はてなキーワード: 巨峰とは
子供のころ、私は妹と何でも奪い合うようにして食べていた。
別に貧しかったわけではないけれど、美味しいものっていうのはやっぱり人気なもんで、おかずでもお肉からすぐになくなる。
いちごや桃や、メロンやスイカの甘いところなんかの果物は特に戦争のようだった。
両親は最初少しだけ食べては「あとは2人で食べていいよ」と私と妹に譲ってくれた。
大人になるとこんなに美味しい果物も少し食べたら満足するのかな?もっと食べたくならないのかな?私は妹と分けることすら本当は嫌なのに…と不思議だった。
大人になり一人暮らしをするようになってからは節約のために果物なんてほとんど食べなくなった。
毎日自炊をしてお弁当を職場に持参していたけど自分一人のために果物を買うことはなかった。
結婚してからは夫が好きな果物をたまに買っては一緒に食べるようになった。
そこでようやく私は果物が好きだったんだと思い出すくらい、そういや一人のときには食べていなかった。
あんなにひとり占めしたかったのに、大人が果物を食べないことが不思議だったのに、いつの間にか私もそういう大人になっていた。
久しぶりに食べた果物は美味しくて、食べるうちに子ども時代の餓鬼が起きたように夫相手でも遠慮なくバクバク食べた。
出産してからもそんな感じの生活が続いていたけど、子どもも1歳を過ぎると色々なものが食べられるようになってくる。
離乳食のバナナやりんごをニコニコして食べる子どもの顔を見るうちに、スーパーへ行く度果物コーナーをウロウロしては何かを買うようになっていた。
1パック600円とかする。
もちろんそれを即座にカゴに入れて買って帰った。
そのいちごは見切り品だけあって一部を取り除く必要があったけど大部分は食べられた。
そしてそのまま1パック子どもが丸々食べてしまったのだけど、何にも惜しくなかった自分に驚いた。
夏の巨峰なんか私は皮を剥くだけ剥いて、それを子どもが全部食べてしまってもちっとも惜しくなかった。
その時初めていつも両親が少ししか果物を食べなかった理由がわかった気がした。
子どもは最近私達にも分けてくれようとするようになったけど、その目が「本当は自分が食べたいんだけど…」と言っているので笑ってしまい「ありがとうね、でも全部食べていいよ」と言ってしまう。
本当にちっとも惜しくないのが不思議だ。夫相手なら全然惜しいし、全力で争うのに。
春先に実家に帰ると4パックとか6パックとかのいちごが買ってあって、それぞれ違う種類で食べ比べできるようになっていた。
それだけあると私も両親もみんなで食べてもいちごでお腹がいっぱいになるほどだった。
子どもが産まれてからというもの、自分の子を飢えさせない、美味しいものを食べさせたいという本能?が私にもあったことに驚いた。
けどそれは備わっていたんじゃなくて両親から学習していたんだ。
「2人で食べていいよ」と言ってくれる両親の顔を見ながら。
いつか私も私もスーパーで全種類のいちごを買い占める日が来るのだろうか。
安心の住処にたまに出るあいつ、招いてもいないのにいつの間にかどこからか、長い触角を揺らし、ガソリンを塗りたくったような人工的なテカテカの体をもつあの生き物のことを、現代日本で知らない人はまずいないだろう。
一人暮らしの敵、家族で住んでても敵の、Gの呼び名で呼ばれるあれだ。
名前を冠した噴射タイプの殺虫剤、「巣まで皆殺し!」とかいう物騒なキャッチフレーズの置型殺虫剤は広く知れ渡り、恐怖と憎しみを一心に受ける虫だ。
メスのカブトムシやカナブンもほとんど同じ見た目をしているくせに、あの平べったいからだと長い触覚、何より自宅に現れるという点でこれだけ嫌われるというのもなかなか可哀想な話だ。
たしか中学生。夕方頃。いつものようにリビングにいて、ちょっとそこまでと廊下に出たときだった。普段はスリッパを履いているが、ほんの10mの移動だからと一瞬の素足の瞬間だった。
ぐねり
こう表現するのがおそらく一番近い。左足の土踏まずのあたりで何かを踏みつけた。土踏まずの部分は名の通りペッタリと地面を踏む形でなく半円状の空間ができるが、そこに”何か”はベストフィットした。
なんか踏んだな、とは感じたものの、そこまで硬いものではなく重力に従って私の足は踏み降ろされ、その勢いのまま
ずりゅん
”何か”がズレた。
巨峰くらいの大きさの粒から若干水分が抜けて薄くなり、それをまるごと踏みつけてしまった。ズレた感覚は皮から実が押し出されたのだろうと直感的に感じた。それまでの人生で一番近い感覚がぶどうだった。
あってるけど合ってない。
あとはそのまま、足を退けて目に入った明らかに果物とは違う毛の生えた脚に自分でもよくわからない叫び声を上げて垂直に飛び上がった。
叫び声を聞きつけた家族が跳ねる私と事故現場を見て混乱していたが、説明している余裕なんてない。
感覚を振り払いたくてビョンビョンと飛び跳ねながら風呂場に直行し、足裏を風呂掃除用の硬いブラシで力を込めて擦った。おいてあった掃除用洗剤やらアルコールやらをぶっかけて風呂椅子に腰掛けて片足の裏を半泣きで覗き込み、一心不乱にこすり洗いをする姿を自分で俯瞰して、そういう妖怪のようだと一瞬思った。砕けたパーツがくっついていなかったのが不幸中の幸いとでも言うべきか。
気の済むまで洗って風呂を出ると事故現場はもう無かった。聞けば兄が後処理をしてくれたという。「バラバラだったわ〜」とのコメントは余計だが、見なくて済んだのはありがたい。身体部分と羽部分が分離していたといい、つまり、あのときの「ずりゅん」は上から斜めに力が加わったことでソレが分解された感覚だったのだ。ぶどうと思った厚みと感覚の納得感とともにあの類の甲虫を踏むのはぶどうを踏むときに似ているという本当に要らない記憶が残った。
余談だがその後しばらくはひたすらインターネットで同じ体験を検索し、よくあることだと自分を納得させた。調べた中で多かったのは靴の中に潜んでて気づかず踏んでしまうケース。出勤前に勢いよく踏み抜いて「パンッ!」と音とともに弾けさせてしまった人もいた。スリッパの中にいたとの投稿もいくつか見られた。しかし、ネットをいくら探しても私と同じ生足で踏み抜いた人はいなかった。あれはゴキブリの警戒心と人間の迂闊さが合わさった一瞬の奇跡の出来事だったのだ。そんなレアな体験をしたいと頼んだ覚えはないのだが。
無理なお願いとはわかっているが、基本的に警戒心が強く薄べったくて危険からの反応速度が0.11秒とも言われる奴らのくせに、人間が必ず使う箇所に隠れるのはお互いのためにやめていただきたい。こちらも無駄に命を奪ってしまった罪悪感が残り、「力が強すぎてちょっとのことで人間を殺してしまう巨人」の気持ちはきっとこんな感じなのだろう。
以上、ゴキブリを素足で踏んだときの感覚は半乾きのぶどうを踏んだときと同じである。この文章を読んだ方もその感覚を想像してみてもらえると、あの時の私も浮かばれる気がする。
変な名前の付いたこんなパン屋さんだって思わないだろうって名前大喜利している例のパン屋さんじゃない系の
ショーケースには美味しそうなスタメン揃っていたわよ!
私は初回1発目だからまだここの味の良さに気付いてない分かっていないのかも知れないけど、
サンドイッチ、
うーん確かにボリュームはあってボリューミーなのは間違いないんだけど
ただ、ただよ、
ノーライフノータマゴサンドイッチな私にはとても常食として気軽に買えるものではない特別なときに買おうかしらってなレヴェルの特別タマゴサンドだと思ったのね。
でも、でもよ。
お店のイキフンが可愛くて、
ショーケースには黄色いタマゴサンドがいっぱい陳列されていて、
それだけで
味の美味しさのハードルが上がりまくるじゃない。
でも一口食べたら、
あれ?これ美味しいのかしら?って首をかしげるレヴェル。
たいていの美味しいパン屋さんって
一口目で
美味い!美味い!美味い!美味い!美味い!美味い!美味い!美味い!美味い!美味い!
って美味いって何回言ったでしょ?
じゃ?ここは?
肘!!!って
美味しい!って言えるんだけど、
なんか、あれ?って首をかしげ思うほどのレヴェルのタマゴサンドで
ちょっとハードルが上がりきっているってせいもあるかも知れないけど、
もうこのお店は要注意だわって思ったの。
たまたま私が言った回のスタメンのタマゴサンドは製造何日か経っていてくたびれていたのかしら?
お店行ったときお客さんは私一人で
これ人件費と固定費と家賃の味がするタマゴサンドなのかしら?って
そう思うと人件費と家賃の味としてはなるほどなぁって頷ける味で、
だから、
なにげなく立ち寄ったマーケットの全然知らないパン屋さんのタマゴサンドを買って食べたときが
美味い!って略すけど
10回言ってその場で10回クイズを出せるレヴェルでここはどこ?って
膝!って引っかけ問題を喰らいそうなのよ。
だから、
そのサンドイッチ屋さんは
お店のイキフンでサンドイッチのハードルが上がりすぎているのよ。
サンドイッチにハードルがいらないわってことが実証されたわけね。
これが街で不意にで会う美味しいサンドイッチの秘訣かもしれないわ。
勉強になったわ。
私がいつも朝ご飯で食べている、
それ値段もくりびつぎょうてんな98円なのよ。
おそろしくない?
あとさ、
味も道の味に対しての色々な味を知る修行を私はしていない食の師匠ではないから、
もしかしたらその私の舌のレヴェルが
そのタマゴサンドの美味さには追いついてなかったのかも知れないわ。
私の知らない世の中のもっと強いタマゴサンドに出会えて嬉しいわ!
このお店は一発でダメだ!って言わないで、
たぶんそのショーケースのスタメンのタマゴサンドのコンディションも良し悪しあっただろうし、
私のサンドイッチの舌レヴェルを上げる稽古相手には充分良い相手なのかも知れないし、
やっぱり再び買ってリピしてリピートして食べてみるのもまた一興かな?って
私も
信じられる喜びを~って
ベーコンレタストマトサンドイッチをテイクアウトニューヨークスタイルよろしく片手に持ち食べながら、
うふふ。
こっちの方が断然美味しいわ。
食べ慣れてるせいもあるかも知れないし、
買いやすさ、値段、味のレーダーチャートグラフで5万点ぐらい叩き出しているので、
マスカットもらったんだけど、
一房食べきるのは一房過ぎるので、
葡萄って高いからなかなか手が出せなくて高くて買えないのよね。
どうせあの葡萄は酸っぱいのよ!
ってキツネさんが言いそうなレヴェルで僻んじゃいそうなぐらい本当は買って食べたい巨峰かな、
巨峰も美味しいわよね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
巨峰🍇はとてもおいしい。
ネコチャンです
こないだは、
雨漏りのための
をして
雨漏り補修材を2度塗りましたニャ。
今日は
またもやマスキングをして
午前中は日差しが強いニャので
昨日雨が降ってたので
雨の日の翌日はやや抜きやすい👍
そして
門のところに
🦀カニさんが居ましたニャ。
動かないのは死んだふりしてた。ふりすんなよwww
ということで、そのまま見逃しちゃったけど
近所のわんぱくお子様たちがいたら
飼いたがるだろうなー。
午後。
ベランダにマスキングするためにジャージに着替えただけでも暑い。
そして午前中の熱線が~。
途中でへらを替えたらやりやすくなり。
両親の世話しながら塗った雨漏り補修材の
数年前の塗ったあとが生々しい上に
コンクリで溝を埋める……。
なんとか数時間で出来て
さっきみにいったら
ちゃんと固まってました。
なんでもそうだけど、
作業の後の片付けと
お昼は
夜は
緑茶たくさん
おやつがわりに
【ご予定】
明日は
手すりの下塗り
をします。