地元のホップで地ビール、生産者と消費者をつなぐ香り
編集委員 吉田 忠則
農産物の生産と消費の距離が遠くなったといわれるが、目をこらせば都市近郊にもたくさんの農地がある。そこで特色のある作物をつくったり、加工したりすれば、農業は消費者にとってより身近なものになる。
11月10日、東京都清瀬市の商店街で「ふれあいロード秋まつり2024」が開かれた。記者が向かった先は、その一角にある飲食店「レバニラ定食kei楽」。できたての地ビール(発泡酒)を取材するためだ。
生ビールを...
農政から先進農家、スマート農業、植物工場、さらにカリスマシェフや外食チェーンなど「食と農」に関するテーマを幅広く取材してきた。著書に「見えざる隣人」「農は甦る」「コメをやめる勇気」「農業崩壊」。中国の駐在経験も。
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