「日本は安すぎる」 訪日客に二重価格導入増える
値上げ 変わる食卓の常識(4)
東京・江東にある公設の卸売り市場である豊洲市場の隣に2月に開業した「豊洲 千客万来」。約50の飲食店が軒を連ね連日、円安の恩恵を受けるインバウンド(訪日客)でにぎわう。しかし、市場で働く人や買い出しする人の姿はまばらだ。1万円のウニ丼など銀座すら超える価格設定が多いからだ。
家族で香港から来た馬英明は「日本の海鮮丼を食べるのが夢。地元の和食店でも5千円以上はする。安すぎるくらいだ」とトロやイクラ...
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