~ 併せて不動産ファンドも償還 ~ 先月、米ドル債券2本と不動産ファンド(国内)1本が償還されました。米ドル債券のほうは為替レートが買値より下がっていましたので、満期償還と途中売却(満期の約1週間前)のどちらが得か計算しましたところ、数百円の違いで途中売却の方が有利という結果が出ましたので、2本とも途中売却しました。
一方の不動産ファンドは、限りなく元本保証に近い商品だと勧められて、5年前の退職直後に購入しました。一応
フランクファンドの中に含まれており、償還までの約5年間、予定利率以上の利金が分配され、元本もきっちりと返金されました。
各々の詳細は下記の通りです。
米国国債(既発債)● 期間 4年11ヶ月
● 利率 3.375%
● 利払い 年2回
● 為替レート 購入時 108.3円 (売却時97.63円)
● 受取利金(外貨ベース) 元本の13.53%(税引き後)
● リターン率/年(外貨ベース) 2.75%(税引き後)
米ドル建て債券(新発債)● 期間 4年
● 利率 3.16%
● 利払い 年2回
● 為替レート 購入時 105.6円 (売却時97.61円)
● 受取利金(外貨ベース) 元本の10.11%(税引き後)
● リターン率/年(外貨ベース) 2.53%(税引き後)
いずれも為替レートが買値を割っていますので、当然のことながら外貨MMFに乗り換えて運用を継続しています。 今まで売却した豪ドルやNZドルの債券と比較しますと、外貨でのリターン率はかなり見劣りします。その上、今回の金融不安で米ドルの利下げが進行してしまい、これからの運用はあまり期待できません。為替差益が出るまで気長に待ちます。
不動産ファンド● 期間 4年11ヶ月
● 利払い 年1回
● 受取分配金 元本の9.11%(税引き後)
● リターン率/年 2.0%
発行会社が予定していた利率以上のリターンが得られました。返金された元本を同社の不動産ファンドに継続投資することも考えましたが、1口の投資金額が結構高く、原則として5年間換金できないという条件もあり、今回は見送ることにしました。このお金は元本割れが無いことを前提にしていますので、代わりの投資先としては公社債ぐらいしか考えられません。ただ、現在の公社債は利率面であまりにも魅力薄なのでどうしようかと考えていたところ、ある銀行が高利率の定期預金キャンペーンをしていましたので、早速預けることにしました。期間は5年で、利率は税引き後1.4%弱です。投資環境が悪いなかで、私にとって元本保証付きでのこの利率は御の字です。今後、有利な投資商品が見つかるまでの待機資金として小口に分けて預けました。
さて、このところの市場は不安定な状況が続いています。円高・株安にも慣れを感じるようになってしまいました。それほど大きくありませんが、フランクファンドもマイナス状態が続いています。景気回復にはかなりの期間を要すると思いますが、ここはひとつ得意の「我慢」で切り抜けるしかないようです。
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テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2008/12/07(日) 17:33:32|
- 外国債券
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