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フランクの ~早期退職~ ビフォー・アフター

・・・・・ライフプラン、ファイナンス活動により、「悠々自適」を目指す! ~早期退職を決行して「何とか自適」生活を送っているフランクの退職前・後のこまごました奮闘状況を書いて行きます。

フランクファンドの評価(9)

~ 積極的にかつ大胆に、そして慎重に ~


 皆さん、ご無沙汰しております。


 今夏の猛暑もさすがに10月入ると、徐々に沈静化してきました。ほぼ例年の気温に戻ってきたようです。さあ、これからは私の好きな紅葉シーズンが始まります。また、元気を出して、愛車であっちこっちの名所を回ってみようと思います。本格的シーズンまでもう少し時間がありますので、入念にプランニングをしていきます。


 さて投資環境ですが、こちらはいつまで経っても沈静化しない円高・株安が投資家の頭を押さえ続けています。先月中旬の6年半ぶりの政府為替介入も一時の安らぎを与えていただきましたが、びっくり水のような効果になってしまったようです。昨日はデフレ脱却に向けて、日銀が金融緩和としてゼロ金利政策を打ち出しました。これらの対策がどのようにこれから効いてくるのかよくわかりませんが、政府と日銀の今後の強力で効果的な連携を希望したいと思います。


 我がフランクファンドでありますが、2004年本格的に投資信託への投資に着手してから丸6年。今年から7年目に入っています。外国債券を対象にした定期分配型投資信託から始まり、新興国債券、国内外株式、世界リートなど対象とした投資信託まで対象を広げ、また外国の生債券をも手がけて順調な成果を上げていました。しかし、サブプライムローン問題が深刻化した2007年10月ごろから、徐々にその影響が現れ始めて下落の一途をたどり、2008年3月にはフランクファンドの目標リターン率である年4%を割りかけたため、それまでの保有していた投資信託の約半分を換金するという荒治療を行いました。そして、その半年後の同年9月にあの悪夢のようなリーマンショックを迎えてしまったのであります。その後4ヶ月間下落が続き、2009年1月26日に我がフランクファンドは年平均リターン率-2.12%という最底値を記録し、同年12月末には1.78%まで回復しました。そして2010年、マイナスリターンにはならないものの、1~2%の間で低位安定している状況であります。

年平均リターン率6



 現在のフランクファンドの資産構成比率と投資成績です。
7月26日付けと9月30日付の二つのデータを掲載しました。

●2010/7/26現在
資産構成比率


●2010/9/30現在
資産構成比率4

           赤字→7/16より上昇  白字→7/16より同じか減少  青字→新規組み入れ


(1)コア資産  インデックスファンドを中心とした積立投資資産(全10本) 長生きリスク対応
 現在は全投資資産に占める割合は少ないですが、18年後の我が家のコア資産として成長させて、長生きしたときに備えることにしています。順調に資産が増えており、僅かではありますが、プラスリターン(年平均リターン率0.7%)になりました。今後も70歳まで残り8年間、継続して積み立てを行い、70歳からの10年間の運用期間にバトンタッチさせていきます。

(2)サテライト資産  外国債券(生債券9本)、国内外株式・新興国対象の投資信託(全7本)
 利益追求を目的としており、外国債券はプラス、投資信託はマイナス、トータルで若干のプラス(年平均リターン率1.0%)と、今のところ芳しくない成績です。円高が収まれば大幅なプラスリターンが期待できますので、このまま継続保有します。

(3)年金補填
 日々の生活をより豊かにするため、定期分配型投資信託(全13本)を保有しています。
7/16以降、分配金を増やすために外国債券型投資信託からJ-REIT・世界REIT・バランス型投資信託3本に乗り換えました。これにより、毎月の分配金は乗り換え前に比べて夫婦二人のディナー1~2回分程度増えました。今後もより効率化を求めて、乗り換えなど積極的に行っていく予定です。



 さて、今後のみ見通しですが、私には相場の予測をする能力はありません。とにかく価格変動リスクを軽減するため徹底的に分散投資に努めて、あくまでも長期投資を基本とすることであります。私みたいな素人には、それ位しかできることはありません。


 2008年末に計画した我が家の投資資産のリターン率予算は、2009年、2010年、そして2011年の3年間は各々単年で-5%とおいています。3年間で単純に-15%です。昨年1年のリターン率は+11.9%、今年は現在-1.2%と単純平均で現状予実差は約+10%です。とうことは、来年1年間-25%になっても予算トントン(実際には細かい計算が必要です)ということになります。ちなみに2008年のリターン率は-24.5%でした。つまり、もう一度リーマンショックのような暴落があっても、何とか予算は確保できることになります。予算が甘いと言われればそのとおりですが、2008年末の投資に向ける自分自身の気持ちはかなり弱気になっていたことを思うと、甘くなるのもやむを得なかったと思います。


 ただ、あくまでも予算は予算。投資活動をしている限り、プラスリターンになるに越したことはありません。これからも、何もしないことがリスクだと考えて、積極的にかつ大胆に、そして慎重に投資活動を続けていきます。



 参考までに、リターン率の推移グラフを3種類に分けて、以下に示しておきます。

●コア資産  2008年12月以降
コア資産リターン率



●投資信託(サテライト資産の投資信託資産と年金補填資産を合算したもの) 2009年以降
投資信託リターン率


●サテライト資産の外国債券資産  2008年12月以降
外債リターン率10





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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー

  1. 2010/10/06(水) 22:15:31|
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