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ベトテル、新興国で5G通信網 「オープン」仕様で割安に
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【ハノイ=新田祐司】ベトナムの通信最大手ベトテルは米クアルコムと5G通信の基地局向け機器を共同開発した。複数メーカーの機器を使って通信網を構築する「オープンRAN」が注目を集めるなか、ベトナム国内でコスト競争力を磨き他の新興国市場に打って出る。
ベトテルは国防省傘下の国有企業だ。アフリカや南米など世界11カ国に進出し、携帯電話の契約数ではベトナムに加えカンボジアやミャンマーでもシェア首位とされる...