~ 5年間の投資成績 ~ 今年は順調なスタートを切りましたが、今週に入って円高・株安に振れてきました。
オバマ大統領の就任を間近に控え、来週は米国発のご祝儀相場となるやも知れません。もしそうなったとしても、全世界が問題だらけということで、長くは続かないと思われます。
まあ、ゆっくりと慌てずに、慎重に行きましょう。
さて、我が
フランクファンドの運用成績を振り返ってみました。2004年から外国債券や投資信託などを対象に本格的な投資に着手し、5年経過しました。運用成績を表す数値として、年平均リターン率を採用し管理してまいりました。その5年間の結果が、冒頭の生々しいチャートであります。
運よく円安・株高傾向が始まる少し前に投資に着手したことで、2005年半ばくらいから順調に推移してきました。年率8%を伺うような好調時も何度か経験しましたが、2007年10月を機にサブプライムローン問題で急降下の一途をたどりました。2008年3月、運用目標である4%を切ったということと、ドル円が100円を割ったということで、やむなく
投資信託の約50%を換金するという思い切った対応を実行しました。その後、5ヶ月ほど安定しておりましたが、8月末より徐々に円高・株安に振れ、結局9月中旬のリーマンショックを機に10月末までに大きく下落してしまいました。暴落といっても差し支えないでしょう。その後は為替、株価ともに不安定な状態が継続しているといった状況です。
フランクファンドの年平均リターン率も、昨年10月末にマイナスに転じたまま年末を迎えることとなり、結局-0.13%で終えました。累積リターン率に換算しますと、5年で-0.65%となり、5年間の運用成果としてはほぼゼロという結果となりました。つまり、投資してもしなくても同じだったということであります。まあ、大きくマイナスにならなかっただけ良しとすべきだと思っています。
ほぼゼロリターンで納まった要因として、
①投資に着手した時期が好かった。
②今年3月に投資信託の半分を換金した。
③低利率(税引後2%)ではあるが、元本保証に近い不動産ファンドを含めていた。
の3点だと考えています。投資着手時期が1年遅れたら、あるいは投資信託の半分を換金しなかったら、そして不動産ファンドに分散していなかったら、大幅なマイナスになったと思います。運が良かったとしか言いようがありません。
それと、主として分配型投資信託を保有し、常に分配金を現金化してきたことで、下落の影響が少しでも緩和されたということも要因の一つと考えています。
このように、昨年は換金や償還などでフランクファンドの中身が変わりました。現在の中身の状況は、下記の通りです。
2008年12月末 2007年9月末(*)
投資信託 66.9% 71.1%
投資信託(積立タイプ) 1.3%
外国債券(MMF含む) 15.8% 17.2%
不動産ファンド 11.7%
現金 16.0%
合計 100% 100%
(*)参照記事 →
フランクファンドの評価(6)● 投資信託の大半は定期分配型投資信託で、我が家では年金補助資産として位置づけており、今後継続して保有するつもりであります。分配型でないものは、新興国の株式や債券ファンド、及び外国株式ファンドが含まれていますが、これらは現在大幅に下落しており、今後の値上がりを期待しております。値上がり益が出るまでは換金するつもりはありません。
● 投資信託(積立)は、
長生きリスク対応として、これから10年間、70歳まで積み立て、その後10年間、80歳まで運用して、以後の長生きに備えようと考えています。
● 外国債券は、現在ほぼゼロリターン状態です。今後、円安が進むまでは継続保有とし、年平均リターン率が4%を越えた時点で売却するタイミングを探ります。
● 不動産ファンドは2008年末に無事償還されました。そのまま、投資準備金として現金(定期預金)で保有しています。
ということで、今後の投資活動としては、現在保有している定期分配型投資信託の買い増しと、インデックスファンドを中心とした数本の投資信託を対象に、小額ずつ積み立てていくことであります。
以上、世界同時不況が始まったばかりで、今後世界各国の景気対策が進んでいくと思われますが、景気回復への道のりは遠いようです。私のような微力な個人投資家は、とにかく持久戦に持ち込むこと以外に良策はありません。
結局、得意の我慢しかないみたいですね!
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2009/01/16(金) 23:04:24|
- 資産運用・管理
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