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2024年の美術 収蔵品×現代アーティスト、コラボの妙
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美術館が自前のコレクションや展示空間、地域性を生かした企画に見どころが多かった。
近年、よく目にするのがミュージアムの収蔵品と現代アーティストとのコラボ企画。アーティゾン美術館(東京・中央)が2020年の開館以来、毎年開催する「ジャム・セッション」展も、印象派や近現代美術を中心とする同館の石橋財団コレクションに気鋭の美術家が挑む企画だ。
今年は、本年のベネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示...