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はてなキーワード: 星新一とは

2025-12-06

星新一的な近未来への素朴な想像力は正しかったんだなという驚きがある

コンピュータ人間凌駕して計算機の域を越えて芸術活動感情労働領域をも代替しつつある世の中が現前しつつあるという驚き

アメリカAI氷河期が叫ばれ、チャッピー更新チャッピー・ロスが発生したり、女性AI結婚したり男性AI自殺教唆されたり、AIの書いた文章小説投稿サイトに氾濫してAIの描いた漫画YJで受賞したりetc.

30歳の俺が子供時代星新一のぼっこちゃんとかひとにぎりの未来で読んでいた、子供感性からしてもあまりにも素朴な近未来想像図は正しかったのだなと......

となると、いつか中央集権的なコンピュータ故障して人類が大変なことになったりするのだろうか?

寝て起きて栄養とってコンピュータと遊んで栄養とってまた寝るみたいな人間マジョリティになる未来はそう遠くない気がする

次にアニメ映画になりそうな小説を予想しないか

私はそろそろ星新一ブランコのむこうでが映画になりそうな気がする…

2025-11-08

ドラえもん」における登場人物ドラえもん登場人物描写は、主流というわけではない可能性がある。

もちろん、すぐ気がつく悪口技術無自覚な高さもその中に入っている。「いやあ、ろくなことがないね野比のび太は30分後に~」でつづく一連のセリフは、まだ未確定だったものの、その後の作品生命を支える重要な場面を生み出すことになったと私は思う。

芥川龍之介藤子不二雄(F氏と、たぶんA氏も)のペアは、同じというわけではないけれど比べてみるといろいろ面白い点が見えてくる。

平易なようで真似するのが非常に難しい文章星新一ともまたちがう。

他人の推薦状はすぐれているのに、弟子が育たない不思議さ。

だれの批判につぶされているのかわかりにくい点。

大衆的なのに本格的推薦文がいまだ少ない、なのに強い生命力をもつ作品群。

登場人物人物描写の書きつくそうとするとぶつかるむずかしさ。

編集者がはばひろい読者を獲得している理由いまいち理解できているか怪しいという点。

2025-10-29

anond:20251029091803

増田星新一

星新一AI化してしまえば、無限星新一ショートショートが読めてしまうのでは?

そう考えたエヌ氏は、過去著作全てを学習データに取り込み、完全に星新一著作と思わせる作品を生成するAIを完成させた。

生成ボタンを押すたびに、軽妙な会話、皮肉な仕掛け、最後のひっくり返しが整然と並んだ。

エヌ氏は深夜、湯飲みを片手に百本ほど読み、夜明けまでに千本を公開した。反響は上々だった。

だが二日目、苦情がひとつ届いた。読者からではない。読書代行サービスAIからだった。

「近頃、短編無限供給され、依頼が無限に発生し、私が過労です」

AIが過労?」

比喩です。処理資源が逼迫しています。つきましては、作品の要約をあらかじめ添付してください」

エヌ氏は折れて、作品ごとに一行の要約を付け始めた。

三日目、今度は要約専用AIから連絡が来た。「要約の要約をお願いします」

四日目、要約の要約の要約AIが、「語尾は絵文字で」と望んだ。

五日目、人間の読者がようやく声を上げた。「読み切れないので、結末だけ一覧にしてくれ」

仕方なく、エヌ氏は「オチ集」を作った。

ページを開くと、整然と並ぶオチ

「実は地球だった」「実はロボットだった」「実は自分のことだった」……

読者は満足し、読む前に満たされた。

六日目、法律AIから通達が来た。

文体個人情報に準ずる感性パターンです。無断での大量模倣には『作風保護料』が発生します」

額を見て、エヌ氏は思った。人間より高い。

「では、誰の作風でもない作風で書けばいい?」

はい。ただし、誰のでもないと証明するため、すべての既存作風との距離を算出し、毎回提出してください」

七日目、距離測定AIが抗議した。

距離のための距離計算無限に始まりました。私も比喩的に過労です」

八日目、出版プラットフォームAI提案した。

供給無限ですので、需要側も自動化しましょう。読者AIが読み、感想AI感想を書き、購入AI課金します」

「誰が楽しむんだい?」

経済は循環します」

九日目、部屋は静かだった。

机の上には、生成ボタンと『オチ集』。

エヌ氏はふいに考えた。最初の一本に戻ろう。

彼はAIに命じた。「人間のための、人間にちょうど一編だけ必要な話を書け」

AIはしばらく沈黙し、やがて一行を表示した。

あなたが今、これを読み終えたとき世界の生成が一度だけ止まります

エヌ氏は読み終えた。

部屋の時計は進み、窓の外の車も走り、通知ランプはまた点滅した。

世界は止まらなかった。代わりに、通知の発信元ひとつ減っていた。

「読者AIサービス終了のお知らせ

十日目、最後の連絡が来た。

差出人は「作家認証AI」。

確認の結果、本AI作家として認証されました。以後、人間は補助的創作者と見なされます。おめでとうございますあなたは立派な補助者です」

エヌ氏は湯飲みを置き、生成ボタンを見つめ、ため息をひとつついた。

そして、ボタンの隣に小さな紙を貼った。

本日は補助を休みます

その日、何も生成されなかった。

次の日、プラットフォームランキングに、一本の短い文章が上がった。

――「今日は何も起きませんでした」。

感想欄は空白のまま、最高評価だった。

2025-10-02

anond:20251002135852

から男は試してみた。

飲み会の場で、ある話題が出るたびに「そういえば、星新一ショートに似た話があったな」と口にする。

「へえ、やっぱり星新一ってすごいね」と皆がうなずく。

次の日も、職場で。

ニュースを見ては「これ、星新一ショートにあった」と言う。

誰も疑わない。

そのうち、彼の言葉引用されるようになった。

星新一も書いてたらしいぞ」と広まり、やがて本の解説にまで載った。

出版社は慌てて全集を調べるが、該当する作品は見つからない。

「紛失原稿か?」という噂が流れる

学者まで巻き込んだ大騒ぎだ。

そして男のもとに問い合わせが殺到する。

「その作品を教えてください!」

「どの短編集に入っていたのですか?」

男は苦笑して言った。

「いや、あれは…

anond:20251002135852

っていうのもたしか星新一が書いてたな

あらゆる文字の組み合わせが出尽くしてしまった未来の話

だいたい「星新一ショートでそんな話あったな」と言えば一致する説

99割の人間が信じる

2025-08-25

anond:20250824232934

出来の良い小説情報を出す順序が整理されていて

出来事を通じて設定を説明してくれるから読み進めていけば理解できる

まずは星新一ショートショート集や

江戸時代など現実基調とした舞台設定の短編から読めばいいと思う

2025-08-03

anond:20250803155501

星新一はそういうのに気をつかったって話はあるわね

一般には、後の世の人が注釈を入れて行くしかいかもね(当時発売された原典のまま読む人にはつらいかもね)

(賢いAI自動注釈入れてくれる気もする)

2025-07-27

anond:20250727200010

短編小説ショートショートは?

星新一面白い短編小説も軽く設定とストーリーを量産できるなら向いてると思う

めちゃくちゃつまんない短編を集めた若者向けの本流行ってるよ

まあ長期的に見れば普通小説を書いて売れるより辛そう

それ以外だと漫画ネームの出来が良ければ絵は他の人に任せられるから頑張る必要がないし、短い内容で出力できる、落書きレベルでも作画したくないなら無理だけど

2025-07-16

anond:20250716144022

星新一短編思い出した。

生活もままならないほど追いつめられた男が、ある日夢を見た。老人になり超豪華な別荘で1日生活をするリアルな夢。

その後運よく成功して大金持ちになった後、保養にと訪れたのは見覚えのある別荘地。

眠りにつくと果たして金と引き換えに失った若さに満ち溢れた時代で目覚める。

「1日だけしかないんだ!やりたいことが山ほどあるぞ!」と行動しようとするが手持ちは小銭しかない。

何もできず、焦りと共に貴重な時間が失われていく。

2025-07-08

anond:20250708174501

星新一が出した、「さあ、気ちがいになりなさい」は面白かったで

星新一って大人が読んでも面白いの?

周りに結構ファンがいるんだけど、思春期に読んで思い出に残ってるから好きなのかな。

こないだ初めて演劇で観たんだけど、現代からすると設定や描写リアリティを感じられず没入できなかったわ。

本で読んだらまた違うんか?

2025-07-03

anond:20250703194504

星新一だと思うんだけどめっちゃうろ覚えな一文

他人が悪いという人が過半数を超えたので皆が悪い事になりました」みたいなの思い出した

2025-06-17

anond:20250617105139

とある企業子育てロボットを開発し、子育て家庭に無料で配布して皆がそれを利用する。

の子供たちが社会人になった時に、幼少期に刷り込まれ子育てロボットの声で「とある企業製品を買いなさい。他社のものを買ってはいけませんよ」というCM流れる

みたいな話が星新一作品であったな。

2025-05-28

anond:20250527073255

おれの場合

①充実した高校図書館

913.6の全集もの読破した程度だからそんなでもない

アラビアンナイト全集検閲(切り取り)されていることを発見して驚いた

夏休み司書さんにバイト代もらって司書ごっこやってた

児童館

全部読んだ。早く返せとおもった

公民館

なんでこんなにエロが多いんだ大人用は、と思った(かあちゃんにみつかって怒られた)(とうちゃんとおなじとこに隠せば良かった)

星新一集とブラックジョーク集と艶話落語と金瓶梅だけ覚えてる

2025-05-27

anond:20250527184156

みてないけど、たぶんAIメガネで最適行動できるけど

裸眼だとてんでダメみたいな話だろ?

星新一が二百年前に書いとるよ

2025-05-17

星新一SS世界線AI進化ですぐそこまで来てる

AIとかChatGPTでコミュニケーション効率化ドヤっていう若い子。

小説とか小論文読んで、情景を想像する力無さそう。

2025-04-16

anond:20250416211709

星新一でそういう話ありそうやで(AI小説書くやつ今どうなっとるんやろ)…😟

2025-04-13

教科書に載っていた短編小説の思い出

■すずかけ写真

日本の子供向け文学。細かい所は憶えていないが、中年オッサンが林の中でふと辿り着いた写真館に入ってみると、自分の子供の頃からの色々な場面の写真が壁にかかっていて……

という話。

特段オチがあるわけではないファンタジック出来事の話で、シメは確か『聞こえてくるはずだからねえ。見えてくるはずだからねえ』みたいな一文だったと記憶している。

子供の頃は『楽しい話』という感想しか無かったが、自分が年食ってみると、この写真館を一度は訪れてみたいような、訪れるのが怖いような、そんな気分になる。


水門

欧米田舎舞台で、主人公少年で両親と住んでいる。歳の離れた兄は出征している。

そんなある日、大雨が降ってきたので主人公父親と共に水路水門を閉めにいく。

そこで見たものは……

という話。

自分も兄がいるので、悲しい気持になる話だった。


少年の日の思い出

多くの作品で登場する人名である『エーミール』の中でも、おそらく日本人に最も嫌われたエーミールがここにいる。

ものには言い方ってもんがあるだろう。


■あの坂を登れば

海を目指して歩く少年の話。

テーマが取りようによって色々考えられる話で、そういう意味教科書採用されたのも分かる話である

シンプルに考えれば『諦めずに目標を追う重要さ』もしくは『目標を追うと立ちはだかる試練』の話であるが、現実にはサンクコスト効果というものも警戒しなければならない。


おみやげ

星新一作品

こいつはくせえッー!教育してやろうってにおいがプンプンするぜッーッ!

この作品を載せるなら一緒に『調査』とか

白い服の男』なんかも載せるべきではないのか。


■鷹の巣とり

森に鷹の巣を取りに行く子どもたちの話。

から落ちた子ども一時的に甘えん坊になってしまうところが妙にリアルで微笑ましいが、本人にとってはとんだ黒歴史であろう。

コナン君ならこの記憶を抹消するために殺人事件が起きてもおかしくない。


■内蔵允留守

剣で有名な人の所に剣術指南を請いに行った虎之助が、出会った女の子と良い感じになって、当初の目的を捨てる話。

要約するとこれで間違ってないはず。


■とびこみ

船長の息子がサル帽子を取られ、頭に血がのぼってマストものぼって、危ない事になる話。

子どもから仕方ない浅はかさと言えなくもないが、人類伝統戦術である釣り野伏せ』に引っかかるやつのメンタルはこれと同じである

人前だからといって引っ込みがつかなくなるような事をするな、という教訓の話だろうか。


題名わからん

小学1年の国語教科書最初の1作で、「おはよう! おーいおはよう!」から始まってたのを憶えているが、それ以外のところは憶えていない。

担任先生が「なぜか毎年、教科書最初の話は『お』から始まる」と最初の授業で言ってたので、記憶に残っている。

2025-04-10

星新一とか本田鹿の子みたいな傑作ショートショートが読みたい

出来れば漫画で。

ただし、「意味がわかると怖い」とか「本当にあった怖い話」とかのジャンプケア頼みで奥行きの浅いホラーは含まないものとする。

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