
平均寿命の全国最下位が続く青森県が、ワースト脱却に向けた「だし活」に本腰を入れている。だしのうまみを生かした減塩料理を広めて長寿を目指す運動のことで、その背景には、雪国特有の塩辛い食事が生活習慣病につながっているとの危機感がある。減塩を促そうと県はオリジナルのだし商品の開発にまでこぎつけたが、果たして「短命県」の汚名返上なるか−−。【森健太郎】
「しょうゆドバッ、みそガバッにちょっと待った。食塩を毎日あと2グラム減らせば未来は変わる」。青森県八戸市内のスーパーで昨年11月25日、「だし活しよう!」と大書されたかっぽう着姿の三村申吾知事が熱弁を振るった。さらにPRソングに合わせてダンスを披露。買い物客は「漬物にもしょうゆをかける“しょっぱ口”は卒業しないとだめね」と、だし汁を試飲した。
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