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パソコン生産を国内回帰 NECが「脱・中国依存」
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製造リショアリング(再上陸)――。ものづくりの拠点を自国に戻す動きが、日米で目立ってきた。空調製品の米スアレスやキャンプ用品の米コールマンが中国から米国に製造拠点を移管。米NCRや米キャタピラーにも同様の動きがある。背景にあるのは、「世界の工場」と呼ばれてきた中国の異変。人件費高騰や人手不足、さらには技術流出が、深刻な問題になりつつある。ただ、日本企業がリショアリングに踏み切るなら、円高が続く中、依然として数倍違う人件費の壁を乗り越えねばならない。NECブランドのパソコン事業を担うNECパーソナルコンピュータ(NECPC)の取り組みに、答えの1つがある。...
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