この記事は会員限定記事です
トヨタ、カイゼン効果1.3兆円 社長「執念のたまもの」
[会員限定記事]
トヨタ自動車の2014年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が1兆8000億円と前期比36%増え、過去最高だった08年3月期の約8割の水準まで回復する。背景にあるのが継続的に生産コストを削減する「カイゼン」効果だ。金融危機以降の5年で累計1兆3000億円規模に達し、足元の円高修正も相まって収益をけん引する。
「執念のたまもの」。8日の記者会見で豊田章男社長は前期の単独営業損益が、2421億円の黒...