「ポカリ」を含む日記

はてなキーワード: ポカリとは

2024-09-26

■「ポスト アポカリプス」って言いづらいから略称決めよう

ポカリとかどうよ？

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2024-08-28

■anond:20240828002410

朝に記事を読んで、午前中ずっともやもやしてたのを昼休み中に急いで文章にした。

読みづらいだろうしはてな界隈に愛想尽かしてそうなので、もう読んでないかもしれないけれど一度走り出した思考をアウトプットしちゃったので書き捨てておく。

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子どもを3人育て上げたの偉い。元増田も奥さんも
ただ稼げばいい元増田とは違って、女性は妊娠した時から『良き母親』を全方位から求められる。母親なのにその格好？母親なのにその趣味？それ食べていいの？帰らなくていいの？遊んでていいの？仕事してていいの？その育児法でいいの？子ども泣かせてていいの？
実際に言われることはなくても、自分で想定した脳内世間が自分を俯瞰して注意してくる。自縄自縛だけれど、ひとつ間違えば死んでしまうかもしれない、死なないまでも将来大きな悪影響を及ぼしてしまうかもしれない可能性を自分一人で背負いきれない
元増田は独身の時から結婚後、子育て中にも一貫して働いて稼いでいれば良かった。辛かったこともあっただろうけれどやりがいもあったと思う。そして毎月、給料という『報酬』を得ていた。妻にとってもその報酬の半分または一部は自分のもの……と思えたらいいんだけれど、「俺は資金調達。お前は実働部隊」とはっきり分けられたら、その拠り所は使えない。(私は会社の事務員やってて思ったけれど、与えられた役割を全うしてても、営業や資金調達部門の人に逆らえないの辛い。営業が仕事を取ってきて、営業資金を調達してきてやっと事務の仕事が発生する。なんだったらAIに置き換えられそうな危うい仕事で肩身も狭い。例え実態がそうだったとしても「稼ぎ頭is俺！」って主張した時点で相手のあらゆる反論を防ぐワイルドカードでもあり、横暴性を含んでいることは自覚してほしい)
おそらく孤独だったんだと思う。母親には定期的に評価される機会は少ない
育児のひとつひとつにどれだけ元増田に相談していたかはわからない。微熱で病院に行くかどうか。いつから離乳食にするか、トイレトレーニングをいつ始めるか。はちみつは与えていいか(駄目です)、ポカリは？味の素やマーガリンは？今となっては大丈夫なものでも、20年前のネット上および母親間ではグレーな存在だった。ひとつひとつの決断に迷いながら、「多分、これ！」とおっかなびっくり決断して不安になりながら子育てしてたと思う。子どもそれぞれに正解が違う。時には日によって正解が変わる
複数人が集まって業務をこなす会社では、ある程度のルールがあり、正解・不正解も定義されている。そうじゃない部分も多いけれど、日常業務を回すのになるべく明確に分業化され、「自分はこの役割を負っていて、この部分までやればOK。ここまでやったら褒められる」という業務がわかりやすいのに対して、家事育児のやることは多彩すぎてプロジェクトも定義できないものも多く、あるいは単発で発生しては正解・不正解があやふやなものが多い。そしてそれぞれの大半は家族からのその日の気分の評価がころころ変わる。昨日食べていたキウイやりんごも、今日は一切の興味をなくしてフレンチトーストブームが到来していたり。夏休みの昼食用に麺類のバリエーションを用意していたら、「飽きた。ご飯が食べたい」と言われたり。栄養を考えて作った夕飯も「こんな暑い日はそうめんでしょ！」と号泣されて家出されたりする
その一つ一つのコミュニケーション不足による行き違いを「思いやりが足りないのでは？」と窘められるならたまったもんじゃない ← これは別記事の増田感想への言及。脱線した
昔読んだ育児書だったかに「子育てにとって重要なのは『何をしたか』ではなく『どれだけ一緒に居たか』だ」って書かれてて(出典思い出せない。ドキュメンタリー番組のコメントだったかも)、元増田の記事を読んで、これは子どもだけではなく、妻にとってもそうだったんじゃないかなって思った
いわゆる「解決して欲しいんじゃない。共感が欲しいんだ」の近似で、夜泣きをとめるでも、子どもの機嫌を直すでもなく、5分だけ10分だけでもいいから、布団から起き出して、あるいは観ているテレビから離れて一緒に苦労を分かち合って欲しかったのでは。もっとも本当に毎回5～10分だけやってきて「義理は果たした」とばかりに自分の世界へ戻られても、それはそれで恨みは買いそうだけれど
家庭運営の中で元増田の果たした役割は大きい。それはゆりぎない事実であり自分の中で誇っていい。同年代の男性たちと比べても比較的家庭にコミットしていたと思う。ただここで重要なのは『育児とは』というプロジェクトの定義やファクトじゃない
『イクメン』という言葉が生まれ、そこから子育て期の父親の在り方がどんどん変わっていった。今さら「お前の関わり方では今基準でまったく足りてなかった」と言われても困ると思う。奥さんにも、その時に都度「一緒に夜泣き対応して、飲み会いかないで、テレビを消して」など言えば良かったけれど、妻側だって違和感を覚えながら「そういうものかも」と飲み込んできて、今の風潮でやっと「あれって実は怒って良かったのでは？」と思えるようになって言語化できたわけで
前の記事で奥さんの話を「要点を得ない話し方だった」的なことを書いてたので、もともと言語化が得意なひとではなさそうだし。ただ言語化できないだけで、現象や気持ちはずっと頭の中をグルグルしてて、それを長年抱えていたんだと思う。事象は一つ、一回きりでも、出口がないまま反芻して、人は病んでいく。その人の中の『お気持ち』が『事実』に変換されていく
奥さんにとっては孤独を感じながらも子どもを一人で育て上げたという奥さんなりの事実があって、そこを「いいや、違う」と否定しては、より強いディスコミュニケーションを生んでしまう。長年抱えてきた辛かったことを「たったそれくらいのこと。ほんの数回程度」と過小評価されたら、今後は口に出さないまま恨みだけが蓄積されていくかもしれない
まずは自分の主張はちょっと脇においておいて(なかったことにはしなくていいです。タイミングを見計らって開陳し、「お前にはお前の。俺には俺の苦労があった」と労い合って下さい)、奥さんの辛かったことに耳を傾けていってはいかがでしょうか。文章を読む限り、元増田は言論で圧勝できる立場でその能力もあると思うので、反論はことさら控えめに。ディベートしようとしないで。ファクトにこだわらず、奥さんの気持ちに寄り添って
あと家族サービスについても旅行連れてって思い出つくってあげるのすごく偉いけれども、それだって「奥さんは家に残して『主婦の休日』させ、単独で子ども3人を行楽に連れて行った」とかじゃないなら、元増田一人の手柄じゃないからね？