~ 樹齢1500年 ~ 今年も春が早く訪れるようで、桜前線も着々と北上しています。今年は4月上旬に桜撮影を目的とした2泊3日ドライブ旅行を計画しました。いつもの車中泊ではなく、観光ホテルの連泊なので、今から楽しみです。さて、今回は3年前に撮影した岐阜県根尾谷の日本三大桜(五大桜とも・・)といわれる淡墨桜です。
2006年4月のある日、天気予報で晴れと予報されている日を狙って、初めて淡墨桜を見に行くことにした。前日の19時に道の駅「うすずみ桜の郷・ねお」に到着。うすずみ温泉四季彩館(ホテル)が併設されている道の駅で、大垣から国道157号、樽見鉄道・樽見駅を通り越し、福井県境に近いところにある。
到着したときはすでに真っ暗。途中で買ったコンビニ弁当を肴に、持参したビールと日本酒で乾杯。四季彩館の明るさと、観光バスで来た宿泊客の賑やかさが、暗い車中での妻との宴をわびしくさせる。そそくさと宴を切り上げて、早々に就寝した。
翌朝6時起床。熱いコーヒーと菓子パンで朝食を済まし、7時前に淡墨桜のある淡墨公園に到着した。公園に入ってまず目にはいるのが、本命の淡墨桜。早朝にもかかわらず、桜の周囲はすでに人がずらり。公園内には他の種類の桜(ソメイヨシノなど)が満開状態だが、その淡墨桜の存在感は他の桜を寄せ付けないすごさを感じる。そして、何か妖しい雰囲気さえ感じるのは私だけだろうか・・・。感じたとおりに撮れたかどうかは別として、思わずシャッターを切った写真が冒頭の1枚。さすが樹齢1500年以上だ。下の写真に写る幹の太さを見ても、その古木のすごさが分かる。
淡墨桜という名は、散り際の花びらの色が淡い墨色になることにちなんで付けられたとか・・・。何でも蕾のときはピンク、満開のときは白色、そして散り際に淡い墨色に色を変えるという特異な桜だそうだ。
● 樹齢を感じさせる堂々とした幹
● 春山をバックに1枚
● 公園内の満開の桜
● おまけ
大垣駅から樽見鉄道に乗って終点・樽見駅が淡墨公園の最寄の駅。その3つ手前の駅が日当(ひなた)駅。根尾川に架かる鉄橋と日当トンネルに挟まれた小さな駅。その駅の桜が素晴しい。鉄橋と桜、そしてトンネルとプラットホームと桜。それぞれの調和が何とも言えない。淡墨公園からの帰りの道で、何やら多くの車が駐車している。何かと思えば、そこは満開の桜にあふれた日当駅。注意して見なければ通り過ぎてしまうような駅。実際、通り過ぎてしまったが、何か気になるので思わず引き返してしまった。
その名の通り、太陽の光が燦々とふりそそぐ駅で約2時間、待ち構えて撮ったのが次の2枚。
● 鉄橋をバックに大垣からの列車
● トンネルをバックに樽見からの列車
日当駅の桜は全く予期していなかったので、すごく得をした感じだった。こういった思いもよらない出来事も、ドライブ旅行の楽しみだ。そんなことを思いながら帰路についた。
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テーマ:風景写真 - ジャンル:写真
- 2009/03/17(火) 20:09:39|
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