～ ６０歳以降に向けての準備 ～自分の専門領域では、ある現象が起これば、因果関係で次にどのような現象が起こるかが推定できます。しかし、専門外である経済関連は全く予測がつきません。金利が下がれば、不動産業界が儲かる。円安になれば、ハイテク産業や自動車業界が潤う。このようなことが、素人の私にピンとひらめくわけがないのです。つまり、為替でも株式でも相場が読めない。ファンダメンタル分析なんて絶対無理ということです。従いまして、現在の投資活動でのよりどころは、主として投資対象分散によるリスク回避と思っています。
投資活動を開始してから３年になりますが、当初より米ドル以外の外国通貨（特にオセアニア）が継続的に上昇しており、米ドルも２００５年から上昇に転じたので、今のところ時々下落場面がありますが、概ね好調な状況が続いています。しかし、外貨保有率の高い我が投資資産ですから、これがいったん円高に転じたら直ちに下落してしまいます。常に危機感を持って接していなければならないので、サラリーマン時代とは違ったストレスを感じていることも事実です。投資活動をしている限り当たり前のことですが、何とかもう少し楽な方法はないものかと常に思っています。日本円の金利が上がるのが一番ですが、そうなると今度はお金の値打ちが下がる心配がありますし・・・。難しいですね！
６０歳以降の「投資もほどほどに好きなことをしたい・・・」という目標達成のための準備として、今まで日常のメインジョブと位置づけていました個別の株式投資から撤退することにしました。退職後、今まで約３年間、継続してザラ場を毎日眺めながら売買をしてきましたが、先だっての世界同時株安を機に、すべての保有銘柄を売却しました。そして、取引していた証券会社から資金の大部分を引き上げる予定にしています。
約３年間の株式投資成績は、年間平均１０％弱のプラスでした。撤退してから既に２週間になりますが、毎日が非常に楽です。株価の上げ下げで気になるのは、数本所有している日本株式ファンドの行く末を思うだけで、元来長期投資と位置づけていますので一喜一憂することもなく、サラリーマン時代の持ち株に対する感覚程度になってきました。
一方のＦＸ投資ですが、これも先だっての円高を機にポジションを大幅に減らして（レバレッジを１．５倍以下に）、現物取引レベル程度まで落としました。それでも、現在保有している外国債券より１．５倍程度の利金を獲得できます。しかも、為替相場をほとんど意識しなくても済みます。元々、このような投資スタイルをＦＸに求めていましたので、少しずつ資金を増やしながら、この状態を維持して行きたいと思っています。
株式売却後の資金をどうするかについてはまだ決めたわけではありませんが、以前から買いたいと思っていたファンドへの新規投資と、生涯保有したいと思っている企業（２～３社）の株式購入資金にしていくつもりです。
ということで、地味な投資生活になりました。その分「ドライブ＆フォト」活動を中心に、好きなことを徐々に生活の中に取り入れていきたいと考えています。
そして、当面の課題であります「６０歳以降のライフプランニング」に本格的に着手していく予定です。
話は変わりますが、このところ毎日５ｋｍのウォーキングに励んでいます。そして、２週間に１回程度の頻度で、１５～２０ｋｍのウォーキング（ハイキングを言ったほうがいいかも・・・）を取り入れています。とは言っても、まだほんの数回程度なんですが、ぜんぜん減らない体重対策のため、夫婦共々がんばっていこうと思います。でも、正直な話、ウォーキング距離に比例して飲み食いの量が増えているようなので、本当にこれでいいのか？と二人で顔を見合わせている今日この頃です。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/03/24(土) 21:07:38|
- 資産運用・管理
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気象庁の間違いとかで、桜の開花予報が一部の地域で変更になりました。別に、そう騒ぎ立てることでもないと思います。いずれにしても、例年通り４月に入れば見頃になります。天候も入念にチェックして、暖かい晴れの日を選んで、今年も花見を楽しみたいと思っています。
本日は、久しぶりにつたない写真記事をアップしました。
大阪城とその周辺の桜です。いつも花より団子に走ってしまいますので、写真は二の次になってしまいます。写真は昨年の４月に撮影したものです。大阪の市内はこの時期、桜の一大イベントです。
大阪城やその周辺のことについては、
昨年の記事で書いていますので、参照していただければ幸いです。
そして、申し遅れましたが、花見に一番大事なもの。少し贅沢かもしれませんが、デパ地下の京都老舗料理屋のお花見弁当がオススメです。それと、お飲物もお忘れなく！
●大阪城
●大阪城公園より大阪ビジネスパーク
●水上バス（桜宮橋付近にて）
●大阪城とビジネスパーク（源八橋上より）
２００６年４月６日撮影FC2ブログランキング参加中！
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テーマ:桜 - ジャンル:写真
- 2007/03/17(土) 21:57:57|
- ドライブ＆フォト
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～ 積立型ローコストファンドも・・・ ～現在１４本の投資信託を保有しています。いや、先月１本追加しましたので、１５本になりました。最近、バランス型ファンドが増えてきていますが、私は自分なりに１５本の投資信託で、バランスをとっているつもりです。
１５本全体を１０，０００円で買ったとすると、現在は次のような成績になっています。
購入時の基準価額 １０，０００円とすると
現在の基準価額 １０，８００円
受け取った分配金 １，６００円（税引き後）
投資期間 ２．８年
現在は分配金１，６００円を受け取ったことになっていますので、１５本全体を８，４００円で買ったことになります。つまり、損益分岐点が８，４００円ということです。一方、現在の基準価額は１０，８００円になっていますので、その差が２，４００円です。期間は２年８ヶ月。２，４００円の内訳は、分配金受取分１，６００円、差益（含み益）分８００円ということになります。
つまり、２．８年前に１０，０００円投資して、現在は２，４００円の利益が出ており、そのうち１，６００円が分配されており（手元に現金で所有、実際はすでに使ってしまっていますが・・）、残り８００円が含み益状態にあるということです。率に直しますと、年平均８．６％の利益が上がっているということになり、そのうちの５．７％分が分配金として受け取ったということになります。
２．８年の分配金合計が１，６００円。エイヤ！で１年５００円。ざっと２０年で、資金回収。その頃、私の生涯も終焉近いか、既に終わっています。こんなものでしょうね！
こんなことを言っていますが、現在の含み益８００円が－１，６００円になってしまったら、すべての利益が吹っ飛んでしまい、分配金どころの騒ぎではなくなってしまいます。中身が投資性の金融商品ばかりですから、まったく普通に考えられることです。そう思うと、投資は怖いと思います。
分配金受取分の１，６００円を再投資していたら（非分配型、分配金を受け取らない）、複利効果でより大きな益が出ると思いますが、所得のない退職者としては、定期的に現金で受け取るほうが安心感が増すのであります。
とは言っても、１５本のうち毎月分配型は６本、隔月分配型が１本、３ヶ月ごとの分配型は３本、半年ごとの分配型が１本、残りの４本は年１回決算型（分配型ではありません）でして、一応少しは効率を考えて投資しているつもりです。ただし、手数料と信託報酬は立派に支払っています。これも、非効率と言われればそれまでですが、立派に支払っている分、自分自身が楽できていると思っています。
今回の円高と株安で、年平均の利益が、それ以前の１０％から８．６％まで落ちてしまいましたが、それでも今のところねらい通りの動きをしています。今後も、しっかりとした日常管理をしていくことで、リスク軽減に努めるつもりです。
一方、最近考え始めたことですが、ローコストのファンドを積立式で購入していこうかと思っています。現在の私は所得がありませんので、積立額は微々たるものになるかと思いますが、数年先に年金が支給されるようになれば、積立額を増やそうかなとも考えています。
なぜ退職者の私が今から資産形成するか？ということですが、孫たちの将来の何らかの資金のためです。何に使うか分かりませんが、何であれ、お金がかかることは間違いありません。ただ現在のところ、肝心の孫には、まだ一人も恵まれておりませんが・・・。その辺が、少しつらいところなのであります。銀行預金も考えましたが、やはり今の金利では、あまりにも情けないです。
まあ、単に毎月積み立てるだけですから、考えることは何もありません。楽です。（だと思います）
とにかく、投資に手をかけたくないというのが、私の本音であります。最近、安い契約金額でラップ口座を取り扱う証券会社もあるようなので、それでも良いかな？と思っているくらいです。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/03/10(土) 21:23:08|
- 投資信託
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～ 相場の回復はいまひとつのようです！ ～
おはようございます！
為替と株価、どちらも落ち着いてきたようですが、まだまだ何が起こるか分からない状況みたいです。
とりあえず、ＦＸは保証金そのままで、ポジションを半分に減らしました。当面、この状態でスワップのコツコツ狙いに専念します。
個別株の方は、予定通りポジションすべて閉じました。保有株ゼロです。
両方とも、当面はウォッチングのみとして、年末までに、ゆっくりと新しいポジションを取っていこうと考えています。
やはり、最近過熱状態だったのでしょうか？ びっくり水をかけられたかのようです。
そういえば、夏のそうめんなどをゆでるとき、歯ごたえ良くするために、沸騰した後にびっくり水を加えるらしいですが、何でも１回ではなく２回加えるのだそうです。コシの強い相場にするため！とか言って、２回目のびっくり水が加えられないようにしてほしいものです。
さて、マーケット相場ばかりにかまっていられません。昨日、気象庁から第１回目の桜開花予想が出ました。今年も、いよいよ桜前線が気になる季節となってしまいました。南の地方は暖かすぎて、桜の目覚めが悪く、逆に開花が遅くなるとか・・。自然界は色々と不思議な現象があるものです。
人間も寒い季節がなくて、暖かい日ばかりが続くと、ボーッとしたままかもしれませんね。
今週末は久しぶりに（正月以来）息子と飲めそうです。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/03/08(木) 07:34:47|
- 資産運用・管理
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～ 慎重な行動と静観 ～今回の下げは相当きついです。昨年の4月から5月にかけての急落よりもきついです。
昨年の急落はドル円とオセアニア通貨および日本株式が原因でしたが、今回は全通貨に対して円高でかつ全世界同時株安が重なった結果と言えます。
投資信託投資は長期保有と考えているため、特にアクションを起こすつもりはありませんでしたが、ＦＸ投資と個別株式投資と少々慌てました。ＦＸはポジションを減らしたくなかったので、ストップをかけていませんでした。そのため、評価損益が急速に悪化しましたので、保証金を追加して１．５倍にしました。これで何とか切り抜けようとしましたが、昨夜のニューヨーク市場が開いてからの一段下げで、少しだけ損切りせずにポジションを入れ替えました。しかし、本日色々考えてみましたところ、この急落を絶好のスワップポジション取りの機会と考えてアクションを起こそうと思うと、少し危険を伴うかもしれませんので、休み明けに保証金を１．５倍→２倍まで増やす予定です。この結果、レバレッジは２倍まで下がりますので、慎重にアクションを取っていくつもりです。
個別株については、現在のところ日経平均ほど下げていませんので（日経平均下げ率の半分程度の下げ）、休み明けから持ち株すべてにストップロス（逆指値）をかけて、一旦逃げようと思っています。これらがすべて約定した場合、残高は昨年末の４％アップとなり、何とか微益で収まりそうです。とにかく、一旦逃げて頭を冷やすつもりです。
投資信託と外国債券投資のリターン率は３％下がり、年平均リターン率に換算すると０．７５％の下げです。まあ、こちらは静観するしかありません。
休み明け、どうなるか分かりませんが、慎重に行動していきます。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2007/03/03(土) 20:37:04|
- 資産運用・管理
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