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脳型AIは自ら学ぶ、理研など開発へ データ枯渇に対応
Deep Tech 技術の地平
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脳の情報処理の仕組みを生かした脳型AI(人工知能)の開発が始まった。今のAIは良質な学習データの枯渇が懸念され、性能向上の限界点が指摘される。少ない情報で学び、人のように未知の課題に取り組めれば、汎用人工知能(AGI)と呼ばれる万能AIにつながる可能性がある。
「今後20年で子どものように成長する脳型AIを開発したい」。理化学研究所の磯村拓哉ユニットリーダーらはデジタル上に脳を再現する研究プロジ...