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2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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「価格の優等生」豆腐も限界 相次ぐ値上げラッシュ 各党の対策は

豆腐の原材料となる大豆。米国産やカナダ産が多く、ウクライナ危機もあり高値水準が続く=青森県十和田市の太子食品工業十和田工場で2022年6月9日、町野幸撮影
豆腐の原材料となる大豆。米国産やカナダ産が多く、ウクライナ危機もあり高値水準が続く=青森県十和田市の太子食品工業十和田工場で2022年6月9日、町野幸撮影

 1丁100円以下で店頭に並ぶことが多い豆腐。長年、消費者にとって手ごろな価格に抑えられ、卵やモヤシと同じく「価格の優等生」と呼ばれてきた。だが、原材料など価格高騰の波が、ここにも押し寄せる。

深刻な大豆価格の上昇

 豆腐製造では国内屈指のメーカー「太子食品工業」は今年3月、約15年ぶりに豆腐など一部の商品を数円程度値上げした。過去にも危機はあったが経営努力で値上げは回避してきた。しかし、最近、中堅の同業他社で倒産するところが出ている。

 「原材料費、燃料費、物流費、包装費、電気代の値上がり、円安……。七重苦、いや十重苦くらいになっている」。青森県十和田市の田園地帯にある同社工場で6月9日、工藤茂雄社長(71)は苦々しい表情を浮かべた。創業82年の老舗企業だが「値上げをしないと会社がつぶれる」。すでに販売先と、夏に向けて再値上げの交渉も始めた。

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