~ 退職後の夫婦二人生活の住居について考える...~父が他界し、子供たちが独立して夫婦二人になった現在、少々自宅が広すぎるようだ。以前から予測をしていたことだが、いざ実際にその状況になってみると、日増しにその思いが深くなってきている今日この頃だ。
我が家は5DKの2階建て。最盛期は夫婦の部屋、父の部屋、子供たちの部屋として2部屋、計4部屋。それにリビングとDKを加えて5DK。それが、現在は夫婦の部屋とリビングおよびDK以外の部屋はほとんど使用していない。つまり3部屋が使っていない状況だ。
ただ、最盛期時代からの家具や荷物がそのままの状態にしてあるので、いかにも誰かが使用しているかのように見える。
全員が同居している頃は、一家の主人として自分専用の部屋(書斎兼趣味室)としてもう1室欲しいと思い、40歳の頃に真剣に住宅を探した。色々な理由で残念ながら取得するまでには至らなかった。しかし、結果的にはそれが正解であったようだ。無理して購入しても、ローンを抱えるだけで、その広さに満足感が持てたのは、多分10年も無かったであろう。もし購入していたとしても、それ以後、徐々に同居家族が減ってきて、使わない部屋だけが増えていき、残ったローンが負担になってくるだけであっただろうと思うと、「ああ、良かったなあ」と安堵の感でいっぱいだ。
使わないとはいえ、部屋があれば掃除も必要となり、妻の負担も減ることは無い。使用していない部屋は、子供たちが帰ってきたときの寝室用として使用しているが、1年に数えるくらいしかなく、しかも3部屋を一度に使うこともめったに無いので、そのときだけのために部屋を置いておくのもあまり効率的ではないと思う。
今のところ、自宅住居をどうするかについて具体的な計画は無いが、できれば現住居の近くにこじんまりした2~3LDK程度のマンションが買えればいいのかなとも思っている。現住居を売却したら資金面はそれほどの負担は生じないと思うが、マンション生活は初めてなので、どのような問題が発生するか想像できないので、できれば今の家は当面そのままにしておきたい。そうなると、資金面でどうしても無理が生じる。一方、築30年以上の現在の家も、15年前に一度リフォームしたとはいえ、それなりに老朽化しており、今後住み続けるにしても、いずれはかなり手をかけないといけないようだ。建て替えという選択肢もあるが、現住居が一戸建てとはいえ住宅密集地の中にあるので、そう簡単にはいかないようである。もし実行するとなれば、かなりのエネルギーが自分に必要になると思われる。正直言ってそれだけのエネルギーが今の自分にあるとは思えない。何とも悩ましい限りで、いやはや困ったものである。
60歳以降のライフプランをここ2年間で作り上げる予定にしているが、住宅をどうするかがキーになりそうだ。これ如何によって、相当キャッシュフローが変わってくると思われる。
みなさん、家は大きくて広ければいいというものではありませんね。よ~く考えて、買うか借りるか決めたいものです。
退職から3年近く経過した今、そんなことを考えている今日この頃です。
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テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ
- 2006/07/13(木) 17:59:39|
- 生活・健康
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