いよいよ2013年もあと数時間で終わろうとしています。
今年はちょっぴりですがブログアップできたことを喜んでおります。
投資成果の方も円安・株高が進み、投資家のほとんどの方々が潤われたことと思います。
お陰さまで我が家におきましても、リーマンショック後では最高の成績を収めことができました。
久しぶりに気分よく年が越せそうです。
『2013年12月30日現在の投資成績』
2013年のリターンが10.8%となり、年平均リターン率が2008年3月以来、5年9ケ月ぶりに目標の4%を超えました。
● コア投資資産(インデックスファンド10本の積立投資)
リーマンショック後の安い時期から少しずつ積み上げてきたことと、
今年の円安・株高により高いリターン率を示しています。
● サテライト資産(外貨投資80%、資産成長型投資信託 20%)
外国債券および外貨MMFの利息分と為替差益分が安定的に利益を獲得しています。
● 年金補填投資資産(定期分配型投資信託16本)
リーマンショック以前に投資した資産がの占める割合が大きいので、
ここにきてやっとそれなりの利益が出てきたようです。
さて話は変わりますが、来年から少額投資非課税制度(NISAニーサ)が導入されます。
各金融機関が口座獲得のために活発に動いています。私もあるネット証券にNISA口座を開設しました。ついでと言っては何ですが、妻の口座も開設いたしました。
ただ自分の投資スタイルにNISA口座をどのように活用していくか、まだ明確に決めていません。このNISA制度は利益が出て初めて非課税メリットが得られますが、もし損をしたら他の口座との損益通算ができません。また確定申告時の繰越損失制度の活用もできません。加えて10年後に非課税期間が終了する時、保有資産がマイナスになっている場合は、その時点の評価額が一般口座または特別口座での取得価額になります。従って実際に買った金額より安く売却しても、取得価額より高く売却すると実際は損しているのに課税されてしまいます(*1)。
これは投資するものにとって非常に悩ましい限りであります。
来年1月から株式と株式投資信託の譲渡所得や配当所得にかかる税率が、現行10.147%から20.315%へと約2倍になります。私の投資スタイルは、主に年金補填用として定期分配型投資信託に投資してその分配金を得ることであります。しかし税率が今までの2倍になると税引き後の分配金が減額となり、実質的な運用成果に大きく影響します。そうなると、NISA口座を活用することによって、たとえ少しでも税額を少なくしたいと考えるのが普通であります。
また、特別分配金には非課税制度が適用されないために、ほとんどの方はすべての分配金を普通分配金で受け取りたいと思っているはずです。しかし先のことはわからない投資の世界、すべて普通分配金で受け取りたいなんて欲張らないで、半分ぐらい非課税の恩恵を受けられたら上々と思えば難しいことを考えずに済みます。
ちなみに現在私が保有している分配型投信の今年の全分配回数のうち約75%が普通分配金でした。ただこれらはいずれも長期保有している投信のため個別元本が小さく(特別分配になりにくく)なっているので、比較的高い頻度で普通分配金になったと思っています。これからNISA口座に投資していくとすれば、ある程度高い頻度で普通分配金が受け取れるようになるまで少し期間(数年)がかかるかもしれません。
いずれにしても普通分配金・特別分配金云々に関してはどうしようもないことなので、投資開始から数年間は少しでも非課税の恩恵が受けられたら“ラッキー”と考えるようにしようと思っています。とはいえできるだけ特別分配金にはしたくないので、基準価額の変動が小さく長期に安定した運用成績の分配型投信を選ぼうと思っています。でもそのような投信は私にとってあまり魅力があるようには思えません。
そんなこんなで、最近はNISA口座用定期分配型投信の選択に毎日頭を悩ましているという状況です。
定期分配型投信以外では、インデックスファンドなどの積み立てに活用してはどうかということも考えられます。この場合も利益が出ていれば問題ないと思いますが、保有資産がマイナス状態で非課税期間が終わりますと、前述の(*1)と同様に、買った金額より安い金額で売却しても課税される可能性が出てきます。また非課税期間内でリバランスを行うと、売却した金額分が非課税枠から減額されますので、その年は100万円まで積み立てができなくなります。
ただ私の場合は年間100万円積み立てるほどの資金はありませんので、この点においては問題ないと思っていますが…..
個別株式や分配金のない資産成長型投資信託へのNISA制度活用も考えられますが、売り買いの下手な私にはうまく活用できるとは思えません。
以上色々と考えておりますが、私の投資スタイルから考えると、NISA口座では定期分配型投資信託を中心に活用するしかないだろうと思っています。
ややこしくてまとまりのない話になりましたが、とにかくNISA制度に関しては今後内容が変更される可能性もありますので注視していくとともに、じっくりと効果的な活用方法を考えていきたいと思います。
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今年も拙いブログにお越し頂きまして本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
よいお年を!! フランク
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2013/12/31(火) 17:43:17|
- 資産運用・管理
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