかちゃんありがとう!とっても気持ち良かったよ!」テクテク
まどか「さやかちゃんの耳かきがなかったら、月曜日がどれだけ憂鬱なことか」テクテク
さやか「そりゃあ何よりだ。また溜まったらやってあげるね」テクテク
まどか「うん!」テクテク
さやか「明日は仁美にしてやらないとねー」テクテク
まどか「……ん?」ピタ
さやか「どうしたの?まどか」
まどか「私を呼ぶ声がする…!」タッ
さやか「ちょっと!待ってよー!」タタタッ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:53:21.93 ID:tebNdmu+0
資材置き場
QB「うぅ…」
まどか「ほむらちゃん…どうしてこの子をいじめるの……!?」
ほむら「あなたには関係のないことよ」
ほむら「大人しくそいつを私によこしなさい」
さやか「おっと!そういう訳にはいかないねえ」
さやか「はッ!」シュバババッ
ほむら「ぐッ!?」ビシッ
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:55:32.81 ID:tebNdmu+0
ほむら「これは…耳かき……!?」
ほむら「く……!」グイグイ
さやか「転校生は地面に縫い付けた!今のうちに逃げるよまどか!」ダッ
まどか「うん!」ダッ
ほむら「待ちなさい!」グググ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:57:43.69 ID:tebNdmu+0
ほむら「逃げられた…」
ほむら(この時間軸の美樹さやかはこんな特技を持っているなんて……)
ほむら(油断した…!)チッ
ほむら(……)
ほむら「というか、こんなの予想できるわけないでしょ!?」ドギャーン
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:59:38.23 ID:tebNdmu+0
マミホーム
まどか「へえ~。魔法少女ですかぁ~」
さやか「どんな願い事でも叶うっていうのは美味しいね!」
QB「そうだよ。とってもお得なのさ」
QB「だから、僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「う~ん。でも魔女と戦うのは怖いなぁ…」
マミ「まぁ、魔法少女になるかどうかは、しばらく私の戦いを見学してから決めるといいわ」
まどか「はい!」
さやか「……」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:01:44.45 ID:tebNdmu+0
さやか「えいっ」ダキッ
QB「きゅっぷい」
マミ「あら、美樹さんどうしたの?」
さやか「いや~、最初見たときから思ってたんですけど、キュゥべえって立派な耳してるな~って」
さやか「耳かきマイスターであるさやかちゃんは、このお耳のことがさっきから気になって仕方ないんですよ」
さやか「という訳でキュゥべえ!耳かきするからじっとしててね~」
QB「何だい?耳かきって」
さやか「とってもイイコト!」
マミ「あら。キュゥべえに耳かきをするの?」
まどか「まあ、見ててください」ウェヒヒ
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:03:38.22 ID:tebNdmu+0
さやか「まずはお耳をマッサージしまーす」
さやか「もーみもみもみ」モミモミ グニグニ
QB「ん…何だか耳が暖かくなってきたよ」
さやか「まずは耳をほぐさないとねー」モミモミ
QB「そうかい」
さやか「ふんふーん」モミモミ グイー
QB「……」
QB「あの、まだかい?」
さやか「ん?じゃあ、そろそろ始めますか」スッ
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:05:41.26 ID:tebNdmu+0
さやか「まずは綿棒に洗潔液を浸してっと」
さやか「外のミゾからグリグリしますねー」ジュン… ズズ…
QB「なんだかこそばゆいね」
さやか「ふーんふん」ツー… ツー… グリッ グリッ
QB「ん…」ピク
さやか「ここって凄く耳垢が溜まるんだよねえ~」グリッ ググ… ズズッ ズズズ… グリグリ
QB「……」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:07:54.39 ID:tebNdmu+0
QB「…あの、さやか」
さやか「何?」クリクリ ツーッ
QB「そろそろ耳の中もかいてくれないかい?汗ばんで来て、痒くなってきたんだけど……」
さやか「んー。かいて欲しい?」クリッ クリッ
QB「うん」
さやか「でも駄目~。外がまだ終わってないもん」ツー ツー
QB「……うぅ」ムズムズ
QB(痒いー!早く中に突っ込んでくれーッ!)
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:09:31.61 ID:tebNdmu+0
さやか「外側全体をきれいな綿棒でなぞってと」ツツー キュッ
さやか「これで外側は終わりでーす」
QB「はあはあ…は、早く中を……」
さやか「はいはい。綿棒で軽く耳の中を湿らせてっと」ジュンッ
QB「あひゅっ」ビクッ
さやか「あ、冷たかった?」
QB「だ、大丈夫だから、早くかいてくれ…!」モゾモゾ
さやか「はいよー。よいしょ」ゴソゴソ
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:11:41.80 ID:tebNdmu+0
さやか「じゃじゃーん!さやかちゃん号の出番だ!」キラン
さやか「動かないでね」スッ ピトッ
QB「…ぅ」
さやか「えいえい」サクッ サクッ ホリホリ ホリホリ
QB「……うぁ…」ピクッ ピクッ
QB(発狂しそうなほど辛かった痒みが、みるみる内に引いていく……!)
さやか「んー。取れる取れる。こりゃお宝の山だ」スッ…ポト スッ…ポト
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:14:35.56 ID:tebNdmu+0
さやか「おっ。デカブツ発見」カリッ カリッ
さやか「んー、固まってるなー。ちょっと強めに行くよ」
QB「え?」
さやか「えいっえいっ」カッカッ カリッカリッ ガリッ ガリッ ピッ
QB「うひゃほひひッ」ピクピクッ
さやか「んー。ピンセットでつまんでみるかな」スッ キュッ クイクイ ピリッ ペリリッ
QB「くぅ……!」ピクッ
さやか「んん~」クイクイ ガシガシ ペリ… ペリリリリッ…
QB「ひィッ!」ビクゥッ
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:17:00.82 ID:tebNdmu+0
さやか「ん~」クイクイ ガサガサ
QB「ひい…ひい…」ハアハア
さやか「…ほいっと」ズ…ズズズ… スポッ
QB「あひゅっ…!」ビクッ
さやか「サービスサービス」カリカリカリカリ クリクリ カリッ カリッ
QB「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ピクピク
さやか「綿棒で仕上げっと」クリクリ コシュコシュ
QB「ああ…」
さやか「はい。右耳終わり」フー
QB「いくゥッ!」ピーン
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:18:46.26 ID:tebNdmu+0
さやか「どう?気持ち良かった?」
QB「あ、ああ…。これほどまでの快感を得たのは生まれて初めてだよ」
さやか「耳垢もたくさん取れたよ?ほら」コンモリ
QB「!!?」
QB「これ全部僕の耳の中から出てきたのかい!?」
さやか「うん」
QB「凄い……なんて愛おしいんだ……」ウットリ
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:21:19.48 ID:tebNdmu+0
マミ「感情のないはずのキュゥべえがあれほどまでに取り乱すなんて…」
まどか「さやかちゃんの耳かきはマジで凄いですよ。私も2回に1回はイッちゃいますもん」
マミ「ええッ!?」
マミ(どれほどの快楽なの……!?)ゴクリ
まどか「あ~?マミさん、今生つば飲み込んだでしょ」
まどか「マミさんも奇跡体験でアンビリバブりたいんですね?」
マミ「!?ち、ちがっ!」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:23:18.67 ID:tebNdmu+0
さやか「マミさんの耳もかいてあげましょうか」
マミ「え?…いいの?」
さやか「いいですよー。どうぞ私のひざに頭を乗せて下さい」ポンポン
マミ「そ、それじゃあ失礼して…」
QB「ま、待ってくれマミ。僕はまだ右耳しか掃除してもらってないよ。さやか、僕の左耳を先に」
マミ「うるさいわね!」バキッ
QB「ぐへあッ!」ドカッ ベシャ
マミ「キュゥべえは私のペットでしょ!?飼い主様が先よ!!」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:25:40.11 ID:tebNdmu+0
さやか「頭をちょっとずらしてっと」グイッ
マミ「あう」
さやか「じゃあ始めますねー」
マミ「は…はい…!」ドキドキ
さやか「えいっ」スッ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:28:40.18 ID:tebNdmu+0
30分後
マミ「……」ピクッ ピクッ
さやか「いやあー、マミさんの反応がいいもんだから、ついついサービスし過ぎちゃった」
まどか「さやかちゃんのひざ、マミさんのよだれでビショビショだね」
まどか「マミさーん。意識ありますかー?」ペシペシ
マミ「う…………はっ」ガバッ
さやか「起きた」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:31:21.73 ID:tebNdmu+0
まどか「どうでした?さやかちゃんの耳かき」
マミ「うう…生きながらにして天国にたどり着いた気分だったわ…」
さやか「喜んでもらえて何よりです」
マミ「ええ…。それに、なんだか体に力がみなぎってくるような……」
マミ「……!?」
マミ「濁っていたソウルジェムがきれいになってる!?」
QB「何だって!?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:33:44.69 ID:tebNdmu+0
まどか「え?ソウルジェムはグリーフシードでしか清められないってさっき」
マミ「そのはずなんだけど……」
マミ「凄いわ…!美樹さんの耳かきがあれば、魔力の消費を考えずに戦える!」
QB(そう言えば……さっきは快感の波に浸るのに夢中だったが、僕の中から膨大なエネルギーが発生するのを感じた)
QB(もしかして……この宇宙のエネルギー問題を解決するのは、まどかではなくさやかなんじゃ……!?)
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:36:08.23 ID:tebNdmu+0
QB「まあ、それは後でじっくり考えるとして」
QB「さやか!早く僕の左耳を掃除してくれよ!」ハッハッ ハッハッ
QB「これ以上お預けを食らったら、頭がどうにかなっちゃうよ!」シュバッ シュババッ
さやか「あ、もうこんな時間。お家に帰らないと」
まどか「ほんとだ」
さやか「それじゃあマミさん、また明日学校で~」
マミ「ええ!また明日ね!」
まどか「さようなら~」バタン
QB「耳かきゃあああああッ!!!」ビターン ビターン ガンガンガンッ
マミ「うるさいわねっ!壁に頭打ち付けるのやめなさい!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:38:13.61 ID:tebNdmu+0
恭介の病室
恭介「一緒に聞こう」
さやか「う、うん」カアァッ
恭介「……」
さやか「……」ドキドキ
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:40:18.28 ID:tebNdmu+0
恭介(普段からイヤホン付けてるから、耳の中はいい具合にムレムレ!)
恭介(一緒のイヤホンで音楽聞くことで、さやかのテレも味わえる!)ムフフフ
恭介「ん……」クリクリ
さやか「あ…今日も耳かきしてあげようか?」
恭介「そうだね…」
恭介「それじゃあ、お願いしようかな」
恭介(きたああああああああああああ!!!!)
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:43:16.50 ID:tebNdmu+0
さやか(うぅ…恭介にひざまくらはやっぱり恥ずかしいなあ)カリカリ
恭介「あぁ…」
さやか(でも…恭介気持ち良さそう…)クスッ
恭介「……さやか」
さやか「な、何!?」ドキーン
恭介「……僕がこの世界に絶望しないでいられるのは、さやかのおかげだよ」
さやか「な、何あらたまっちゃってんのさ!幼馴染なんだからこのくらい当然だって!」
恭介「ありがとう」
さやか「……うん」
恭介(さやかのムチムチ太もも美味えええええ!!)サワサワ ペロペロ
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:45:20.65 ID:NCDSn9AD0
俺もさやかに耳かきしてほしいです
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:45:29.92 ID:tebNdmu+0
恭介「昨日、志筑さんに告白されたよ」
さやか「……え?」
さやか「……あ~、仁美にね!うん!仁美か~」
さやか「やったじゃん恭介!仁美は顔良し・性格良し・お金持ちの超優良物件だからね!」
さやか「逆玉の勝ち組め!いよっ!おめでとう!」
恭介「断った」
さやか「おめでとう!おめで…え?」
恭介(おへそ側に僕の顔を向けるとかわかってるよなあ。さすがさやかだ)ハアハア クンカクンカ
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:47:44.56 ID:tebNdmu+0
恭介「僕が好きなのはさやか、君だけだ」
恭介「バイオリンを引けない僕だけど、君のことは一生支えてみせる」
恭介「……僕と真剣に付き合ってくれないか」キリッ
さやか「わ…私なんかでいいの……?」
恭介「さやかじゃなきゃ駄目なんだ」
さやか「き、恭介え~……!」ポロポロ グリグリ コリコリ コシュコシュ
恭介「あああッ!!イッちゃうよおおおッ!!」ビクビクビクゥ ビュルルッ
恭介(さやかの耳かきさえあればバイオリンなんてど~でもいい~ん!!)
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:50:52.61 ID:tebNdmu+0
シャルロッテの結界
さやか「マミさん達まだかなあ」クリクリ
QB「ああっ…も、もうしばらくかかるんじゃあないかなァ…」ピクピク
パカッ
シャル「……」
さやか「あ、孵っちゃった」
QB「!?」
QB(まずい…!今魔女に襲われたらひとたまりもない…!)
QB(不本意だが、こうなったら契約させるしか…!)
QB「さ、さやか」
さやか「あ、こっちに来た」クリクリ カリカリカリ
QB「あああああああ~」ウットリ
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:53:55.67 ID:tebNdmu+0
シャル「……」テクテクテク
シャル「……」ピタッ
QB「さ、さやか…早くけいやくけけきゃきゅいっ」ビクビク
シャル「……」
さやか「……もしかして、あなたも耳かきして欲しいの?」カリカリ
シャル「……」コクッ
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:56:10.94 ID:tebNdmu+0
マミ「暁美さんのせいで余計な時間を食ったわ!」ダダダダ
ほむら「あなたのせいでしょ!?」ダダダダ
まどか「さやかちゃん大丈夫!?」バンッ
さやか「ん?」クリクリ
シャル「……」ピクピク
まどほむマミ「へ?」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:58:20.75 ID:tebNdmu+0
ほむら「み、美樹さやか…あなた何をしているの」
さやか「魔女に耳かきしてる」クリクリ
マミ「危ないわ!早く離れて!」チャキッ
さやか「大丈夫ですよ。この子からはちっとも嫌な感じしませんし」カリカリ
シャル「……」ピクピク
シャル「…♪」シュワーン… ポトリ
まどか「あっ」
さやか「消えちゃった」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:00:56.45 ID:tebNdmu+0
ほむら(どういうこと…?耳かきしていたら魔女が消滅するなんて…)
マミ「ソウルジェムを浄化するだけじゃなく、魔女まで倒せるなんてスゴイわね…」
ほむら「ソウルジェムを浄化…?」
まどか「実はかくかくしかじかで」
ほむら「まどまどほむほむという訳ね」
ほむら(これは…チャンスかもしれない)
ほむら「キュゥべえ、杏子を呼んで来なさい。大事な話があるから」
QB「杏子のことまで知っているのか…。君は一体…?」
さやか「続きしてあげる」クリクリ
QB「アアオオーッ!!」ビクッ
ほむら「ひっ!」ビクッ
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:03:29.87 ID:tebNdmu+0
マミホーム
杏子「魔法少女は絶望すると魔女になっちまうだとおッ!?」
まどか「そんな…!」
ほむら「そこの白い珍獣は人類の敵よ」
マミ「QB本当なのッ!?」
QB「ささささ~あて、な、な、何のことやら…?」
QB(やべええええええ!!何このアウェイ感ッ!!)
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:05:55.26 ID:tebNdmu+0
マミ「うう…!こうなったら死ぬしか!」チャキッ
さやか「大丈夫ですよ。私が耳かきしてあげますから。えいっ」ポスッ カリカリ
マミ「あふうんっ!」ビクビクッ
杏子「てめえ…!ぶっ殺してやる!」チャキッ
ほむら「助太刀するわ」チャキッ
まどか「あ。私にも一丁貸して欲しいな」
ほむら「はいまどか」スッ
まどか「ほむらちゃんありがとう!」チャキッ
QB「ま、待ってくれ!僕達は新たな可能性を見つけたところなんだ!」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:08:06.04 ID:tebNdmu+0
~キュゥべえ弁解中~
杏子「母星のキュゥべえ全員がお互いの耳を掃除することで、感情エネルギーを発生させるねえ…」
QB「そ、そうだよ!この方法なら宇宙だけでなく、地球も救われる!」
ほむら「怪しいわね…本当に耳かきなんかでインキュベーターに感情が生まれるの?」
QB「本当だよ!事実、今の僕は感情豊かじゃないか!」
ほむら「そういえば……確かに今までよりもキモさが増してるわね」
杏子「……」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:10:55.96 ID:tebNdmu+0
杏子「…な、なあ。あたしはその浄化の現場に居合わせなかったから、まだ信じられないんだよ」
杏子「さやかって言ったっけ?あ…あたしにも…その……耳かきしてくんねーかな……?」
さやか「ん?いいよ」カリカリ
さやか「マミさんはこれでおしまいね」フッ
マミ「アヒィーッ!……う」ビクビクッ ガクッ
さやか「さっ!おいで!」ポンポン
杏子「お…おう!」ドキドキ
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:12:57.94 ID:tebNdmu+0
30分後
杏子「……」ピクピク
まどか「杏子ちゃん、大丈夫?」
さやか「あちゃ。またやり過ぎちゃった」
ほむら「お、恐ろしいわ……」ガクガク ブルブル
さやか「さっ。次は転校生の番だよ」ポンポン
ほむら「ひっ!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:15:09.41 ID:tebNdmu+0
ほむら「け、結構よ!グリーフシードはいっぱいあるから」
まどか「まあまあ。そんなこと言わないで」ガシッ グイッ
ほむら「まどか!?」
さやか「動くと危ないよ~」スッ ピトッ
ほむら「あ…ああ…」
さやか「十分汗かいてるみたいだね」
さやか「転校生は最初からクライマックスで行きまーす」カリカリカリカリッ クリクリクリクリッ コシュコシュッ カッカッ
ほむら「あああああああああああああああッ!!」ガクガクピーン
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:17:06.42 ID:tebNdmu+0
避難所
さやか「みんな大丈夫かな…」
まどか「だ、大丈夫だよ!」
QB「いや、状況は非常に厳しいと言わざるを得ないね」スッ
まどさや「キュゥべえ!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:19:56.26 ID:tebNdmu+0
QB「あの3人だけで倒すのは無理だろうね」
まどか「そんな…どうすればいいの…?」
さやか「……こうなったら私が行くしか…」
まどか「さやかちゃん!?」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:21:21.80 ID:h4jWxqcr0
さやさや?
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:21:40.65 ID:tebNdmu+0
さやか「たぶん、私の耳かきじゃなきゃワルプルギスの夜は倒せない」
QB「駄目だ駄目だ!死んだらどーする!?」
QB「ワルプルギスの夜は超ド級の魔女なんだ!」
QB「普通の人間であるさやかが近付くのは危険すぎる!」
QB「でも、このままじゃジリ貧なのも事実!」
QB「絶望した!さやかしかこの状況を打破できる者がいないなんて絶望した!」
まどか「えっと…私が魔法少女になろうか…?」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:23:50.70 ID:tebNdmu+0
さやか「駄目駄目。まどかはほむらの為にも普通の人間のままでいなきゃ」
さやか「ここはさやかちゃんに任せなさいって」
さやか「ほいっ」シャッ クリクリッ カカカカッ コシュシュシュッ カリリッ
まどか「うっ」バタッ
QB「まどか!?」
さやか「…ごめんね。私はまどかを、恭介を、みんなを守りたいんだ」
さやか「キュゥべえは私と一緒に来て。いよいよとなれば私も魔法少女になる…!」ガシッ
QB「ぐえっ」
さやか「お父さん…お母さん…恭介…まどか…」
さやか「行ってきます!」ダッ
まどか「さ…さやか…ちゃん……」ピクピク
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:26:17.89 ID:tebNdmu+0
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハ!」
杏子「ちくしょー…倒せる気がしねえ…」ゼーゼー
マミ「これ以上避難所に近付けるわけには…」ハーハー
ほむら「くっ…!」
ほむら(今度こそ…今度こそ行けると思ったのに…!)
ほむら(ここまで有利な状況でも倒せないとしたら…)
ほむら(私のしてることって無駄なの……?)ズズ…
さやか「こらこら。ソウルジェムが濁ってるよ?」クリクリッ
ほむら「あふんっ」シュワーン
杏子「さやか!?」
マミ「美樹さん!?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:28:19.83 ID:tebNdmu+0
ほむら「ば、馬鹿!なんで来たのよ!」
さやか「いやー。なんか苦戦してるってキュゥべえに聞いたから」
杏子「この!この!」ガンッ ガンッ
マミ「何やってんの!」ゲシッ ゲシッ
QB「ぎゃぴぃー!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:30:38.23 ID:tebNdmu+0
さやか「私も戦う…」スッ…
さやか「このさやかちゃん号で!!」キラン
ほむら「……戻れって言っても、あなたは聞かないわよね」
さやか「ほむらわかってるじゃん」
ほむら「……わかったわ」
ほむら「さやかのことは私達が守る!!」
ほむら「さやかは耳かきに集中しなさい…!!」
ほむら「マミ!!杏子!!」
杏子「ちっ…仕方ねえな!」チャキッ
マミ「全力でサポートするわ…!」チャキッ
QB「うぅ…」ボロボロ
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:32:56.12 ID:tebNdmu+0
さやか「拡声器ON!」ピー ガガガ
さやか『そこの魔女!この耳かきが目に入らぬかあ!』キラン
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハ!」ブンッ ブンッ
杏子「畜生!」シュバババッ
マミ「迎撃するわよ!」ドンドンドンドンッ
ほむら「くっ!」ドバシュッ ドバシュッ
さやか「わわっ!」ズテーン
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:34:47.64 ID:tebNdmu+0
杏子「ちっ…!これじゃあ持たねえぜ…!」ガガガガッ
マミ「あきらめない…あきらめない…!」バシュシュシュッ
ほむら「絶対にあきらめないんだからあーッ!!」バシュバシュ ドキュキュキュ ズガボシャグワシャ~
さやか「なんだよー!さやかちゃんの耳かきはめちゃんこ気持ち良いんだぞー!?」ポロポロ
さやか「心行くまでカリカリしてやるから暴れるの止めろーーーーッ!!」ポロッ
ピチョン…
QB(見えたッ…!水の一滴!)
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:36:48.39 ID:tebNdmu+0
使い魔達「……」
使い魔達「……」ヒューン
使い魔達「……」ボソボソ
ワルプルギスの魔女「キャハハハハハ…ハ?」
使い魔達「……」
ワルプルギスの夜「…………」
杏子「……?」
マミ「攻撃が止んだ……?」
ほむら「一体何が……」
さやか「……あの子達は……!」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:38:52.43 ID:tebNdmu+0
ワルプルギスの夜「……」シュルシュルシュルシュル
チビプルギス「……」トボトボ
杏子「ちっちゃくなった…」
マミ「こっちに来るわよ…」
ほむら「さやかの祈りが届いたの…?」
さやか「……んっ」
さやか「おいで!」
チビプルギス「……!」トテテテ
さやか「おっと」ボスッ
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:40:52.55 ID:tebNdmu+0
さやか「辛かったねえ……怖かったねえ……」ギュウ
さやか「今からお姉さんが耳かきしてあげるからね…」スッ…
さやか「お父さんやお母さん…みんながいる温かいところに行けるから…」ナデナデ クリクリ…
チビプルギス「……」ギュウ
さやか「もう…誰も傷付けなくていいからね…」カリカリ シュッシュッ クリクリ…
チビプルギス「……」ポロポロ
チビプルギス「……」スゥ…
さやか「……ばいばい」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:42:34.97 ID:tebNdmu+0
杏子「終わったのか…?」
マミ「終わったのね…?」
杏子マミ「ヘーイ!!」パシッ
ほむら「やった……」
ほむら「まどかも、マミも、杏子も……さやかも!」
ほむら「みんな無事なままワルプルギスの夜を乗り越えられた……!!」ポロポロ
さやか「あらら~。ほむらちゃんたら涙ポロポロ流しちゃってまあ」
ほむら「う…うるさい!」ポロポロ グシグシ
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:44:10.91 ID:tebNdmu+0
さやか「ほら、手あげて」グイッ
ほむら「……?」グシグシ
さやか「ハイタッチ!」ペショッ
ほむら「わっとと」
さやか「もー。手に力入れなきゃ駄目でしょー」
さやか「ほらっ、もう1回!」スッ
ほむら「……まったく…」スッ
さやほむ「ヘーイ!!」パシッ
まどか「私、超空気なんですけど」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:44:59.51 ID:iN7seAF2O
( ゚д゚)ポカーン
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:46:15.35 ID:tebNdmu+0
数日後
まどか「そっか…さやかちゃんが耳かきをした魔女達がね…」
さやか「うん。たぶん、話を付けてくれたんだと思うんだ」
さやか「たかが耳かきだけど、誰かを幸せにできるんだ」
さやか「魔女になっちゃった魔法少女にも安らぎを与えられるんだ」
さやか「だから……私は世界中の魔法少女に私の耳かきテクを教えて行きたい」
まどか「…うん」
まどか「応援するよ!」ティヒヒ
さやか「ありがと!」ナハハー
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:48:22.17 ID:tebNdmu+0
QB「お~いさやか~!」トテテテ
まどさや「キュゥべえ!」
さやか「どう?母星との手続きは上手く行ってる?」
QB「まあね。僕達でも使える試作型耳かきの1号機が完成したよ」
QB「でも、肝心の僕のテクがまだまだだ。」
QB「今、他のインキュベーターにフィードバックしても大した効果は望めないだろう」
QB「だから、今日も僕に耳かきを教えてよ!」
さやか「いいよ!放課後にマミさん家でね!」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:50:20.12 ID:tebNdmu+0
QB「もちろんその時は僕にも魅惑の耳かきをぷぎゅいっ!」ズンッ
ほむら「その必要はないわ」ファサッ
さやか「ほむら!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「さやか。今日は私に耳かきをしなさい」
まどか「え~?私の耳かきじゃ不満なの~?」
ほむら「え!?い、いえ…そういうわけじゃ…」
まどか「ティヒヒッ!冗談だよ!さやかちゃんの耳かき気持ち良いもんねえ」
ほむら「ごめんなさい…」
QB「うぐぐぐ……!」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:52:03.53 ID:tebNdmu+0
まどか「私もさやかちゃんに耳かき教えてもらおうかな」
ほむら「わ、私もまどかの為に…」
さやか「いいよ!」
杏子「あたしにも耳かきしてくれ!」シュタッ
QB「ぎゃあっ!」ズンッ
マミ「わ、私も!」シュタッ
QB「ひぎいっ!」ズズンッ
まどか「あ!私もして欲しい!」ダンダンッ
QB「ぎえぴーっ!」ギギギギ
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:53:37.36 ID:tebNdmu+0
さやか「おお!?さやかちゃんモテモテだね!?」
さやか「おっしゃー!全員まとめて相手になってやらあー!!」
まほマ杏「わーい!」キャッキャッ
QB「ガアアッ!!重いいッ!!あんこが出るゥー!!」
耳かきは世界を救う 終
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:54:26.59 ID:h4jWxqcr0
乙乙乙
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:54:45.38 ID:tebNdmu+0
ありがとうございました
耳かきオンリーで書けばよかった
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/02/12(日) 23:57:07.15 ID:WQdnFGWzO
乙乙
-------------
当ブログについて
※欄78さんありがとうです。
匠の技 最高級 煤竹耳かき2本組 | |
![]() | グリーンベル 売り上げランキング : 121 Amazonで詳しく見るby G-Tools |





読み物:まどか
お絵かき掲示板
画像掲示板
この記事へのコメント
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 13:56: :edit1
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 13:57: :edit耳かきとか俺にとっちゃ=痛みで恐怖でしか無いなあ…
でもさやかちゃんにだったら耳かきしてもらいたいお -
名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2012/02/19(日) 13:59: :edit耳かきやべえ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 14:03: :editさやCARを思い出すな
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 14:10: :edit書き手さんもぷん太さんも乙
耳かきストにはたまらないssだった
魔女かわええwww -
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 15:12: :editさやかちゃんのふとももにおにんにんはさみたいよぉ
-
名前: 名無しさん #-: 2012/02/19(日) 15:16: :edit生きとし生けるもの皆快楽を感じる部分はある
そうQBにも魔女にもSGにも… -
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 16:03: :edit耳かきSSが増えればそれはとっても素敵だなって
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 16:36: :edit耳が痒くなるSSだ……
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 18:24: :edit※2
俺も自分でやるのも他人にやられるのも恐怖だ
耳かき動画は好きなんだけど -
名前: 通常のナナシ #nsG9c25I: 2012/02/19(日) 19:53: :editギエピーwww
-
名前: 通常のナナシ #JalddpaA: 2012/02/19(日) 19:57: :edit面白かったけど意味無くQべえがぼこられたり冷遇されるネタ見るとうんざりするようになってきた
マミさんが口汚くボコッてたりするともうね -
名前: 通常のナナシ #-: 2012/02/19(日) 19:59: :edit雪が降ってるので、雪オナでもしよう。
-
名前: 名無し@まとめいと #-: 2012/02/19(日) 22:40: :edit確かに耳かきは気持ちいいけれどもwwww
-
名前: 名無しさん #-: 2012/02/20(月) 07:33: :edit( ゚д゚)ポカーン
-
名前: 通常のナナシ #T8j/uW3.: 2012/02/20(月) 09:53: :editドギャーンww懐かしいなw
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/03/03(土) 23:38: :edit次はさやか歯磨きでw
-
名前: 通常のナナシ #-: 2012/03/15(木) 23:30: :editあ゛~~~……

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.