~ 資産の外貨保有率を何%までとするか? ~● 現時点の私の考えは、投資資産のほとんどを外貨に向けることです。理由は日本円の金利が低すぎることに尽きます。実際、現在投資している資産の90%は外貨です。ほとんどが米ドルとユーロです。その他、若干のカナダドル、NZ・豪ドルおよび新興国通貨があります。自分の全資産(固定資産を除く)の中で、投資資産の割合は約35%なので、全資産に対する外貨保有率は約30%強になります。この割合が適切か、そうでないかは分かりません。ただ、投資資産以外の資産(65%)は、すべてが元本保証のある国内金融商品(円)で保有していて、その資産と公的年金とで生涯暮らせていけるであろうということです(私の計算に間違いなければですが)。ということは、投資資産のすべてを外貨で保有しても、さほど問題ないのではと考えています。
● とは言うものの、やはりリスクはできるだけ避けないといけませんので、外貨保有率を下げていこうと考えています。その一つがFX投資です。現在保有している外国債券(生)の約半分をFXに振り替えて、少ない資金で現在と同じパフォーマンスを得ようと計画しています。そして、残りの外国債券を日本円に転換し、円資産として保有することによって、外貨保有率を下げていこうという考えです。もちろんFXですから、円高時の備えのために、この円資産は現金でキープしておかないといけません。そして、このキープした円資金を、将来に亘って保証金追加のために使うことが無ければ、つまりレバレッジを2倍程度にしておけば(100%保証金を追加しなくて済むとはいえませんが)、生債券の半分の資金で同額の外貨が買え、残りの半分の資金は拘束こそされますが、為替リスクから免れることができます。これで、外国債券を購入した場合と、表面上同程度の条件になります。ただ、FX投資である限り、円高が極度に進み、最悪キープしていた保証金をも追加入金して、実質レバレッジを1倍にしたとしても、マージンコールもかかりますし、ロスカットもされますので安心はできません。その点は、外国債券を現物で保有するのとは違います。外国債券を生で保有すれば、いくら円高が進んでも、債券発行体(国家や金融機関)が崩壊しない限り、円安に戻るまで保有し続けることができます。つまり、ロスカットされる心配はありません。
● このようなやり方で、外貨保有率を下げたことになるのかどうか疑問ですが、とりあえずトライしてみようと考え、現在少しずつ実行しています。円安時に外国債券やその利息分を少しずつ円に転換してFXの保証金として充当し、円高に戻ったときに、その保証金でFX外貨を買うということの繰り返しになります。かなり期間がかかり、管理も大変になるかもしれませんが、60歳到達まで(あと1年と少し)に終えてしまおうと考えている次第です。この方法が良いかどうか分かりませんが、生の外国債券に比べると手数料も安くて、利率(スワップ)もそれなりに高く、しかも期間が自由なので有利性があるのではと思っています。
● ただ、近頃は外貨を持たないことがリスクだとの考えもあります。つまり、日本円に偏ることなく、外貨を持つことによってリスクの軽減を図ろうという考えです。そのような考えに対して、自分としてどうするか、頭の整理もしておこうと思っています。
● あとは投資信託です。現在、外国債券型の投資信託を中心に保有していますが、今の日本の金利では、当分の間このままホールドということになります。外貨保有率を下げるには、国内株式型や国内公社債型にしていくことも考えられますが、日本株は為替相場よりもリスキーと考えており、公社債型は利率の面で論外だと考えています。従いまして、国内の金利が3%を超えるまで待って、国公社債を半分くらいポートフォリオに含めた投資信託か、ズバリ!公社債投信や国債などの円資産に切り替えていこうと思います。でも、もし実現してもかなり先の話になると思います・・・。
以上、結局のところ、外国通貨に頼らないと駄目なようです。
● 60歳からは、投資もほどほどにして、余暇時間をドライブ&フォトや他の趣味などで楽しもうと思っていますが、年がら年中ってわけにも行きません。やはり、日常の楽しみとして何か必要と思いますので、少しばかりの資金で株式とFXのキャピタルゲインを目的とした取引をしようかと考えています。そして、少しでも実益をあげることができれば最高です・・・ね。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/06/30(土) 22:29:50|
- 資産運用・管理
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~ 初孫誕生 ~私にも、とうとう初孫が誕生しました。約30年ぶりの新家族誕生です。内孫、男子です。母子共にすこぶる元気で、初産にしては、非常に安産だったようです。
嬉しいですねぇー。でも嬉しい反面、とうとうおじいちゃんになってしまったかと思うと、少々切なくなってしまうのは私だけでしょうか。まあ、嬉しさのほうが格段に大きいので、とにかく素直に喜びたいと思います。
おかげで、ここのところバタバタの連続で、つい最近やっと落ち着いたところです。しかし、落ち着いたところで、改めて孫の顔(写真ですが)を眺めてみると、ほんとに可愛いものです。自分の子供が誕生したときとは、ちょっと違った気分です。一番の違いは、子育てが伴わないことでしょうか。とにかく、可愛い、可愛いと手放しに喜べることが、嬉しさに拍車をかけているみたいです。
誕生記念として、
以前の記事に書きましたように、孫のための積立型ローコストファンドの購入を開始しました。我が家は、依然として無収入ですので、毎月僅かな積立金ですが、将来何かの足しになるかと思って、ささやかに始めました。年金が支給されるようになれば、増額しようと考えています。
そして、長い間どうしようかと思っていたデジカメを買いました。かたくなに、フィルム一眼レフカメラで固執していましたが、とうとう重い腰を上げて、買ってしまいました。孫の力は絶大です。近い将来、デジタル一眼レフをも買いたいと思い始めたのです。早いうちに、積立ファンドの増額とデジタル一眼レフの購入をライフプランとキャッシュフローに追加しておきます。
ところで、今回は人口約20万人都市の市民総合病院での出産だったのですが、なんと出産した日に生まれた赤ちゃんは孫一人だけだったのです。一週間ほど入院していましたが、ベビールームに並んだ赤ちゃんは最高で3人。ガラス越しに見たのは、ほとんどが我が家の孫一人でした。あまりにも少ないので、びっくりしてしまいました。
私たちの頃は、市民病院の大きなベビールームに何十人もの赤ちゃんがズラーっと並んでいたのを覚えています。この状況を見て、改めて少子化問題に悩んでいる日本の現状を再認識した次第です。これでは、日本の将来が危ぶまれるのは必至です。国としても真剣に、そして早急に抜本策を考えないといけないと思いました。
今、異なる問題で渦中にある年金制度は、どうなるのでしょうか。20年、30年先の日本を牽引する若い労働力に大きな影響はないのでしょうか。心配です・・・。
原因について、色々と言われていますが、この辺でそろそろ原因を特定して、的確な解決策を立てていくことが必要だと思います。既にその方向で進められていると思いますが、我々国民にとっては、早くその具体的な活動状況が感じられるようになりたいものです。
しかし、我が家の新家族はあと何人くらいかなぁ? 子供は3人もいるんですけどねェー!
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テーマ:嬉しいこと - ジャンル:ライフ
- 2007/06/22(金) 21:58:36|
- 生活・健康
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~ 外貨MMFから既発債券へ乗り換え ~円安が進行しています。外貨比率の高い我が家の投資資産にとっては「ありがたい」の一言です。特にNZドル、豪ドルが各々90円超え、100円超えを果たし、すこぶる堅調に推移しています。我が家の保有している外国債券は、米ドル建、豪ドル建、NZドル建(保有比率1:1:1)がほとんどを占めていますので、評価額が一段と高くなってきました。
先日(6月7日)、ニュージーランドの金利引き上げ発表を受けて、外貨MMFで眠っていたNZドルを債券に乗り換えました。丁度都合の良い既発NZ建債券が某大手証券にありましたので、金利引き上げ発表の翌日に外貨で購入しました。案の定、金利が少し上昇していました。
詳細な条件は下記の通りです。
ニュージーランドドル建債券
●利回り 8.04% (利上げ発表当日は7.95%)
●利率 6.05%
●販売価格 97.60
●残存期間 約1年4ヶ月
●償還日 2008年9月
●利払日 年2回(3月、9月)
例えば1万ドル購入する場合(実際に購入した金額とは違います)、購入に要する費用は、額面1万ドルに販売価格97.6(0.976)を乗じ、直近の利払日である2007年3月から購入時(6月8日)までの経過利息(131ドル)を加えた額の9891ドルになります。
10000ドル×0.976+131ドル = 9891ドル
償還日までに、以下の通り利息が得られます。
●利払い回数 3回(2007年9月、2008年3・9月)
●1回の利息 1万ドル×3.025%(6.05%÷2)×0・8(税引き)= 242ドル
●償還時までの利息合計 242×3回 = 726ドル
●利息分の外貨MMF(利率約6.9%)での運用利益 約20ドル
●利息合計 726ドル+20ドル = 746ドル
●償還時元利合計 1万ドル+746ドル = 10746ドル
つまり、購入価格9891ドルに対して、1年4ヶ月経過後10746ドル償還されることになり、税引き後の実質利回りは下記のとおりです。
(10746ドル-9891ドル)÷9891ドル = 8.64%
8.64%÷1.33(1年4ヶ月) = 6.5%(税引き後)
外貨MMFで放置した場合、利率が6.9%、税引後5.52%になりますので、上記の債券に乗り換えたほうが有利なことが分かります。但し、外貨MMFは変動金利ですので、近い将来金利上昇も考えられますが、税引後6.5%には届かないと考えています。
この税引後6.5%は、外貨ベースでの計算ですので、為替変動によりリターン率は上下します。NZドルが安くなっていれば、高くなるまで外貨MMFで運用するか、再度NZドル建債券を購入して、利益が十分出るまで待てば良いと考えています。
このような方法で、米ドル、豪ドルも円転換することなく、外貨のまま運用していこうと思っています。実際、数ヶ月前に、同様の方法で豪ドル建新発債券を購入しました。
ちなみに、現在保有している外国債券の平均購入レートは、下記の通りです。
・米ドル 110.11ドル
・豪ドル 78.68ドル
・NZドル 71.17ドル
いずれも現在のレートに比べて、かなりの余裕です。
為替相場の予測をするのは不可能に近いと思いますので、現状の余裕が将来に亘って継続するかどうか全く分かりません。しかし、外国通貨に投資しておられる方は、その人自身の考え方があるはずで、長期的に円高に向かうと考えている方、逆に円安に向かうと考えている方、色々でしょう。私は、今のところ後者の考え方を持っています。
今後、強力な円高局面が幾度もあると思いますが、いずれも短期的と考え、めげずに耐え忍ぶつもりです。
つい最近まで、償還された外国債券を円に転換して、FX投資の資金にしようと考えていました。しかし、FXの資金にするには一度円転換しないといけませんので、手数料(1%強)が無駄になってしまいます。数年前の安いレートで買った外貨を、そのまま外貨で保有してきましたので、せっかくですから円転せずに外貨MMFか外国債券で運用することにしました。そして、それにより得られた利息分を円転換して、FX投資の資金に充当して行こうと考えています。まあ、どちらが良いか分かりませんが、そうすることが私の性分に合っているようです。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/06/16(土) 22:12:04|
- 外国債券
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~ 再セットアップしたくな~い!! ~●現在使用しているパソコンは、昨年4月に更新して1年2ヶ月を迎えようとしています。連日、高稼働率でフル運転しております。ネット経由でいろいろなソフトをインストールするので、徐々に動きが重たくなってきました。特に起動時間がかなり長くなってしまったようです。
●また、インターネットエクスプローラー(以下IE)の動きが不安定で、途中でフリーズ(動きが止まる)したり、動作が不安定になったりしますので、再起動しながら使っていました。そしてもう一つ、電源遮断を行うと、遮断直前に訳の分からないエラーメッセージが表示されてから、そのまま電源が遮断されます。再度起動して使用しても、特に機能上差し支えないので、そのまま使用していました。
●メーカーのサポートディスクに問い合わせしようと思いますが、答えは多分「再セットアップしてください!!」だと思うので、電話する気にもなりません。現在のパソコンは、ハード的には何の問題もなく、今までいたって順調ですが、前のパソコンは購入したときから調子が悪く、その原因が1年も経過した後にHDが悪いと判明しました。それまで何回もサポートディスクに問い合わせしましたが、「再セットアップしてください!!」の一点張り。3回の再セットアップと2回サービスセンターに送り返して修理してもらいましたが、その甲斐も無く、結局2年半後にウンともスンとも言わなくなりました。メーカーへ問い合わせしたところ、多分マザーボードが異常で修理に5万円程度必要と言われました。もうその時はあきれ返って、修理する気にもならず、買い替えを決断しました。現在のパソコンは当然5年保証をつけています。でも保証をつけたら、あまり故障が起こらないんですよねー。
●そんなこんなで、今回は仕方なく再セットアップをやろうと思いましたが、その手間を考えるとどうしても決断が鈍り、何とかならないか色々調べてみました。
●まず起動時間短縮やエラーメッセージ対策としては、使わない常駐ソフトの削除とか、不要なサービスプログラム(他のプログラムをサポートする)の停止、およびディスククリーンアップ(ごみファイルの削除)やデフラグ(断片化されたファイルを連続化する)がすれば解消される可能性があるということで、先週の日曜日にやってみました。
●ほぼ1日かかりましたが、起動時間が約5分から3分半になり、IEの動きも、現在のところ一度もフリーズや動きがおかしくなるような現象は起きていません。またエラーメッセージもなくなりましたが、昨日の電源遮断時に、今まで表示されたことの無いメッセージが表示されました。これについては、機能上問題はないようですが、今日からまた対策を考えないといけないようです。
●しかし、よくよく考えてみますと、対策にほぼ1日かかったということは、再セットアップしても良かったのではないかな・・と、ふと思ってしまいました。
●まあ、パソコンと首をつき合わせている以上、こんなことは日常的なので、あまりイライラしないで、じっくり構えて行こうと思います。ハイ!
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/06/06(水) 20:29:07|
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