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GPファイナルでダブル表彰台となった鍵山、佐藤　互いに高め合う2人

倉沢仁志
毎日新聞 2024/12/10 19:00（最終更新 12/16 11:26） 有料記事 1751文字
GPファイナル男子の表彰式後、メダルを手に笑顔の鍵山優真選手（左）と佐藤駿選手＝フランス・グルノーブルで2024年12月7日、猪飼健史撮影
GPファイナル男子の表彰式後、メダルを手に笑顔の鍵山優真選手（左）と佐藤駿選手＝フランス・グルノーブルで2024年12月7日、猪飼健史撮影

　フランス・グルノーブルで開催されたフィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ上位6人が争うGPファイナルで、男子は日本の鍵山優真選手（オリエンタルバイオ・中京大）が2位、佐藤駿選手（エームサービス・明大）が3位となった。2人がそろって出場したGPは2021年に同じ会場で行われたフランス大会以来、3年ぶり。認め合う同い年の2人にとっては収穫と課題を得た時間となった。

　再びそろって滑ったのも何かの縁だろう。それもシーズン前半の「世界一」を決める大会で。

　「駿と久々のGP、楽しみなんですよね」

　ショートプログラム（SP）前日の公式練習を終えた鍵山選手は、そう言って表情を緩めた。

　3年前は、…

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