~ 待ち遠しかった年金 ~ 数ヶ月前、初の公的(厚生)年金が支給されました。
そして、60歳から支給される企業年金、個人年金2本の初回分も支給されました。
待ちに待った年金ですが、それだけ年齢を重ねたか思うと、ちょっと複雑な心境です。
でも、何はともあれ支給されるべき年金が無事に支給開始されたことは、喜ばしいことだと思っています。
さて、私が生涯年齢としている83歳までに、数年後に支給開始される個人年金も含めて、どの程度年金を受給できるか、その見込額を表とグラフにして見ました。
(注) 60歳で受け取る年金受給額を100としました。
妻の年金収入は含めていません。
個人年金2、3の金額はまだ決定していないので概算です。
64歳の年金受給額がピークを示しています。これは、5本の個人年金がすべて支給されることと、公的年金の加給年金部分が加わることによるものです。
60歳から76歳までの年金受給額は、生活していく上で特に問題ないと考えています。ただ、最後の個人年金の支給が終了する77歳以降の年金受給額は、60歳時点の100に対して66とかなり減少します。この年金受給額に妻の年金受給額を加えますと、生活するには十分だと思うのですが、やはりお金が少なくなるのは寂しく感じます。そこで長生きリスク対応として今年から開始した、主にインデックスファンドに投資する小額積立投資を振り当てる予定です。併せて、62歳から73歳までの比較的潤沢な年金収入があるときに、一部をカット(貯蓄)して、77歳以降に貼り付ける(補填)ということも考えています。いずれの方法も、これから色々と検討しながら決めていくつもりです。
30歳代後半から老後資金のことを考えて、こつこつと個人年金に精を出してきたことが、ここへ来てやっと日の目を見ることになりました。それも年金保険料を一括前払いすることにより、当時の高金利時代という恩恵を最大に活用できたのが、功を奏したと考えています。金利が極端に低下している現在では、リスク資産活用無しでは、とてもこの様には行かないでしょう。
上記の年金受給額は、私たち夫婦が現状生活を維持するための最低限必要な原資であります。生活費以外のレジャー費や趣味などにかかる費用、子供・孫たちへの支援費用、住居補修費、電化製品・車などの耐久消費財購入費用などは別途必要になります。これらにかかるお金は、今までの貯蓄に頼らなければいけません。この様に考えてみると、やはり公的年金だけでは満足のいく生活はとてもできないようです。しかし、そうかといって、公的年金をないがしろにすると、あとで後悔をすることになります。
以上、いろいろ考えてみますと、できるだけ早くから老後資金確保について取り組む必要があるということが分かります。退職までのライフプラン、退職後のライフプランを考えた上で、資金計画と運用方法を考えて、少しずつでも実行していくことが、老後生活の安定化につながることは間違いありません。
資金計画については、時間をかけて考えればできることです。しかし、運用方法については、現在の金利を考えるとリスク資産を組み入れない限り、目的を達することが困難と考えられるのは何とも悩ましいことです。
毎日まじめに働いて、決して無駄遣いせず、こつこつ蓄えても、安心した老後生活が送れるかどうか分からない・・・というのが、日本の現状です。家のローン、子供たちの教育費、そして自分たちの老後費用、これら3つの難題をどのように解決していけば良いのでしょうか? 当面は「さまよえる日本人」として、苦しい時代の中に埋没しなければいけないのでしょうか・・・?
こんなことを考えなくてもいい世の中になって欲しいものです。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2008/12/24(水) 21:23:32|
- 年金・保険
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